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一過性のブームではなく、もはやファッションを語る上で欠かせないキーワードであるスニーカー。編集部が今もっとも気になるスニーカーを紹介する本連載、今回は2024年1月から4月に発売したスニーカーの中から、ハイテクのみをピックアップしてお届けする。
New Balance
「ML610XJ」
トレイルランニング、ライトハイク、ウォーキング、アウトドアアクティビティなどで活躍したニューバランスのトレーニングシューズ「610T」がベースの一足。今にも動き出しそうなテッキーなトレイルルックに、カラーはタイムレスなブラックで、よりソリッドな表情に。さらに防水性に優れたGORE-TEX®搭載、ABZORBとNduranceのソールユニットを採用と、まさにパーフェクトなスニーカーだ。
NIKE SPORTSWEAR
「NIKE AIR MAX 1」
1987年に登場。ナイキのシューズを代表するエア マックス 1は、その名の通りエアを最大限(マックス)に注入したエアユニットを搭載。そのエアユニットが外から見えるデザイン=ビジブル エアで当時話題を呼んだ。そのビジブル エアのデザインは今見てもユニーク。本作はブランドの中でも人気の高い白黒の配色がポイントで、どんなコーディネートにも落とし込みやすいのが魅力。
SALOMON
「XT-SLATE」
岩場やトレイルの変化に富んだ風景から着想を得たサロモンのトレイルランニングシューズ「XT-SLATE」。アッパーはワッフル状の軽量な素材を採用し、自然の風景をエンボス加工したデザインがポイント。優れた安定性を発揮するAdvanced Chassis™ System、高いグリップ力を持つContagrip® アウトソールも搭載。岩場など自然から着想を得たデザインだが、近未来的な印象もあり都市で履いてもよく馴染む一足だ。
HOKA®
「KAHA LOW GTX TP」
ベースとなるのは、ホカの定番人気モデル「KAHA GTX」をローカットデザインにした「KAHA LOW GTX」。アッパーはスエード素材と落ち着いたアースカラーを組み合わせてデザイン。撥水加工を施したスエードに加えて、GORE-TEXメンブレン搭載で防水性抜群。さらに高いグリップ力を発揮するVibram®メガグリップ搭載と、雨の日の強い味方になってくれる一足。
SALOMON
「XT-6」
2013年の発売以降、ウルトラディスタンスレース界のアスリートたちから支持され、多くのファッショニスタをも魅了してきたサロモンの代表作「XT-6」の新たなカラーと素材を使用した最新モデルが登場。クッション性に優れたEVA素材を採用している。アッパーにはTPUフィルムとメッシュを組み合わせており、軽量でスリムかつ耐久性も抜群だ。単色グレーもなかなか新鮮。
NIKE SPORTSWEAR
「NIKE AIR MAX PULSE EWT」
ロンドンの音楽シーンからインスピレーションを得て、アイコニックなエア マックスシリーズのデザインをベースに、アンダーグラウンドな雰囲気をプラスさせたナイキ「エア マックス パルス」。快適な履き心地のエア マックス 270を改良したNike Airクッショニングを搭載しているのがポイント。春はフレッシュなデザインかつ真っ白のスニーカーで優しい印象の足もとにしよう。
HOKA®
「MAFATE THREE2」
HOKAのトレイルランニングシューズ「MAFATE SPEED 2」の形状をベースに、「MAFATE 3」のアッパーを採用し、2つのトレイルのヘリテージモデルを融合させたスピンオフモデル「MAFATE THREE2」に春らしいグリーンの新色がリリース。特徴的なアッパーやソールの無骨で機械的なルックスは、想像以上に服になじむのがうれしいポイント。ソールのコンプレッションEVAミッドソール素材、アウトソールのVibram®メガグリップにより履き心地もいい。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
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