▼ WPの本文 ▼
新生活とともに準備したいのはハイクオリティな定番服。着回しやすいことは前提に、少しひねりの効いたデザインを選んで垢抜けたい。春からヘビーユースできる3月の推しアイテムをファッション業界の先輩5名が推薦!
ジャケット(リパーパス)¥60,500/レショップ 青山[tel 03-5413-4714]
ディテールにこだわり抜いた
ワークテイストのデニムジャケット
幅広いワークウェアから着想を得て、おいしいところを詰め込んだリパーパスの一着。袖の3本ステッチやフロントの大小のポケット、内ポケットのアタリが表地に出る加工と、随所でワーク感を堪能できる。インディゴの生地とホワイトの糸のコントラストが爽やかで、ゆとりあるシルエットが今のムードだ。
「他にはないディティールの作り込みが魅力で、経年変化を楽しみたいと思えます。寒暖差の激しい季節にもインナー次第で温度調整できるフォルムが嬉しい。あえて上下をデニム同士で合わせたり、テーラードジャケットの上に重ね着したい」。
スニーカー(リプロダクション オブ ファウンド フォー エディフィス)¥30,800/エディフィス 新宿[tel 03-5366-5481]
どんなスタイルにもマッチする
クリーンなジャーマントレーナー
リプロダクション オブ ファウンドを象徴するジャーマントレーナー。エディフィスの別注によってアッパーとガムソールがホワイトに統一され、クリーンで都会的な一足が誕生。なんと2WAY仕様でシューレースを外してスリッポンとして履くことも可能。春の足元をスポーティにもリラクシーにも見せられる。
「春先の軽快なスタイルには白スニーカーがよく似合う。近所で散歩するにも、レストランに食事に行くにもシーンを選ばず活躍してくれるヘビロテアイテムです。最近は、スポーティなブルゾンとキレイめスラックスに合わせるのが気分です」。
パンツ(ニート)¥46,200/にしのや[tel 03-6434-0983]
ヴィンテージライクなタータンチェックで
レトロなムードを堪能
パンツ専業ブランドとしてお馴染みのニートによるレトロなチェック柄スラックスに注目。特殊な染め方によって糸を芯まで染め切らずに、色が抜けたような風合いに仕上げた。フロントがジップではなくボタンフライというのもヴィンテージの雰囲気。新品ではき込んだような気分を味わえる。
「老舗ブランドがイメージされるクラシックなチェック柄と、ニートらしい現代的なシルエットの掛け合わせが魅力。春夏の主役として活躍させたいです。リネンシャツに足元はサンダルくらいで、肩肘張らないスタイルがいいですね」。
帽子(ニューエラ × ビームス)¥7,480/ビームス 原宿[tel 03-3470-3947]
定番キャップのセレショ別注は
ロゴを後ろに配したデザインがユニーク
ヤンキースのベースボールキャップをベースに、ビームスがニューエラに別注。ヤンキースのロゴがバックに配されているのがユニークで、意外性のある後ろ姿にはファッション玄人感が漂うこと間違いなし。形は“59 FIFTY RC”で、低めのクラウンだから主張し過ぎず、柔らかくて被りやすいのもポイント。
「正面から見るとソリッドなのに、バックスタイルは存在感たっぷりなのが面白い。気分によって前後を逆に被りたいです。普段は古着っぽさのあるスタイルが多いので、馴染ませながら遊び心をプラスしたい」。
BEAMS PR
丸 海都 さん
クラシックなアイテムに現代的な感性を取り入れたスタイリングが注目を集める人気PR。
ポロシャツ(ジョン スメドレー)¥44,000/リーミルズ エージェンシー[tel 03-5784-1238]
最高級の素材を
日常に取り入れるなら
シルクのような光沢とカシミアのような肌触りをあわせ持っているシーアイランドコットン100%のポロシャツ。贅沢な素材を、無地ではなくあえてボーダー柄で選ぶと新鮮。ただしピッチが極細だから主張し過ぎず、リブと襟にも同じ柄が入っているおかげでミニマルな佇まい。
「ジョン スメドレーの代名詞ともいえる大きめの襟に3つボタンがついた伝統的なデザインに、細いボーダーで少しのポップさを取り入れる匙加減に英国らしさを感じます。デニムやチノパンにさらりと合わせたい万能トップスです」
Photos:Yoshio Kato Stylist:Asaka Toda Composition&Text:Takako Nagai
▲ WPの本文 ▲