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撮影や展示会など、日々トレンドアイテムに触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす連載がスタート。第58回目はメンズノンノ編集の山口 朗が担当。
《A.P.C.+NIKE
DUNK HI ’08》
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上品なベージュって、まさにこういうこと
![ナイキのダンク サイド引き](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2024/03/044-1-880x880.jpg)
初めてナイキの「ダンク」を買ったのは、高校生のとき。ブラックとホワイトのモノトーンカラーのモデルを、地元のスニーカーショップでゲット。当時気に入っていた「Nハリウッド」のデニムはもちろん、学ランや何なら部活のジャージまで、どんな服にも合わせて履いていました。バッシュならではのスポーティなデザインと、スケーターに愛されるストリートのムードも持っているから、どんな服装にもハマって、なんてことないコーデもこなれて見せてくれるんですよね。
![ナイキのダンク シュータン寄り](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2024/03/048-880x880.jpg)
ただ大学生になって、よりキレイめな服装を選ぶうちに履く機会は減少。当時はスキニーパンツを履くことも多かったので、ハイカットのボリューム感には少し扱いづらさもあったというもの一因でした。
![ナイキのダンク 斜め](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2024/03/043-1-880x880.jpg)
![ナイキのダンク ヒール引き](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2024/03/045-1-880x880.jpg)
そんなときふと目にして、すぐに買いに走ったのがこちらの「ダンク」。「アー・ぺー・セー」とのコラボモデルです。フォルムは見慣れたダンクそのものなのに、なんとも上品な仕上がり。「アー・ぺー・セー」だからこそ為せる技だ! と思い、愛用していた同ブランドの「プチスタンダード」のデニムを履いて(笑)、販売していたドーバーストリートマーケットギンザに駆け込みました。
![ナイキのダンク 俯瞰](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2024/03/047-880x880.jpg)
![ナイキのダンク シュータン引き](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2024/03/041-880x880.jpg)
![ナイキのダンク サイド寄り](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2024/03/042-1-880x880.jpg)
すべてのパーツをワントーンカラーで統一しつつ、ソールだけトーンを変えているのがポイントだそう。そのうえベージュのスエードなので、上品なことこの上ない表情に。その頃から(今と変わらず)ネイビーの服ばかりだったので、普段の服装によく合うカラーなのがありがたかった。発売は春で気候的にもハイカットが履きやすかったこともあり、すぐにヘビロテでした。
![ナイキのダンク インソール](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2024/03/049-880x880.jpg)
「アー・ぺー・セー」とのコラボの証は、このインソールのギターと剣がクロスしたマーク。デカデカとロゴを入れたりするのでなく、あくまでさりげなく控えめなのが、このブランドらしくて気に入っています。
![ナイキのダンク ヒール寄り](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2024/03/046-880x880.jpg)
購入当時より太めなパンツを履くことが増えたので、ハイカットをうまく使えるようになりました。相変わらずネイビーの服は大好きだから、ベージュカラーがよいアクセントになって助かる。買ってからなんと10年(!)経ちますが、これからも1軍に残り続けるだろうスニーカーです。
Photos:Ibuki Tamura
![山口朗](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2023/07/DSC4866.jpg)
山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは30足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し"です。
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