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撮影や展示会など、トレンドアイテムに日々触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす連載「edior’s BUZZ」から、ガチでヘビロテ中の買ってよかったトップスをまとめてみた。
エディターの「愛用トップス」①
《ユニクロ ユー オーバーサイズシャツ》
先シーズンに一番ヘビロしたアイテムは何だろうと考えたときに真っ先に頭に浮かんだのが、「ユニクロ ユー」のオーバーサイズシャツでした。超個人的“買ってよかった大賞”に輝いたこのシャツ、本当に素晴らしくて気付いたら4色揃えていた(笑)。
今旬なオーバーサイズなのですが、計算されたシルエットで、だらしなく見えることなく品よく決まるんです。近くにいた樋之津に着てもらったんですがこの通り。
中でもお気に入りなのが、こちらのブラウンベースのチェックシャツ。よく見るとブルーが入っていて、ありそうでない絶妙な配色にやられました。
同色のボタンで仕上げられたミニマルなルックス。Tシャツも胸ポケット派な私にとって、胸ポケットはなくてはならないディテールなんです。ないとなんだか落ち着かない…。
袖の切り替えや全体のボリュームに対してちゃんと締まった袖口なども気に入っています。そして何より薄すぎず厚すぎずな生地感も絶妙。秋には羽織りとしても活躍していました。
そして、この生地はシワになりにくいんです!防シワシャツはいくつも持ってますが、かなりの高レベル。ずぼらな私にとって、干してすぐに着られるというのは、服選びの最重要ポイントのひとつ。コスパだけでなくタイパも最高で、制服状態になりそうです(笑)。(エディター楊井)
エディターの愛用トップス②
《POLO RALPH LAUREN
“High School Student Collection”》
「校則」。いま思えば懐かしいですが、学生だった当時はいかにそれをかいくぐっておしゃれができるか、頭を悩ませていた思い出があります。僕が通っていた中学校では、なぜかベストとカーディガンが禁止されていて、着ることができなかったんです。白のワイシャツにネイビーのニットベストを重ねる着こなしがしたいのに…と唇を噛んでいました。一転、高校は制服のない学校だったため、「ラッドミュージシャン」などのメンズノンノで見たブランドのアイテムを着て登校。中学校の頃に憧れた、ニットベストを取り入れた制服の着こなしをすることはありませんでした。
中学校を卒業してから約15年後、「ビームス」の展示会で見た途端にあの頃のニットベストへの憧れが思い起こされて、それから発売日を今か今かと待っていたのがこれ! ビームスが「ポロ ラルフ ローレン」に別注したニットベストです。「High School Student Collection」というコレクション名の通り、90年代に高校生がポロ ラルフ ローレンのアイテムを制服に取り入れていたのが着想源だそう。このコレクションでは、ニットベストのほか、カーディガンやクルーネックのニット、ブラックウォッチ柄のパンツなどが展開されています。
首元の「BEAMS LIMITED EDITION」というタグは、別注アイテムの証。
そしてビームス別注ならではのポイントが、ポニーロゴの位置。通常は左胸にあるロゴが、右胸に配置されています。こういう玄人好みのポイントって、本当にそそられますよね。
ベーシックなアイテムだから、どんな服にも合わせやすい。ジャケットに合わせてトレンドのプレッピーなコーデに使うのも、プレーンなシャツの上にさらっと着て程よくスクール感を生かすのもよさそう。生地はコットン100%だからチクチクする心配もなし。
身幅はゆったりとしているから、クリーンな制服感とともに、今っぽさも両立してくれる。15年越しに手に入れたニットベスト、存分に着こなしを楽しみたいと思います!(エディター 山口)
エディターの「愛用トップス」③
《モンベル ジオライン M.W.ラウンドネックシャツ》
みなさん、アンダーウェアは何を使っていますか? 私の独自の調査によると(笑)、メンズノンノモデルたちはユニクロの名品を愛用している人がほとんど。私自身もよくお世話になっておりますが、アウトドアのときにはメリノウールやこちらのモンベルのジオラインシリーズを着るようにしていました。
中厚手のジオラインは高い保温力はもちろんですが、速乾性に優れているのもポイント。素早く吸水拡散して素肌を乾いた状態にキープしてくれるのが本当にありがたい。快適な着心地が続くと1日中ストレスフリーで過ごせますからね。
アウトドアシーンで、と決めていたのですが、寒い日に「もう無理」と日常使いしてみたところ…やっぱり最高でした(笑)。それ以降、ちょくちょく日常的に登板してくれています。もちろんアクティビティを想定した作りなので、レイヤードしても脇周りの詰まりがなく、動きやすいのも魅力です。
表面は若干の凹凸感があってドライタッチ。袖口の縫い目を斜め(スパイラル状)にすることでよく伸び、肌あたりの悪さや不快な締め付け感のない快適な着心地を実現しているのだとか。
胸元のロゴもさりげなくて可愛いですね。こんなに優秀で5,000円を切るコストパフォーマンスの高さにも脱帽。ほかにもモンベルには機能性もコスパも抜群なアンダーウェアがたくさんあるので、皆さんもぜひチェックしてみてください!(エディター 楊井)
エディターの「愛用トップス」④
《Comme des Garçons トラックジャケット》
僕のクローゼットの中は似たような洋服・アイテムが多い。とくに定番といわれる型や、主張のないシンプルな無地のアイテムが好きだ。今回はその中から、20年以上も展開しているコム デ ギャルソン定番のトラックジャケットを紹介します。
カラーはブラック。ブランドロゴなど一切ないミニマムなデザインがいい。
コム デ ギャルソンのトラックジャケットは、胸の部分に横に切り返しのある型と、肩の部分に縦に切り返しのある型の2種類展開されていて。前者は本記事で紹介しているトラックジャケットで、ブランドらしいモードな印象があります。後者はアディダスのトラックジャケットのような、よりスポーティな印象。同じジャージ素材なのに、切り返しの作り方によって、こんなにも印象が違うのかと驚くはずです。
結構タイトめなので、購入するなら実際に店舗に行って着てみるのがおすすめです!(エディター蝦名)
Photos:Ibuki Tamura
山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは25足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し"です。
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