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スニーカーブームを牽引する「ナイキ」の数ある名作モデルの中で、オシャレな人が愛用しているのはエア マックスなどのランニングスニーカーだった! スナップ常連メンバーやエディターなど服好きたちが買ってよかった5選をお届け。
オシャレな人が買ってよかった
「ナイキ」ランニングスニーカー6選
1.NIKE SPORTSWEAR
ナイキ ズーム ボメロ 5
「とにかくデザインの情報量が多すぎて、魅力に気づくまでに時間がかかりました。今年はメッシュのスニーカーの流れが来るのではないかと勝手に予想しています。ヒールの編みのデザインは放出性がよく、ムレを抑えてくれそう。アクティブに動く自分にとって嬉しいポイントです」
2.NIKE AIR KUKINI
エア クキニは、カジュアルとモードな要素を両立させたハイブリットスニーカー。スポーツ用として開発されたビジブルAirクッショニングをヒールに搭載しているので快適な履き心地を持続してくれる。90年代を意識した少しレトロなデザインにファンも多い。
「ひと癖あるデザインのスニーカーを探ししていたところ、ビビッときて半年前に購入しました!仕事柄立っていることが多いので、足にしっかりフィットしてくれるクキニにはすごく助けられています。デザインは個性的ですが、色はオールブラックなのですごく合わせやすいです」。
「少しサイバー感のあるデザインが実は秀逸。決まりすぎないので、モードな時は抜けを作ってくれるし、カジュアルな時は引き締め役に。着回し力が高くて気に入っています!」。
ショップスタッフ
檜澤 壮 さん
ストリートブランドや旬カラーをさりげなく取り入れる着こなしが人気で本誌スナップの常連
3.エア マックス
エアマックス 90は定番かと思いきや色も珍しいし、スウッシュがクリアになっていたり、玄人感があるセレクト。
4.NIKE AIR KUKINI
BLACK/ANTHRACITE-BLACK
今回紹介するのはオールブラックのナイキ「エア クキニ」です。
本連載の第28回でユニクロ ユー「パデッドボリュームジャケット」、第32回でニューバランス「BB550BBB」と、オールブラックのアイテムを紹介してきたように、最近オールブラックのアイテムを手に取ることが多くて…。個人的にネイビーを着用することが多いので、実は黒いアイテムって新鮮なんですよね。
なぜ最近オールブラックのアイテムを手に取ることが多いのか。
ユニクロ ユーのダウンもニューバランスのバッシュも、オールブラックをチョイスしているアイテムは、これまで着用してこなかった自分らしくないアイテムだと記事を書いていて気づきました。このナイキ「エア クキニ」もそうです。
2000年に発売。ハワイ語で”ランナー”を意味する名を冠したナイキ「エア クキニ」。特徴的な網目状のケージのデザインが、90年代のスキースーツっぽく、スポーティな一足です。一見、デザイン性の強いスニーカーですが、オールブラックならいい意味でハイテク感が半減しており、コーディネートに落とし込みやすい。
またシューレースのないミニマルなフォルムで、洗練された着こなしができるのも、魅力なポイントだと思います。
ナイキを象徴する機能であるAirクッショニング搭載で履き心地もいい。2024年の足もとはオールブラックが多くなりそうです。
メンズノンノウェブ編集
蝦名一樹
メンズノンノウェブのスニーカー連載や不定期のファッション特集、最新のファッションニュースなど、主にファッション記事を担当。
5.エア マックス 95
岡田 陸さん/美容師
「このナイキのエアマックス 95は定番モデルだけど、僕は絶対に白を選ぶようにしています。ダークトーンのコーディネートに合わせても、軍パンに合わせても、足もとがクリーンな白なら軽快な印象に仕上がるんですよね」
6.NIKE AIR MAX
LD-ZERO-FRAGMENT
「コラボ」という響きって、なんでこんなにもそそられるんでしょうね。このコラムでも、ウエアやシューズ、さまざまなコラボアイテムをご紹介してきました。今回は、「コラボ」を語るなら外せないだろうという、オールブラックの「エアマックス」を紹介させてください!
藤原ヒロシさんが率いるデザイン集団「フラグメントデザイン」。話題沸騰のコラボプロジェクトを数多く手掛けているのは説明不要かもしれません。こちらのスニーカーは、そんな「フラグメントデザイン」とのコラボなんです。
「エアマックス」といえば、服好きなら知らないひとがいないくらいの超人気アイテム。ですが、僕はこのスニーカーをゲットした2016年まで、そのエアマックスを手にしたことがなく…。ハイテクスニーカーの代名詞といったイメージが強かったため、あまりストリート感のある服を着ないこともあって、手が伸びなかったのかもしれません。
そんななか目に飛び込んできたこのエアマックスは、なぜかそのハイテク感を感じすぎずに、履きたい! と思いました。それはきっと、こちらが本コラボのために作られたモデルで、今まで見たことがない雰囲気をまとっていたから。レトロなムードのあるランニングシューズの「LD 1000」と、ハイテク感満載のフルレングスエアが搭載された「AIR MAX 2014」を組み合わせた、このスニーカーだけのデザインなんです。
ふわふわとした質感のアッパーとヒール部分のスエード使いによって、オールブラックながらもエッジィすぎない印象を受けるのかなと。そのため、テックな服だけでなくデニムやチノパンツに合わせても浮かないし、黒がコーデにいい引き締め効果をくれます。既存のアイテムにはない魅力が生まれるのって、本当にコラボだからこその醍醐味ですよね。
フラグメントデザインコラボの証「FRGMT」ロゴは控えめ、でもたしかな存在感アリ。これからも、コラボならではの化学変化が生まれる特別なアイテムを、探しまくりたいと思います!
メンズノンノ編集
山口 朗
最近、他部署から編集部に仲間入り。スニーカー好きでいま所有しているのは25足ほど。レアモデルでもガシガシ履くのがポリシー。
Photos:ITCHY Ibuki Tamura Kaho Yanagi
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