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撮影や展示会など、日々トレンドアイテムに触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす連載がスタート。第50回目はメンズノンノ編集の山口 朗が担当。
《New Balance 990 v6 BK6》
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リリースを待ち望んでいた
履き心地”満点”級のスニーカー
「匂わせ投稿」。僕の生活のなかでは、投稿することもなければ、他人のそういった投稿を目にしてヤキモキするなんてこともきっとないと思っていました。2021年に目にしたある投稿を見るまでは。
その投稿の主は、ニューヨーク発のブランド「エメ レオン ドレ」の創設者で、現在は「ニューバランス」の”Made in USA”のクリエイティブ・ディレクターも務める、テディ・サンティス氏。2021年に、翌年2022年から彼がその職に就くことが発表されてからインスタをチェックしていたのですが…。発表からほどなくして、発売前の「990」の最新作のプロトタイプと思しきスニーカーの画像を突然投稿したのです!
「990」といえば、言わずとしれたニューバランスのスニーカーの最高峰モデル。最初のモデルが発売された1982年に、「1000点満点なら990点の出来栄え」と広告にうたわれたほどのハイスペックな1足。そこからアップデートしながらたびたび新作が発表され、2019年に5代目のバージョンである「v5」が発売されて以降、ファンは最新作を待ち望んでいました。そんな状況のなか、新クリエイティブ・ディレクターがいきなりインスタに投稿ですからね…。突然の出来事に、とても興奮したのを覚えています。そこから発売を今か今かと待ち望んでいました。
コロナ禍も影響し、やっと最新作の「v6」が一般発売されたのが2023年の2月。最初に発売されたグレーカラーは案の定争奪戦ですぐには買えずだったところ、どうやらブラックとネイビーも発売されるというウワサを聞きつけ、バリエーションがそろうまで待機していました。アイコニックなグレーは何足も持っているし、すぐ前に購入したのがネイビーの「992」だったため、今回はブラックをチョイス。3色のなかで一番シュッとして見える気がして気に入っています。2年待ってやっと手にしたのでうれしさもひとしお。
少し大きくなってアッパーの補強役もになうNロゴ、またスエードの面積が減った都会的なランニングシューズっぽいデザインが特徴に思います。シュータンに配された、「v6」のマークはそんなデザインにマッチする印象がいい。「990」シリーズだと「v4」モデルが好きだったのですが、ちょっと”推し変”してしまうかも。
デザインもさることながら、履き心地もすごく進化しているんです! ランニングシューズに使われるような反発弾力性のある、最新の「フューエルセル」というテクノロジーが搭載されているから、まさに弾むような履き心地。990点といわず、1000点でもいいのではというくらい快適。
休日は出不精なのですが、このスニーカーはインソールに「for RUNNNIG」と書かれているくらいなので、ランニングとまではいかなくても、もっとアクティブな生活を送りたいと思います(笑)
\ 今日はこの人 /
メンズノンノ編集
山口 朗
最近、他部署から編集部に仲間入り。スニーカー好きでいま所有しているのは25足ほど。レアモデルでもガシガシ履くのがポリシー。
Photos:Kenta Sato
山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは25足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し"です。
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