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プレスやモデルなどお馴染みの服好きたちは、春も着られるグッドアクセントな「名作ニット」を愛用中。買ってよかった8選を正解着こなしやアツいコメントともにお届け!
服好きが買ってよかった
「名作ニット」8選
1.J.PRESS
1902年創立の老舗、J.プレスの定番であるシャギードッグニットに新色が登場。色ムラのあるニュアンシーなパープルが優しげで、軽く柔らかなウールの包み込まれるような着心地が気持ちいい。ゆとりあるサイジングを一枚で着るもよし、シャツ襟を覗かせて王道のアメトラを楽しむもよし。
「年を重ねて20代のときに背伸びして着ていたアイテムがしっくりくるようになった今、末長く愛せる普遍的なアイテムをワードローブに加えたくて購入。ほどよく上品な雰囲気も好みです。スタイリング次第でトラッドからストリートまで幅広く活躍してくれます」。
2.writtenafterwards
コアなファンに支持され続ける日本のブランド、リトゥンアフターワーズから大きな市松模様が目を惹くニットが誕生。市松模様をほっこりしたローゲージニットで表現したのが新鮮で、手編みによるあたたかみのある風合いが寒い季節にぴったり。コシの強いシェットランドシープを使用しているから保温性も抜群。
「パッと目を惹く市松模様にひと目惚れ。左肩に施されたボタンや、袖もとのブランドらしいブック型のラペルも丁度いいアクセント。スタイリングに楽しさを与えてくれるアイテムです」。
writtenafterwards アシスタント
細川聖矢 さん
writtenafterwardsのコレクションのストーリーを生かしたスタイリングに注目が集まる若手アシスタント。
3-4.オーラリー
「秋冬になると発色のいいトップスが着たくなるのですが、派手になりすぎるのは好きではないんです。その点この赤いニットは、フェルトのような軽く柔らかい素材を使っているのですごく上品。Tシャツとレイヤードしてもサマになる、浅すぎず深すぎない絶妙なVネックも気に入ってます」
「コーディネートの主役はライムグリーンのニット。グリーンは、個人的に今年注目している色です! このニットのような明るいグリーン以外にも、モスグリーンやカーキに近いトーンなど幅があるので、この冬は様々なグリーンアイテムに挑戦してみたいです」。
「シャツとニットは大好きなオーラリー。ニットは1枚で着ても良いのですが、グレーのチェックシャツをインすることで落ち着いた印象をプラス。ブラックのパンツと相まって締まった印象に仕上げてくれます」。
5.オーラリー
高橋璃央/メンズノンノモデル
「コートとニットはネイビーで統一。もともとネイビーが好きでいろいろなアイテムを集めていたのですが、今年の冬はネイビーにブラウンやベージュを合わせるのがマイブーム。オーラリーのニットはジップを閉めればハイネックになるのがポイント。冬は首元があいていると落ち着かなくて、ハイネックになるアイテムばかり着ています。オーラリーのニットはシンプルなデザインだけどシルエットがきれいだから品良く着こなせるのが嬉しい!」
6.アンダーカバー
稲井孝太朗/メンズノンノモデル
「普段は黒やグレーなど暗いトーンの服ばかり着ているのですが、今年はカラーアイテムに挑戦したいと思い赤ニットをチョイス。意外と、冬こそ派手なカラーが映えるのだと気がつきました!」
「普段ニットはあまり着ないのですが、このアンダーカバーのニットはパキッとした鮮やかな赤に惹かれました。ルーズなパンツとスニーカーに合わせてスポーティに着こなして、僕なりのスタイルに落とし込むことを意識。サイドにラインが入ったナイロンパンツでトレンド感もプラスしました」。
7.ユニクロの3Dクルーネックセーター
ニットの扱いが苦手で、どちらかというとスウェット派な私ですが、このユニクロのニットはかなり愛用しています。その理由は素材感と特徴的な編み地。
バルキーアクリルとコットンの混紡糸でふくらみ感があり、やわらかいのにタフさがあるのが特徴。着心地は抜群で、いい意味でラフに着られるムードがスウェットに近くて気に入っています。
ということで、近くに稲井が居たので来てもらいました。クリーンなホワイトボディもたまらないですね。シルエットは大きすぎず、小さすぎずで大人もOK。ちなみに185センチでLサイズを着用するとこんな感じです。3D無縫製で、体型を拾いにくいシルエットを実現しているのだとか。
締め付けられるのが嫌なタイプなので(笑)、リブのテンションが強すぎずゆるすぎずなところもポイント。コットンポリならではのドライなタッチも好きですね。優秀すぎて、春までヘビロテしそうな予感!
メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
8.ポロ ラルフ ローレン
「校則」。いま思えば懐かしいですが、学生だった当時はいかにそれをかいくぐっておしゃれができるか、頭を悩ませていた思い出があります。僕が通っていた中学校では、なぜかベストとカーディガンが禁止されていて、着ることができなかったんです。白のワイシャツにネイビーのニットベストを重ねる着こなしがしたいのに…と唇を噛んでいました。一転、高校は制服のない学校だったため、「ラッドミュージシャン」などのメンズノンノで見たブランドのアイテムを着て登校。中学校の頃に憧れた、ニットベストを取り入れた制服の着こなしをすることはありませんでした。
中学校を卒業してから約15年後、「ビームス」の展示会で見た途端にあの頃のニットベストへの憧れが思い起こされて、それから発売日を今か今かと待っていたのがこれ! ビームスが「ポロ ラルフ ローレン」に別注したニットベストです。「High School Student Collection」というコレクション名の通り、90年代に高校生がポロ ラルフ ローレンのアイテムを制服に取り入れていたのが着想源だそう。このコレクションでは、ニットベストのほか、カーディガンやクルーネックのニット、ブラックウォッチ柄のパンツなどが展開されています。
首元の「BEAMS LIMITED EDITION」というタグは、別注アイテムの証。
そしてビームス別注ならではのポイントが、ポニーロゴの位置。通常は左胸にあるロゴが、右胸に配置されています。こういう玄人好みのポイントって、本当にそそられますよね。
ベーシックなアイテムだから、どんな服にも合わせやすい。ジャケットに合わせてトレンドのプレッピーなコーデに使うのも、プレーンなシャツの上にさらっと着て程よくスクール感を生かすのもよさそう。生地はコットン100%だからチクチクする心配もなし。
身幅はゆったりとしているから、クリーンな制服感とともに、今っぽさも両立してくれる。15年越しに手に入れたニットベスト、存分に着こなしを楽しみたいと思います!
メンズノンノ編集
山口 朗
最近、他部署から編集部に仲間入り。スニーカー好きでいま所有しているのは25足ほど。レアモデルでもガシガシ履くのがポリシー。
Photos:Kenta Sato
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