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一過性のブームではなく、もはやファッションを語る上で欠かせないキーワードであるスニーカー。編集部が今もっとも気になるスニーカーから、服好きたちの愛用スニーカーまで、「白スニーカー」のみをまとめてお届け。ぜひショッピングや足もとの参考にしてみよう!
目次
▶ おしゃれな11人はメジャーブランドの白スニーカーをどう履く?
編集部が気になる白スニーカー6選
NIKE SPORTSWEAR
「NIKE AIR MAX PULSE EWT」
ロンドンの音楽シーンからインスピレーションを得て、アイコニックなエア マックスシリーズのデザインをベースに、アンダーグラウンドな雰囲気をプラスさせたナイキ「エア マックス パルス」。快適な履き心地のエア マックス 270を改良したNike Airクッショニングを搭載しているのがポイント。春はフレッシュなデザインかつ真っ白のスニーカーで優しい印象の足もとにしよう。
CONVERSE
「WEAPON OX」
「WEAPON CC OX」
1986年に登場したバスケットボールシューズ「WEAPON」が久々に再登場! クラシックなコートスタイルはそのままに、若い世代にも愛されるようカレッジカラーやディテールを現代風にアレンジ。ホワイトボディと生成りのアウトソールのルックスは、アメカジスタイルともスポーツスタイルとも相性抜群だ。
Reebok × atomos
× APPLE BUTTER STORE
「CLUB C 85 VINTAGE」
福岡のセレクトショップAPPLE BUTTER STOREと原宿のスニーカーカルチャーをリードするATMOSがタッグを組んだ「CLUB C 85 VINTAGE」のスペシャルコラボレーションモデル。伝統的なパイルライニング、シュータンラベルを採用しシンプルながらユニークな1足に仕上げた。アイコンパーツでもあるアッパーウインドウは本コラボレーションを象徴するスペシャルデザインになっているのもポイント。
SALOMON
「XT-SLATE」
岩場やトレイルの変化に富んだ風景から着想を得たサロモンのトレイルランニングシューズ「XT-SLATE」。アッパーはワッフル状の軽量な素材を採用し、自然の風景をエンボス加工したデザインがポイント。優れた安定性を発揮するAdvanced Chassis™ System、高いグリップ力を持つContagrip® アウトソールも搭載。岩場など自然から着想を得たデザインだが、近未来的な印象もあり都市で履いてもよく馴染む一足だ。
Y-3
「Y-3 GAZELLE」
アディダス「GAZELLE」に、Y-3のディテールを落とし込んだ一足。オールホワイトのスエードレザーアッパーというミニマムなデザインながら、シュータンとスリーストライプの横のロゴがさり気なく利いているのがいい。オーリーガードのようなラバーのデザインもY-3ならではのディテールで、長く愛せること間違いなしなスニーカーだ。
EYTYS
「Santos Leather Swan」
ジェネレーションY世代のマックスとジョナサンが手掛けるスウェーデンのファッションブランド、エイティーズの「Santos Leather Swan」。ソフトなナッパレザーをアッパーに使用。そこにスエードのトゥや柔軟性のあるガムソールというフットボールシューズのようなディテールを採用した一足は、フロントのギザギザのデザインが特徴的。オフホワイトのカラーも◎。
ブレイク必至の白スニーカー5選
adidas
「HANDBALL SPEZIAL」
スムースレザーのトウ部分にはスエードを重ね、奥行きと高級感もたっぷり。シュータンは折り返してもそのままでもOKな2WAY。
New Balance
「BB550」
80年代にリリースされた競技者向けバスケットボールシューズを復刻した「BB550」。ボリュームのあるソールところんとしたNのロゴが愛嬌たっぷり。
adidas
「ATTITUDE」
1986年に登場した「ATTITUDE」が復刻。くすんだ赤とオフホワイトの配色も絶妙だ。
PUMA
「SUEDE」
アイコンの「SUEDE」をシューレース、フォルムともに"ファット"化。
Y-3
「Country」
オール白×細いシェイプがモード。しなやかなレザーもうれしい。
エディターが買ってよかった
白スニーカー7選
《ナイキ エア フォース 1》
ナイキのカスタマイズサービス「Nike By You」。NIKEiD時代はちょくちょくお世話になっていたのですが、久しぶりに挑戦してみました。
カスタムできるモデルをバーっと見ていると、何故か今まで「エア フォース 1」を履いてこなかったという事実に気づき、勢いで選んでみることに。と、ここまではかなりスムーズだったのですが…配色が全然決まらない(笑)。
とりあえず1日寝かしてみたものの、納得の行く配色にたどり着かず、時間を溶かす有様。諦めかけた時に、ふと、中学生時代に買い物でもらったナイキのショッパーを思い出したんです。
曖昧なんですが(違っていたらすみません!)、確か真っ白いビニールにオレンジのスウッシュがシンプルに配置されていて。「アレだ!」と思ってやってみたら、めちゃくちゃイイ感じに仕上がりました(笑)。
で、数日後、なんとなくナイキのサイトを覗いてみたら、似たような配色のエア フォース 1を発見。公式と同じってことは自分の感性が間違っていなかったんだとニンマリしつつ、「あれ、公式のほうを買えば良かったんじゃね」と思ったのは内緒のハナシ…。
メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
《アディダス オリジナルス STAN SMITH 》
アディダス オリジナルスの「スタンスミス」は、いまさら説明するまでもないくらいの大名作スニーカーですよね。僕も中学生のときに初めて購入してから15年以上の間、シンプルなものから色のあるもの、コラボモデルまで買い集めてきて、いま靴箱には4足もありました。
もともとはテニスシューズなので、スポーティなファッションにピッタリ合うのはもちろん、カジュアルからストリートまで幅広いテイストに合わせやすいのが魅力。シンプルで上品なたたずまいなので、ドレスシャツやセットアップとのコーディネートにクリーンなムードで取り入れても相性バツグン!
と、スタンスミスの説明はここまでにして、そろそろこちらのシューズの自慢をさせてください(笑)。ふつうはスタンスミスさんの顔だけがプリントされているシュータンですが、左足には女性の顔のプリントが。この画風に見覚えがある方もいるかもしれませんが、福岡県出身の日本人アーティストKYNE(キネ)さんのイラストが配された、コラボモデルなんです! ただでさえキレイなルックスのスタンスミスに、クールな女性のイラストが加わることでさらに美人顔なスニーカーに。
シュータンと同じく左右でカラーが違うインソールには、トレフォイルロゴとともにKYNEさんのシグニチャーも配されています。
ヒールのロゴまでカラーリングが異なる、全体的にアシンメトリーなデザイン。これを履くときはついついパンツをロールアップしてしまい、履きながらもことあるごとにみとれています!
メンズノンノ編集
山口 朗
最近、他部署から編集部に仲間入り。スニーカー好きでいま所有しているのは25足ほど。レアモデルでもガシガシ履くのがポリシー。
《adidas Originals HUMANRACE SAMBA》
欧州サッカーが好きでして…。8月に欧州サッカーの2023-24シーズンが開幕し、代表ウィークが終わり各リーグが再開された今、楽しい週末を送っています。そんな“サッカー”というカルチャーは少なからず僕のファッションに投影されていると思います。
昨年からアディダスのサンバやガゼル インドアを何足か購入していたのですが、白のフットボール系のシューズを持っていなかったので、なんかいいモデルがないか探していました。
そこで目に止まったのがファレル・ウィリアムスとのコラボレーションモデルの「ヒューマンレース サンバ」です。ファレルといえば今年、ルイ・ヴィトンのメンズ クリエイティブ・ディレクターに就任したこともニュースになりましたね。
そんなファレルとのコラボレーションモデルはサッカースパイクのような長いタンが特徴です。サンバやガゼルを選ぶときの個人的なポイントとしてタン部分のデザインを重要視していて、この長いタンはインラインにはないデザインだったので見たときにすぐに気に入りました。
他にも白すぎないオフホワイトのボディにブラックのスリーストライプスという配色、そこにガムソールというディテール。サンバ特有のボリュームのない、ぺたんこなシルエットもいい。よくジーンズに合わせて履いています。
メンズノンノウェブ編集
蝦名一樹
メンズノンノウェブのスニーカー連載や不定期のファッション特集、最新のファッションニュースなど、主にファッション記事を担当。
《ナイキ ブレーザーMID 》
ブランド初のバスケットボールシューズとして1972年に発売された、ナイキの「ブレーザー」。
シンプルで完成されたデザインだから、発売から50年以上経った今でもスッと違和感なく足元になじみます。大きめなスウォッシュロゴを配したちょっとレトロ感のあるデザインと、つま先にかけてのシャープなシルエットの絶妙なバランスがたまりません。
そしてサイドにはトラのマークが配されているのですが…この顔にピンと来た方、さてはドラマ好きではありませんか? そう、こちらはネットフリックスで配信されている大人気ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の舞台である架空の街、「ホーキンス」にある「ホーキンス高校体育局」のマークです! 2019年に発売されたコラボモデルでして、ドラマのファンであった僕は何としても手に入れたい代物でした。
シュータンにはタイトルロゴのプリントも。ドラマの内容がとても面白いこともさることながら、個人的には登場人物たちが着ている80年代のアメリカのファッションを見るのも楽しみなんですよね。
彼ら・彼女らの「いなたさ」を感じるファッションが素敵なので、そんなムードを真似して気づいたらいつもデニムに合わせています(笑)
メンズノンノ編集
山口 朗
最近、他部署から編集部に仲間入り。スニーカー好きでいま所有しているのは25足ほど。レアモデルでもガシガシ履くのがポリシー。
《アディダス オリジナルス
STANSMITH LUX》
1991年に「世界で一番売れたスニーカー」としてギネス認定され、アディダスを代表する定番になった「スタンスミス」。2012年の発売中断を経て、2014年に再販されたんですが、その反動もあってか大流行したんです。トレンド大好きなミーハー編集者の私は、その時期、取り憑かれたように毎日「スタンスミス」を履いてました(笑)。
時期は忘れてしまったんですが、オールブラックのモデルが発売され、それもめちゃくちゃ愛用してました。とにかくどんなスタイルにも合うので、何も考えずに玄関で履いて、着こなしがしっかり決まる汎用性の高さに魅了されていたのです。朝って忙しいですからね(笑)。
個人的なブームが収まってからも、マイ定番として愛用し続けていた「スタンスミス」。ずっと履いていたということもあり、そろそろ新調しようかなと考えていたときに出会ったのがこの「スタンスミス ラックス」です。「ラックス…なんていい響きだ」と興味本位で履いてみたら、オリジナルモデルをさらに品よく仕上げたルックスに魅了され、即、“毎日履いていたあの頃”の感覚が蘇りました。
しっとりとソフトなライニング、高級感のあるマットメタリックのシュータンロゴ、リッチなムード満点なブラックのヒールタブなど、まさにラグジュアリー、プレミアム、極上、といった感じです!
普段はカジュアルな格好ばかりなのですが、先日、大人っぽいセットアップスタイルをする機会があり、黒い革靴を合わせようとしたところ、玄関で彼と目が合い(笑)。履いてみたら、ドンピシャでそのままお付き合いしてもらいました。どんなスタイルにもマッチしてくれる「スタンスミス」。そのプレミアムバージョンと出会ったおかげで、再び「世界で一番売れたスニーカー」の沼に引きずり込まれてます。
メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
《ニューバランス 1906RD E》
黒スニーカーばかり履いていると、白スニーカーが恋しくなる、という現象に名前をつけたい。さて、よくわからない始まりですが(笑)、とにかく最近、白スニ欲が再燃中。アレコレと物色していたところ、ニューバランスでおもしろい1足を発見しました。
「1906R」が数多くの人気ブランドから引っ張りだこで個人的に気になっていたのですが、新モデルの「1906RD」に求めていた“オールホワイト”があったんです!
これまでオールホワイトといえば、シンプルなものを選ぶことが多かったのですが、「1906RD」は奥行きのある構築的なデザイン。存在感抜群なルックスを真っ白で品よくまとめているのが珍しいなと思い、気付いたら履いてました(笑)。
ヒールやソール部分のあしらいもパワフル、だけど静か、みたいなアンバランスなムードが気に入っています。
割と重厚感があるなと思ったのですが、そこはさすがニューバランス。ホールド力とクッション性も抜群で、履き心地はかなり軽快です!
大人っぽいコーデのハズし的に使えるけど、品の良さがあるからすごくちょうどいい。さりげなく個性を主張しながら、シンプルな着こなしのいいアクセントとして活躍してくれています。
メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
《アシックス GT-2160》
以前紹介したアシックスのオールブラックスニーカー「GEL-NIMBUS 20」で極上のはき心地を実感して以来、“ネクストアシックス”をずっと探していたんですが、ついに出会ってしまいました!
それが「GT-2160」です。ルックスはザ・ランニングスニーカーという感じなのですが、ホワイトとオフホワイトのコントラストが秀逸で、スポーティさはキープしながらすごく上品な仕上がり。スラックスのハズしに使いたくなりました。
2010年代前半に発売されたGT-2000シリーズの後継モデルだそうで、GELテクノロジーも搭載されていて履き心地は抜群です。アッパーの流線型のデザインも好みで、上から眺めた時にテンションが上がりますね(笑)。
ヒール部分のテッキーなソールもいなたくて最高、でもサイドの表情はとても品があります。このギャップがたまりません!
オールブラックもいいけど、春はなんだか白スニーカーを履きたくなるもの。オールホワイトだと少し物足りない、今はそんな気分なので登板回数が増えそうです。
メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
おしゃれ男子の独自な
白スニーカー10選と正解履きこなし
自由なスタイリングに
マッチする、上品なアディダス
吉岡レオさん/
ユナイテッドアローズ&サンズ バイヤー)
「僕のスタイルの核はジャケットなので、ずっとストレートチップを履き続けていました。しかし最近はジャケットを、いかにドレスダウンさせてファッションとして成立させるかが面白いなと思うように。ジャケットを着る日のカジュアルダウンのひとつとして、アディダスのローテクスニーカーに挑戦しています。そのときも、スニーカーを選んでおしまい、ではなく組み合わせや履き方に工夫を。例えばブルーのジャケット×チノパンにはクリーンなスタンスミス、けど真逆のイメージのレオパード柄のソックスを差す」
ナイキの定番は、白一択。
季節問わずに軽さが出ます
岡田 陸さん/美容師
「このナイキのエア フォース1とエアマックス 95はどちらも定番モデルだけど、僕は絶対に白を選ぶようにしています。ダークトーンのコーディネートに合わせても、軍パンに合わせても、足もとがクリーンな白なら軽快な印象に仕上がるんですよね」
「服装が軽くなっていく冬から春のスイッチにもぴったりで、季節を問わず活躍してくれます。どっちも購入から数年たっているのに、まだまだ現役。このタフさもありがたい(笑)。それに美容師という仕事柄、長い時間履いていても疲れにくいっていうのもうれしいポイントです」
今日の気分を託せるから
ローテクなアディダスだけ
横木琢也さん/会社員
「古着、新品を問わず洋服はいろいろ着ますが、基本はベーシックなアイテムを使ったシンプルな着こなしが好き。そういうスタイリングにハマるのはやっぱりローテクスニーカーです。小中高とずっとサッカーをしていた僕は、子どもの頃からアディダス派。だから今もこうして集めています。その中でも一番ヘビロテしているのは今履いている白に黒ラインのサンバ。これはカジュアルからキレイめのハズしまで、汎用性の高さが売りです」
「他にもカントリーなど、スパイクを集める感覚でブランドをそろえてつい買ってしまうんですよね」
合わせやすい、だけじゃない。
ひねりのあるモノトーンスニーカー
ケビンさん/ファッションPR
「モノトーンのスニーカーはまず合わせやすいのが利点。だけどさらに踏み込んで、モノトーンだけど実はひとひねりある。そういうスニーカーが好きです」。
「ほかにも例えば、フットインダストリーの白スニーカー(上列右)なら、レザーのアッパーに織りが入っていたり、ファットシューレースだったり。さりげないディテールが足もとに加わるだけで、自分好みのシンプルなスタイリングが、ぐっとこなれて見えるんです」
カジュアルな日の白
きれいめな日の黒
石川大翔さん/会社員
「基本的にスタイリングは足もとまでワントーンでまとめることが多く、白と黒でスニーカーを使い分け。白は比較的ラフな気分の日に着るので、ローテクなジャーマントレーナーとランニングのニューバランス725をスタンバイ」
服も足もとも
"かぶり知らず"じゃないと!
Mercyさん/Nu:v 美容師
「ダンスやヒップホップ、R&Bなどの90年代のカルチャーに憧れてきたせいか、基本的に色や柄、そしてオーバーサイズのファッションが好きです。でも、やりすぎるとだらしなく見えてしまうので、スニーカーを使って最終的な印象を調整するようにしています」。
「また、ハイカットのナイキ ブレーザーにはパンツをインして、レイヤードした上半身と同様に足もとにもポイントをつくる。スニーカーにこそ自分の好みとスタイルが反映されると思います!」
おしゃれな11人はメジャーブランドの
白スニーカーをどう履く?
アディダス
「スーパースター」
細渕幸太郎さん/Revolution PR
高校生のころから5~6年履き続けているというアディダスのスーパースター。定番で合わせやすいアイテムが好きだという細渕さんは80s復刻モデルのホワイトを愛用。
トップス:ジョンスメドレー パンツ:古着
「全体的に上品ですらっとしたシルエットを意識しています。ニットはジョンスメドレーの定番のメリノウールのもの。春先はこれ1枚でちょうどよく過ごせます。いつもシンプルな服が多いので、シルエットで少し遊びを入れたり、古着などもブランド物の少しクセのあるアイテムを投入。今日のリネン素材のスーツっぽいパンツは、バレンシアガの古着です」。
「スーパースターはブラックも持っていますが、今回はスタイリングに少しヌケが出るようホワイトをチョイス。同じ型を色違いで買うこともよくあります」。
「持っているスニーカーは10足くらい。アディダス、VANS、コンバースなどメジャーなブランドの定番型を持っています。きれいめなスタイリングにスニーカーを合わせるのがちょうどいい気分なんです」。
プーマ
「Vlado Stenzel」
玉木悠斗さん/ジャーナルスタンダード プレス
旧ユーゴスラビア連邦出身の名ハンドボール選手「VLADO STENZEL ヴラド ステンツェル」の名前を冠したモデル。ベンチレーション機能として取り入れられたアッパーのパンチングが特徴的。
Tシャツ:53ワーククラブ パンツ:ラジャブルック ハット:エルマレ
「すっかり夏気分ということで、わかりやすく南の国ブラジルを意識した配色にしました。知人と廃材をリユースする活動をしているのですが、その一環で作ったTシャツのイエローをアクセントに、そのほかはスニーカーの色を拾ってオフホワイトでまとめました。レトロなスニーカーにナイロンパンツを合わせるのが今の気分です」
「ヨーロッパでは一定数、人気のある内羽根式のアッパーパターンでスッキリとしたシルエットがポイントです。トラッドなフォルムに加えて、毛先の長いスエードも絶妙に表情があっていい」
「オリジナルと同デザインのアウトソールも目を引きます。Tシャツに小物くらいの軽装になるこれからの季節、着こなしのアクセントとして活躍してくれそう」
ニューバランス for ビームス
「2002ミュール」
丸 海都さん/ビームス プレス
注目度上昇中の「M2002R」のミュールをベースに色を別注。ホワイトとグレーで、クリーンかつ都会的に仕上げながら、シンセティックレザーとメッシュでスポーティなムードも。
ニット:ビームス プラス パンツ:ヴェイパライズ
「スニーカーの配色と相性の良いサックスブルーのニットに、ワークパンツでなじみのあるダブルニー仕様のパンツを合わせて。ニットの裾から白Tをのぞかせて、足元の白とリンクさせました」
「昨今、人気の高いミュールタイプのスニーカー。着脱が楽なのは言うまでもなく、ABZORBの衝撃吸収と反発弾性の高機能ソールではき心地も抜群です」
「ビームスのコーポレートカラーであるオレンジをインソールネームに。履くと目に見えない部分ではありますが、ささやかなこだわりが感じられてテンション上がります」
adidas Originals
for BEAUTY&YOUTH
「FORUM 84 LOW」
田中駿也さん/プレス
アディダス オリジナルスを代表するバスケットボールシューズ「FORUM84」の別注モデル。特徴的なアンクルストラップなどはそのままに、白とグレーの都会的なバイカラーで再構築した。
シャツ:ルメール Tシャツ:ビューティ&ユース×ヘインズ パンツ:エイチ ビューティ&ユース
「最近は、トラッドなモデルで、配色がアップデートされたものなど、今と昔が融合したスニーカーが気分です。そこにTシャツとパンツだけではカジュアルすぎるので、インパクトの強い柄シャツを合わせて。太めのパンツで抜け感を持たせつつ、柄シャツを引き立たせるため、そのほかのアイテムは落ち着いた色味でバランスを取りました」
「パーツごとに白とグレーが切り替えられており、クリーンで都会的な配色がポイント。ヒール部分はスエードになっていたり、細かいところまでこだわりが。一見、ニュートラルな色味ですが、軽装になる夏スタイルにも、奥行きを持たせてくれるボリューム、存在感が気に入っています」
CONVERSE
「オールスターカラーズ OX」
島村雄大さん/モデル
1917年に生産されて以来、長きにわたって履かれ続けているキャンバス オールスターのカラーアレンジモデル。ベーシックなカラーリングとシンプルなデザインは、コーディネートを選ばず履くことができる。
トップス:ウィンダンシー パンツ:ソエルテ シューズ:コンバース ネックレス:ヴィヴィアン・ウエストウッド
「今日は最近お気に入りのボーリングシャツを主役にコーディネートを組みました。シャツを引き立てるためにパンツと足元はモノトーンでシンプルに。全体的にきれいめなアイテムではありますが、カジュアルさも持たせたかったので、スニーカーをチョイスしました」。
「このスニーカーは僕が高校3年生のときからずっと履いているものです。やっぱり長く履いているとどんどん愛着が湧きますね。シンプルなデザインなので、コーディネートを選ばず履けるのもイイ。足元に白を入れると重たい印象になりにくく爽やかに仕上がるので、合わせることが多いです」。
Martine Rose ×Nike
「Shox MR4 Mule」
半田優亜さん/飲食業
ロンドンを拠点とするデザイナー マーティンローズとナイキのコラボレーションモデル。スポーティーでありながら、ボックストゥやヒール部分が特徴的な一足だ。
シャツ、バッグ:シモーネ・ロシャ パンツ:古着
「全体的な配色をブラウン・赤・白に絞り、シャツのディテールが際立つようシンプルにまとめました。バッグも赤をチョイス。小さめのサイズで、よく見るとデザインが効いているのがお気に入りです」。
「ベルリンに行った際、セレクトショップのスタッフが履いているのを見てひと目惚れ。ミュールっぽいデザインをあえてメンズが履くのも新しいなと思って気に入っています」。
オニツカタイガー
「CALIFORNIA 78 EX」
大熊凜也さん/学生・モデル
1978年に登場した「CALIFORNIA」をベースに、かかと部分のリフレクターなど、当時のレトロな雰囲気のディテールを残しながら、厚みのあるシャークソール仕様にして、履き心地を現代的にアップデートしたモデル。
ニット:古着 シャツ:ザラ パンツ:古着 スニーカー:オニツカタイガー
「上は黒いニットに白シャツ、下はセンタープリーツの入ったネイビーのスラックスという、きめいめなモノトーンコーデに、あえてスニーカーを選んで抜け感を出しました。シンプルになりすぎないように、スニーカーは色の利いているアイテムを選ぶようにしています」。
「高校生のときに初めて1人で店舗に入り購入した、思い入れのあるスニーカーです! アイコニックなオニツカタイガーストライプは、レトロな雰囲気もありつつスポーティでもある。普段からシンプルなコーディネートが多いので、アクセントをつけたいときによく愛用してます」。
adidas Originais
「SAMBA」
柴草 優太さん/フリーター
1950年にサッカーシューズとして誕生した『アディダス サンバ』。70年以上前に誕生し、アディダス史上もっとも長く愛され続けているスニーカーのひとつ。トップモデルやインフルエンサーから人気の火が付き、今ではおしゃれな人の所持率が高い大人気スニーカーに。
アウター:アディダス(ヴィンテージ) ニット:POLO インナー:ユニクロ パンツ、バッグ:古着 スニーカー:アディダス オリジナルス
「ボリューミーなアウターを羽織るときは、きれいめなパンツを合わせてバランス感を意識しています。かっちりしすぎないように、Tシャツをインして、ラフに着崩しているのもポイント。全体的に暗めのトーンな組み合わせですが白のサンバがちょうどいい差し色に。春先でも肌寒い日が続くので、タートルニットは必須!」
「11月にアディダスの抽選に当たってゲットした『サンバ』。家に届いてからは、ほとんど毎日履いています(笑)。白を基調としていて、汚れやすいので帰宅してからの手入れはマスト! 余計な装飾がなく、どんなコーディネートとも相性抜群。これから来る夏にはサンバを使って、王道デニム×Tシャツのシンプルなスタイルでカジュアルに履きこなしたいです」。
adidas Originals
COUNTRY OG
矢本亮太さん/ビューティー&ユース プレス
ランニングシューズの名作をベースにした一足。発売当時と変わらない薄型の作りだが、アウトソールには、ソフトなクッショニングとグリップ力を搭載。レザーアッパーに映えるスリーストライプスがビンテージの雰囲気を出してくれる。
トップス:ビューティー&ユース インナー:ヘインズ×ビューティー&ユース パンツ:オールドフォークハウス サングラス:サンバディーズ×ビューティー&ユース スニーカー:アディダス オリジナルス
「スニーカーのグリーンラインとホワイトを際立たせたかったので、全体はモノトーンでまとめました。重たい印象にならないよう、シアーカーディガンやラメ入りのスウェットパンツなど、素材感とデザインを意識して合わせてみました!」。
「どこか懐かしさを感じるデザインで、シンプルなコーディネートにもクラシック感をプラスしてくれるのがこの『カントリー OG』。サンバやガゼルに続いて、次来るモデルだと思っています!」。
asics
GEL-NYC 600
野口 倫太郎さん/
ビューティー&ユース ショップスタッフ
アシックスのアーカイブから、それぞれの象徴的なデザイン・機能を掛け合わせ、今までにない履きこなしを目指して作られたマッシュアップモデル。アッパー構造は、2000年代初頭の「GEL-NIMBUS 3」をベースに、「MC-PLUS V」のさまざまなデザイン要素をブレンド。また、「GEL-CUMULUS 16」のソールを採用することで、アッパーのレトロな雰囲気とは対照的なイメージを醸し出し、前足部および後足部に搭載されたGELテクノロジーが快適な履き心地を追求している。
アウター:ゴールドウインゼロ インナー:ティー パンツ:ボイラールーム×アンブロ サングラス:エーディーエスアール キャップ:グリッロ×ビューティー&ユース スニーカー:アシックス
「淡いブルーの色味にときめいた一足。流行りの『速い系』スニーカーは、白がベースであればどんなアイテムにも合わせやすいと感じています!全体はグレートーンでまとめるのが今の気分です」。
「シェル系のアウターや、スポーティなアイテムとの相性は抜群。アウトドアミックスな着こなしにこなれ感を出してくれます。ネイビーブルーのニット帽でトーンアップをしたのもポイントです」。
NIKE
「AIR FORCE 1 ’07」
宮内さん/ショップスタッフ
instagram : @i_have__god
長年ナイキで愛されている「エアフォース1」。アイコニックなバスケットボールシューズに新しいエッセンスを加えた人気シリーズ。幅広いカラー展開とその履きやすさは、スニーカー初心者にもおすすめ。
トップス:ギャップ パンツ:古着 スニーカー:ナイキ アクセサリー:ティファニー
「GAPのシャツとパーカを自分でリメイク。服は長く着ていきたいのでサイズが合わなくなったものなども良くリメイクしてコーデに取り入れています。ティファニーのアクセサリーは母から譲り受けた思い入れのあるもの。僕も自分の子供へと引き継いでいきたい家宝のようなアイテムです。カジュアルなコーデもこのアクセサリーが入ることで少し品がプラスされる気がします」。
「東京に上京してきたその日に買ったスニーカー。当時から履き続けているのですが、ソールがすり減らないように大切に手入れをしながら履いています。シンプルが故に長く履けるので、大人になってもこのまま愛用していきたい一足です」。
Photos:Yoshio Kato Takahiro Idenoshita Shintaro Toyama Ryuta Seki Masaki Fujimura Minami Okada Kenta Sato Kaho Yanagi Ibuki Tamura Norito Ohazama
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