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できるだけブランドの主張を抑えてラグジュアリーな服を着る。少し前にそんな"クワイエット"ラグジュアリーと呼ばれる潮流があったけど、今は逆! あえてブランドをアピールして着こなすスタイルに注目が集まっている。ファッションはひそかに楽しむものじゃない。今こそ、これでもかというくらいに"ノット・クワイエット"なラグジュアリーを!
時代は"ノット・クワイエット"な
ラグジュアリー
BRAND.01
LOUIS VUITTON
ルイ・ヴィトンの“モノグラム”はやっぱり最強。薄いブルーデニムに白の刺繍はインパクトがありつつエレガント。ポイントであしらわれたカラー刺繍がハイセンスだ。さらにインナーのTシャツにもLVのロゴ刺繍が。ちらりとのぞくボタニカルなアクセントが今の季節にぴったり。
BRAND.02
GUCCI
[右]ロゴではなくデザインでブランドを象徴するのが、グッチのウェブ ストライプ。ほんのりレトロなムードがトレンドとマッチ。1枚で主役になれる名作だ。ベルトのGGロゴと足もとのホースビットでさりげなく脇も固めて。
[左]ウェブ ストライプはトラックジャケットとも相性抜群。スポーツスタイルのステータスが格段にアップするアイテムだ。スニーカーのGGパターンでさらに個性をプラスして。
BRAND.03
FENDI
落ち感のある滑らかな素材に「FF」ロゴモチーフを全面プリント。モチーフの大きさや配色が絶妙で、ロゴを主張しながらもシックな着地になっているところがさすがだ。全体をブラウントーンでまとめて、その洗練性をさらに後押し。同じモチーフのバッグでさらに遊び心をきかせるのもいい。
BRAND.04
DIOR
ぱっと見、カジュアルなワークウエアかと思いきや実はラグジュアリーっていうコントラストが絶妙。生地はウォッシュがかかった抜け感のある質感だけど、上質感は抜群。同じ生地のパンツもあるので、セットアップでそろえておけばかなり着こなしの幅が広がりそう。
BRAND.05
SAINT LAURENT
ロゴスウェットにジャージパンツというストリートな着こなしこそ、ラグジュアリーなエッセンスで一歩先に進ませるのがイマドキ。スタイリングはあえてラフにまとめつつ、カサンドラがあしらわれたレザーメッシュのバッグで贅沢さをプラス。このコントラストがおもしろい。
BRAND.06
PRADA
ミニマルにそぎ落とされたデザインにトライアングルロゴが映えるコットンポプリン素材のアウターは、青山店限定の注目アイテム。マルチポケットやDリングがあしらわれたユーティリティの高いアイテムだ。モノトーン&タイドアップでソリッドに着こなして。
BRAND.07
BOTTEGA VENETA
“Tシャツはメッセージだ”とは誰かが言った言葉だけど、こんなブランドロゴでアピールしてみるのもあり。ハンドステッチをアクセントにした抜け感のあるデザインがいい。ブランドを象徴するノットモチーフのキーチェーンでウエストマークして。
BRAND.08
EMPORIO ARMANI
昨今人気が高まるバーシティジャケット。人とかぶらないチョイスをしたいならラグジュアリーが近道だ。胸もとのイーグルロゴはブラック・オン・ブラックであくまでさりげなく。袖がレザーではなくナイロン素材で適度な軽さがあるので、これからの季節にも最適だ。
BRAND.09
LOEWE[右]
BRAND.10
BALENCIAGA[左]
[右]チェックシャツにデニムという定番アメカジをラグジュアリーなアイコンで一気にグレードアップ。ブランドアイコンのアナグラムロゴは、レーザーカットであしらわれているのが特徴。
[左]ジャケットはドルマンスリーブに近いくらいたっぷりとしたシルエットが特徴。ロゴ入りのバッグをアクセサリー感覚で取り入れて、90’sテイストのスポーツスタイルを楽しむのも旬な選択だ。
Photos:Tak Sugita[Y’s C] Hair&Make-up:Asahi Sano[S-14] Stylist:Takeshi Toyoshima Models:Eriya Koji Moriya Rintaro Mizusawa Rio Takahashi Sosuke Ogata Yudai Toyoda[They are MEN’S NON-NO models] Composition&Text:Jun Namekata[The VOICE]
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