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さまざまなプロダクトや社会的な活動を通して、持続可能な社会と環境作りに取り組む「パタゴニア」は若者たちにも大人気だ。お馴染みのスナップ常連メンバーにも愛用者が多い。オシャレな人が買ってよかったアイテムと正解着こなし6選をお届け。
1.パタゴニア ベスト
アウター:古着(パタゴニア) パーカ:ロサンゼルスアパレル パンツ:古着(エディーバウアー) 靴:古着(ティンバーランド) キャップ:古着 時計:ヴァーグウォッチ
工藤快音さん/高校生
「古着で見つけた『パタゴニア』のベストは80年代のもの。短丈のシルエット、使いやすいカラーリング、アメリカ製といったポイントに惹かれ、すぐに手に入れました。裏地がフリースで暖かいので、冬でも問題なく着られます!」
アウトドアブランドのアイテムは
シックなカラーリングで取り入れて街で着やすく
「ふだんからラフなスタイリングが好きで、アウトドアブランドのアイテムもよく使います。ただ、アイテム選びの際にカラーリングに気をつかってシックな色味のものにすることで、アウトドア感が出すぎないように街着に落とし込んでいます」。
ベストの裏地は鮮やかなブルーのフリース地。防寒性が高いことに加え、アクセントになる色づかいだ。
ジッパーで開閉しやすい仕様のポケット。この中もフリース地になっており、つい手を入れたくなるようなあたたかさ。
リブのテンションが強めな短丈の裾だから、そこからのぞかせるアイテムとのレイヤードもポイントになる。今日のコーデでは、ロサンゼルスアパレルのパーカのラフさがほどよくマッチ。
アメリカのブランドが好きだという工藤さんが選んだのは古着の「エディーバウアー」のスラックス。トップスがラフな組み合わせなので、このキレイめなパンツでバランスを取ったそう。
2.パタゴニア MARSシリーズ パンツ
石川大樹さん/WAG, Inc. Press
グリーンの同系色でまとめたワントーンコーデ。普段から古着をMIXすることを心がけており、欲張りすぎないラフなスタイルが好きだという石川さん。「街を歩いているおじいちゃんのファッションは、自然体だけどおしゃれに見えて、よく参考にしています」。
米軍に向けて開発したMARSシリーズのパンツを着用。「ミリタリーアイテムなので機能性も◎。防風性、撥水性があり、とても柔らかい上に軽量なので、夏でも快適に着られます。ロゴも表には一切なく、実はパタゴニアのアイテムというところが気に入っています」。
3.パタゴニア マイクロ・パフ・フーディ
アウター:パタゴニア パンツ:ショット スニーカー:アシックス
小林真拓さん/学生
「このパタゴニアのアウターは、明るいブルーカラーで気に入っています。このカラーを効かせて、冬の色が暗くなりがちなコーデのアクセントにできるので、重宝しています!」
落ち着いたトーンのパンツとシューズを合わせ
ブルーのアウターを冬のコーデのアクセントに
「アウターがさわやかなブルーカラーなので、パンツとシューズは落ち着いたカラーリングのトーンにしてバランスを取りました。またアウターとシューズにアウトドア感があるので、パンツはキレイめスラックスを選んで少しテイストに変化をつけたものポイントです!」
このアウター、「マイクロ・パフ・フーディ」は「パタゴニア」の製造史上、その重量に対しての最高の保温性を備えている。それを実現しているのは、羽毛のような保温性と軽やかさ、圧縮率の高さ、乾きやすさといった機能をもつ化繊素材「プルマフィル」を採用しているからだ。
高めに設定されたネックと顔がしっかり隠れるフード。首と顔をすっぽりと包んでしっかりと保温してくれるから、そのあたたかさは折り紙つき!
「パンツには『ショット』のスラックスをチョイス。個人的に、水色と茶色は相性抜群のカラーリングの組み合わせだと思っています」
4.パタゴニア ダスパーカ
アウター:古着(パタゴニア) シャツ:ボーイズイントイランド パンツ:シンプリーコンプリケイテッド スニーカー:ナイキ 帽子:ビーデン サングラス:ジェントルモンスター
本木翔さん/アパレル・YouTuber(無糖boys)
「パタゴニアの『ダスパーカ』は古着でゲットしたもの。アウターは身幅が広めなものが好みなので、このアウターは現行モデルとは異なった少しゆったりとしたシルエットで、その好み通りですね。『ゲッコーグリーン』という、目立つカラーリングも気に入っています!」
色を抑えたアイテム選びで
アウターを際立たせ、ユース感を醸し出す
「アウターのグリーンが派手で目を引くカラーなので、組み合わせるアイテムは色を抑えるように意識。そのうえで、チェックシャツとナイキのハイテクスニーカーをチョイスすることで、アウター込みで00年代のユース感を出しています」。
本木さんがこのアウターを選んだポイントのひとつだという裾のドローコード。現行モデルにはない仕様で、こちらの調整によってシルエットを変化させた着こなしが楽しめる。
ジッパーを開けた着こなしでもキレイに襟が立つ。この高めの襟とフードによって、首回りの防寒性もバッチリ。
シンプリーコンプリケイテッドのデニムを、少しローライズ気味で履いた着こなしも、本木さんが狙ったという00年代のムードを感じさせる。
5.Patagoniaのフリースプルオーバー
熊田和眞さん/ビームス ショップスタッフ
フリース(パタゴニア)、ジャケット、パンツ(ともにコアファイター)、フーディ(ビームス プラス)、靴(レッドウィング)、眼鏡(マックダディー)
パタゴニアのフリースジャケットのインにパーカをレイヤード。そこに無骨なワイドジーンズを合わせてアメカジテイストをプラスした。革靴で大人っぽ印象にシフト!
6.Patagoniaのフリースカーディガン
小泉佑璃さん/
フリークス ストア ショップスタッフ
フリース(パタゴニア)、ジャケット(カン)、シャツ(ヨウジヤマモト)、パンツ(マルニ)、靴(エドワードグリーン)、マフラー(ザ イノウエブラザーズ)、眼鏡(バディオプティカル)
フリースのパイピングのカラーを拾って、配色をまとめた上級者。上下をゆるいシルエットにしても、クリーンな印象に!
Photos:Kenta Sato Shintaro Yoshimatsu
山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは25足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し"です。
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