▼ WPの本文 ▼
独自のスニーカー哲学を持つおしゃれ男子に声をかけ、 その足もとにクローズアップ。スニーカーを入り口にファッションを 解き明かせばおしゃれな理由とそのスタイルが見えてくる! ここではアディダスのスニーカーだけをまとめてお届け。
お気に入りのスケシューを
自分でリペア&ペイント
Sofu Kajimaさん スケーター/モデル
「グリップの感覚がダイレクトに伝わる薄めのスケートシューズが好きで、最近はアディダス スケートボーディングのモデルを愛用しています」
「滑った分だけデッキがボロボロになるのと同じように、スケシューだって使い込むほどへたりが出てきます。派手に破れたアッパーやソールの剥がれなど、そういう部分は自分の手でリペアをしていて」。
ブラックのコパ ナショナーレは、ソールをラッカースプレーでペイントし、オールブラック仕様に。よく見ると染まりが甘いところもあるけど、素人仕事の不完全な仕上がりが自分らしさのひとつだと思うし、だからこそ愛着が湧いちゃうんですよね」
ワイドパンツ派。
重心バランスがとりやすいから、
アディダス イージーシリーズ
福岡瑛太さん/会社員
「スニーカーブームに乗っかって、5〜6年前から集め始めたイージーシリーズ。一時期と比べると最近は街でかぶることも少なくなり、ますます出番も増えました。このシリーズはソールやアッパーが近未来的なデザインだからか、ブラックやベージュといった定番カラーを選んでも足もとにほどよく存在感が出せる。なのでワイドパンツと合わせても、スニーカーの存在感がちゃんと立つんです。一日中履いていても疲れない軽い履き心地とフィット感も魅力!」
自由なスタイリングに
マッチする、上品なアディダス
吉岡レオさん/
ユナイテッドアローズ&サンズ バイヤー)
「僕のスタイルの核はジャケットなので、ずっとストレートチップを履き続けていました。しかし最近はジャケットを、いかにドレスダウンさせてファッションとして成立させるかが面白いなと思うように。ジャケットを着る日のカジュアルダウンのひとつとして、アディダスのローテクスニーカーに挑戦しています。そのときも、スニーカーを選んでおしまい、ではなく組み合わせや履き方に工夫を。例えばブルーのジャケット×チノパンにはクリーンなスタンスミス、けど真逆のイメージのレオパード柄のソックスを差す」
「あるいはセットアップに合わせるサンバはローファー感覚で素足に合わせるとか」
「千鳥格子のジャケットにはジャケットと同系色だけど柄の入ったサンバを選ぶとか。ローテクなスニーカーはシックさとスポーティさの両方が要素としてあるので、そのままストリートに楽しむのもイイと思いますが、僕の場合はジャケットをどう遊ぶか、の相棒として楽しんでいます」
チャリまで含めてワントーン。
足もとで色を差したい
中村 力さん/WEBデザイナー
「自転車の車体がブラックなので、ファッションもそれに合わせてストイックなコーディネートで乗りたい。だからチャリから服までをオールブラックでまとめます。でも、足もとには主張を。全身ブラックに、小面積のスモーキーなグリーンが映えるかなって」
「このサンバは映像作家ジョナ・ヒルとのコラボモデルで。こんな絶妙な色が見つかるのもコラボならではの醍醐味ですね。チェーン側のパンツの裾は、3Mのリフレクターテープでぎゅっとまとめて、夜道のライドだってばっちり」
大好きな古着にマッチする!
気がつけば毎日サンバ!?
りゅうせいさん/会社員
「ひと目ぼれして購入したサンバのウェールズ・ボナーのコラボモデル。優しいトーンのカラーリングは大人っぽさもあり、レトロな雰囲気はワードローブの古着との相性も抜群でした」
「そこでアディダスのローテクフットボールシューズの汎用性の高さや、歩きやすさに気がつき、サンバやガゼルを集めるように。フォルムが薄いので、今日のようにワイドパンツを合わせても裾のたまりが美しく、Aラインが簡単にかなうのもうれしいですね。また、デニム以外にも、スラックスをはいたときのハズしとしても活躍してくれます!」
今日の気分を託せるから
ローテクなアディダスだけ
横木琢也さん/会社員
「古着、新品を問わず洋服はいろいろ着ますが、基本はベーシックなアイテムを使ったシンプルな着こなしが好き。そういうスタイリングにハマるのはやっぱりローテクスニーカーです。小中高とずっとサッカーをしていた僕は、子どもの頃からアディダス派。だから今もこうして集めています。その中でも一番ヘビロテしているのは今履いている白に黒ラインのサンバ。これはカジュアルからキレイめのハズしまで、汎用性の高さが売りです」
「他にもカントリーやフォーラム 84、プイグなど、スパイクを集める感覚でブランドをそろえてつい買ってしまうんですよね」
Photos:Takahiro Idenoshita Shintaro Toyama Text:Kanta Hisajima
▲ WPの本文 ▲
30人のスニーカー、30人のスタイル