▼ WPの本文 ▼
鮮やかなビビッドカラーから穏やかなペールカラー、頼れるベーシックカラーまで大豊作の今季。個性豊かなメンズノンノモデルたちが、注目ブランドのイチ押しカラーアイテムを着こなした。まるで音楽のように、ときに力強く、ときに叙情的に響く、色たちが織りなすハーモニーに耳を澄ませ!
MEN’S NON-NO MODEL×COLOR
正解着こなし10選
1-2.BROWN / KOTARO INAI & RIKU NAKATSUKA
[右]ジャンプスーツ(ヒューベント)¥59,400/アルファ PR Tシャツ(ザ ダファー アンド ネフューズ)¥14,850/イーライト
[左]シャツ¥48,400・パンツ¥62,700(ともにニューレーベル)/スタジオ ファブワーク Tシャツ¥13,200/エイチ ビューティー&ユース
軽くて華やかなブラウンで脱・黒ばかり着る自分。柿渋で染められたアイテムは、ひとつとして同じものがないのが魅力
[右]「つい黒に頼りがちなのでアースカラーに挑戦したい。こんなブラウンなら、ほどよく強さもあるけど軽やかで理想的。めざせ、色の魔術師!(笑)」(稲井)。細い糸を使ったタイプライター生地なので、かすかに光沢があり華やか。インナーの柄は、少しだけ見せて上品に。
[左]「僕はイエベなので、ブラウンはしっくりなじむ色。ワントーンコーデにすることで、落ち着きと上級者感の両方をゲット」(中塚)。シャツ、パンツともに日本固有の柿渋で染められているので、一点一点異なる表情を持つ。経年変化を楽しめるのもうれしい。
3.BLUE / YUDAI TOYODA
シャツ(ユーゲン)¥46,200/イデアス タンクトップ(ザ ダファー アンド ネフューズ)¥13,200/イーライト パンツ(ヒューベント)¥52,800/アルファ PR スニーカー/スタイリスト私物
ビビッドなカラーのアイテムは直球で
さらりとまとうのが潔くてカッコいい
「カラーアイテムって普段は着ないのですが、こんなふうに単色のアイテムを直球でさらりと着るのはカッコいい。ベーシックでクラシックなアイテムが好きなので、自分が実際に着るならレイヤードのアクセントにカラーを挟むコーディネートがしてみたいですね」(豊田)。1920年代のフレンチイブニングシャツをベースに再構築したバンドカラーシャツ。イタリアの高級ドレスシャツ生地を使った、しなやかな風合いが鮮やかな青をより一層引き立てる。衿ぐりからインナーをほんの少しのぞかせるのが気分。
4.YELLOW / RIO TAKAHASHI
Tシャツ(フィルメランジェ×スーパー エー マーケット)¥13,200/スーパー エー マーケット 青山 パンツ¥44,000/オーラリー 腰に巻いたニット(ヘリル)¥58,300/にしのや ヴィンテージの腕時計¥382,800/江口時計店
アメリカの古着屋にありそうなヴィンテージ感を
醸し出すいなたいイエロー
「明るい色を着るとテンションが上がる! 最近買ったカラーアイテムは、登山のときにはく黄色のスウェットパンツ。実は登山自体にもハマっていて、毎月行きたいくらいです。登りながら自問自答している時間が好き」(高橋)。世界各国のオーガニックコットンをブレンドしたリンガーTは、ヴィンテージのような雰囲気とムラ感がある。スーパー エー マーケット別注のイエローは、アメリカの古着屋にありそうないなたさが魅力だ。腰に巻いたニットで、カジュアルすぎない表情をプラス。
5-7.RED / RINTARO HINOTSU & RYOTO SHISAKA & KOKI NAKATANI
[右]シャツ(アルテリア)¥50,600/イーライト パンツ(グラフペーパー)¥30,800/アルファ PR 靴/スタイリスト私物 [中]ポロシャツ¥72,600/コウタグシケン Tシャツ(ストックホルム サーフボード クラブ)¥26,400/エドストローム オフィス パンツ¥41,800/スドーク カスタマー サポート 靴/スタイリスト私物 [左]Tシャツ(ブラームス)¥19,800/ワンダリズム パンツ(ウエストオーバーオールズ)¥46,200/ストール ショールーム 帽子(ナイン テイラー)¥19,800/スタジオ ファブワーク 靴/スタイリスト私物
肩の力を抜いてラフにカラーを着てみたい!
実は最強の色説ある!?
[右]「赤は一番好きな色。だってヒーローものだとリーダーの色ですから! 強めの色にもトライして挑戦的な春にしたい」(樋之津)。ヴィンテージのワークジャケットをベースに、ミリタリー要素をMIXしたシャツ。リネンの芯糸にレーヨンとポリエステルをカバーリングした素材で、発色がよくしなやか。[中]「レッドとターコイズのレイヤードが新鮮! 今まで色物は気合を入れて着るものでしたが、これからはラフに着てみたい」(四坂)。あえてビビッドカラー同士を重ねるのも、今年らしい。透け感のあるニットポロが適役。[左]「赤は苦手なトマトのイメージだったんですが(笑)、着てみると意外と落ち着く」(中谷)。シルク混コットン製のTシャツは、なめらかで品のある面持ち。パンツや小物にも赤を差して、まとまりのある印象に。
8.LIGHT BLUE / KAZUMA ANZAI
パンツ(グルメジーンズ)¥48,400/オーバーリバー ニット¥38,500/スドーク カスタマー サポート タンクトップ¥18,700/インターナショナルギャラリー ビームス 中にはいたパンツ(アンユーズド)¥25,300/アルファ PR 靴(フット・ザ・コーチャー)¥43,450/オーセンティック・シュー&コー ソックス/スタイリスト私物
カラーアイテムは休日の特権!
アートを感じる場所にはいていきたい
「自分で運営するカフェの店頭に立つ毎日なので、普段はモノトーンのエプロンとパンツばかり。カラーを着ていると『休みだ!』って気分が盛り上がります(笑)。明るいブルーのパンツは、美術館などアートな場所にはいていきたい」(安西)。トレンドのクロップド丈パンツには、メッシュ素材のパンツをレイヤードし裾からちらりとのぞかせて抜け感をプラス。
9.KHAKI GREEN / KOJI MORIYA
トップス¥49,500・中に着たトップス¥28,600・中にはいたパンツ¥39,600(すべてゴールドウイン ゼロ)/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター パンツ¥18,700/ビームス 原宿 靴/スタイリスト私物
ストリートもモードもイケる、振り幅の広い色
「カーキはストリート感があるけど、カーキにブラックを合わせるとモードな印象にもなって多くの人に似合うので挑戦しやすいはず。僕もカーキに似た、オリーブグリーンやモスグリーンはよく着ます。このトップスはギミックが多くて、いろんな着こなしが楽しめそう」(守屋)。フロント、サイドがスナップボタンで開閉でき、フードと袖は取り外せる、変幻自在なウインドシェルシャツ。防風性に富んだ生地で機能面もばっちり。ベージュのインナーをのぞかせて軽やかなファンファーレを奏でよう。
10.NAVY / AKITSUGU TOMINAGA
ニット¥48,400/シーエフシーエル オモテサンドウ シャツ¥44,000・パンツ¥46,200/オーラリー その他/スタイリスト私物
カラーはまだ未知の領域!
似合う「自分だけの色」を早く見つけたい
「カラーアイテムは自分にとってはまだ未知の領域で、似合う色を探している途中。でも、ブルー系の色は買い物に行くとすすめてもらうことが多いので気になっています。なかでもネイビーは、ここぞというときに着る色。ネイビーのロングコートを持っているんですが、着ると背筋が伸びる気がします」(冨永)。ワッフル編みで透け感が夏らしいニット。ボックスシルエットにマルチカラーのリブがきいていて、遊び心たっぷり。多くの色を差しても受け止める度量の深さがネイビーにはある。シワ感のあるシャツとパンツを組み合わせ、表情豊かなコーディネートを楽しもう!
Photos:HOUMI SAKATA[SIGNO] Hair:hirokazu endo[OTA OFFICE] Make-up:Chihiro Yamada Stylist:So Matsukawa
Models:Akitsugu Tominaga Daina Matsui Daisuke Nakagawa Jin Suzuki Kazuma Anzai Keisuke Nakata Koji Moriya Koki Nakatani Kotaro Inai
Kouta Nomura Ouji Suzuka Riku Nakatsuka Rintaro Hinotsu Rio Takahashi Ryoto Shisaka Yudai Toyoda[They are MEN’S NON-NO models]
Cooperation:TOHO GAKUEN SCHOOL OF MUSIC Toho Gakuen Munetsugu Hall Ogikubo Junior High School Wind Orchestra Club
▲ WPの本文 ▲