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一過性のブームではなく、もはやファッションを語る上で欠かせないキーワードであるスニーカー。編集部が今もっとも気になるスニーカーを紹介する本連載、今回は2024年に注目すべきアースカラー、とくにブラウンベースのアイテムにフォーカス。トレンドのアディダスやアシックスから、ファットなモデルまで、注目の8足を紹介。
adidas Originals
「BERMUDA」
アディダス オリジナルスのアイランドシリーズとよばれる、島の暮らしからインスピレーションを受けたシリーズから「BERMUDA」が登場。アッパーは通常、スエードを採用されているが、本作ではアメリカのインビスタ社が製造販売している「CORDURA® fabric」を使用しており、耐久性の高さがポイント。大ヒット中のガムソールを装備しているのもうれしい。
ASICS
「GEL-KAYANO 14」
2008年に誕生。影響力のあるアメリカのランニング専門誌『Runner’s World』にて賞を受賞するなど、ランニングシューズとして高い評価を獲得したアシックスの名作から新色が登場。自然界のさまざまなカラーと、アウトドアウェアのカラーパレットを落とし込んだ一足。加えてかかとに搭載されたGELテクノロジーが履き心地の良さを提供してくれる。
HOKA®
「KAHA LOW GTX TP」
ベースとなるのは、ホカの定番人気モデル「KAHA GTX」をローカットデザインにした「KAHA LOW GTX」。アッパーはスエード素材と落ち着いたアースカラーを組み合わせてデザイン。撥水加工を施したスエードに加えて、GORE-TEXメンブレン搭載で防水性抜群。さらに高いグリップ力を発揮するVibram®メガグリップ搭載と、雨の日の強い味方になってくれる一足。
KARHU
「Legacy 96」
1916年に創業。多くのスポーツ選手の足元を支え、エアクッションやフルクラムなどの技術を開発してきたカルフから、1996年に発売されたランニングシューズ「レガシー」が復刻を果たす。エアクッション、サンドイッチヒールキャップ、EVAミッドソールを採用するなど、これまで培ってきた技術と経験を元に作られた、クッション性と安定性の高いシューズ。全6色展開でどれも北欧らしいカラーで、他社にはない配色も魅力だ。
PUMA
「STAR SD」
1976年に登場したプーマのテニスシューズ「ウィンブルドン」の復刻モデル「スター」が、80年代初頭のアーカイブモデルのデザインを踏襲して登場。毛足の長いスウェードアッパーに、プーマラインとも言われるフォームストリップをパンチであしらっているのがポイント。Leather Working Groupに認定された、環境に配慮した革の製造方法で作られたスウェードを使用しており、バックボーンまで今っぽい一足。
Reebok
「CLASSIC LEATHER」
1983年にガーメントレザーをアッパーに取り入れた革新的なランニングシューズとして誕生し、普遍的かつクリーンなデザインと快適な履き心地で人気を博した。それ以来リーボックの定番モデルのひとつになった「クラシックレザー」はまさに名作だ。リサイクルショップからインスパイアされたデザインをインソールにオン。ヴィンテージ風に加工を施したレザーアッパーに、異なるレザーのアイコニックなクロスチェックが特徴だ。
SAYE
「Modelo ‘01 Vegan」
テニスシューズからインスパイアされたサエの定番「MODELO ‘89」の進化型。採用された配色でクラシックな印象がありつつも、ヴィーガンレザー、メッシュの異素材の組み合わせと、ソールデザインでハイテク感も取り入れたスニーカーだ。トウモロコシ由来の素材や竹の繊維、天然ゴム、オーガニックコットンなど、リサイクルや植物由来の素材を使用しているのもブランドのポイント。
UGG®
「GOLDENCUSH」
アグ®から「これほどまでか」とツッコみたくなるほどファットなスニーカーがリリース。アッパーからシュータン、ソールまでぽってりとしたデザインが特徴的。ブーツのような配色もいい。シューレースを結んでも、シューレースなしでも履ける2WAY仕様で、履き回し力が高く、一足持っているだけでファッションをより楽しめるスニーカー。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
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