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いま買えば春まで使える優秀トップスを、人気の「アウトドアブランド」の中からピックアップ。黒やグレーなど大人カラーで汎用性の高いモデルをスタイリストやプレスなど服のプロたちに教えてもらった! ザ・ノース・フェイス、パタゴニア 、モンベルなどから9選をピックアップ。
いま買うべき
「アウトドアブランド」のトップス9選
1.ザ・ノース・フェイス
ロックステディフーディ
糸軸から開発にこだわり、上質な風合いを追求した「ロックステディ」コレクションのフーディは、左胸やフロントに入りがちなロゴデザインをなくし、シンプルでソリッドなムードを追求。フリーポケットやドローコードもなく、ミニマムに構築されており、流行りすたりに関係なく着まわせる。
▼スタイリスト深澤さん
「ここまでミニマルなパーカは新鮮で気になりました。滑らかなタッチで着心地もよく、ストレッチが効いていてストレスフリー。。生地の表面にオーガニック栽培インド産のスピンコットンを採用しているのもポイント」
2.モンベル シャミース ハイネックセーター
スウェットやシャツにインしたり、そのまま着ても様になるボトルネックのセーター。薄手で優しい肌触りが特徴的なシャミース™のセーターは、シンプルなデザインが嬉しい。
▼スタイリスト 深澤さん
「暖かいのでそのまま着てもいいですが、シャツとのレイヤードで活用して欲しい1枚。首元に黒を効かせればノーブルなイメージが加わりつつ、防寒性もアップ。冬コーデの隠れ名品的な存在です」
3.アークテリクス コバート プルオーバー
フーディメンズ
リサイクルポリエステル100%で作られたAlpenexⅡ™️ヘザーフリースは、優れた熱性能により、暖かさと快適な着心地を兼備。ウールのような風合いが柔らかく、顔まわりをしっかりと覆うフードも保温性を向上してくれる。ラミネート加工を施したポケットは、貴重品の持ち歩きとして重宝するだけでなく、デザインのアクセントとしても一役買っている。
PR/須藤さん
「見た目はニットですが裏地は起毛していて着心地はフリース、寒い日のトレッキングやキャンプなどにもオススメの1着です」。
4.パタゴニア メンズ・シンチラ・
スナップT・プルオーバー
ポップなルックスも持ち味の定番トップス
豊富なカラー展開もシンチラ・スナップTの魅力。近年はオートミールとブラックが定番として展開され、そのほかはシーズンごとに新色や新柄が登場する。写真のObsidian Plum(オブシディアンプラム)は2023年秋冬の新色。丈夫であたたかいリサイクル・ポリエステル・フリース製で、フェアトレード・サーティファイドの工場で製造されている。
保温性と速乾性を備えた、10.3オンスの中肉厚な毛玉防止加工済み両面フリース生地を採用。フリース生地にもランクが存在するが、パタゴニアのシンチラは最高級グレード。
ベンチレーションの役割を果たす、4つのスナップボタン。配色の前立てもリサイクル・ナイロン製だ。ボタンを開ければポロシャツ風に、全部閉めればタートルネック風にとルックスが変わるのもスナップTの特徴。
(上)左胸にはポケットが付き、スマホなどの収納に便利。フラップの上にパタゴニアの織りネームが。
(下)スナップ留めのフラップは両端が縫いつけられており、中に入れたものが落ちにくい設計に。
袖口と裾には冷気の浸入を防ぐ、ポリエステルのトリミング付き。形くずれしにくく、耐摩耗性も強化されている。
背面はフロント同様切り替えがある。ヒップまでの着丈で、ヒップベルトやハーネスの着用にも対応。肩と袖は動きやすさを促進するYジョイント仕様。
製品タグには「Repair/Reuse/Recycle this product at wornwear.com」の文字が。製品を長く愛用してもらうために、パタゴニアが推進する3Rとともに「Worn Wear」のプラットフォームのURLも記載。シンチラ・スナップTはエルサルバドル、またはニカラグアのフェアトレード・サーティファイド工場で生産されている。
COLOR VARIATION
ブラックは近年の定番カラー
カラーアイテムのイメージが強いパタゴニアだが、ブラックもこのところ定番的にラインナップされている。ブラックはポケットのフラップやトリミングも黒で、ミニマルな印象。モード系の着こなしにも活用しやすい。
スナップTにはライトウェイトがある!
〈メンズ・ライトウェイト・シンチラ・
スナップT・プルオーバー〉
仕様は同じでシンチラの厚みが違う
ライトウェイトは8オンスのリサイクル・ポリエステルを使用した軽い着心地。シンチラの厚み以外はデザインも同じだが、展開色や柄はレギュラーのシンチラと異なる。レギュラーよりもライトウェイトのほうがカラーバリエーションは多く、選びがいあり。
5.パタゴニア ナチュラル・ブレンド・
スナップT・プルオーバー〉
初期ロゴがついたウール混素材のスナップT
創業50周年を記念したコレクション「ナチュラル・アイコン」には、天然素材をブレンドしてリメイクされたパタゴニアのアイコンがラインナップされている。スナップTもそのひとつ。ポリエステル、ウール、コットン、ナイロン・シンチラ・フリースを混紡したリサイクル素材を使用。パイル素材を切り替えたデザインに、パタゴニアの歴史が垣間見える。
6.パタゴニア メンズ・リサイクル・ウールブレンド・セーター・フーディ
フード付きでカジュアルなムードを漂わせながらも、スウェットパーカとは一線を画す、上質で品のあるウールブレンドセーター。リサイクル・ウールとリサイクル・ナイロンを混紡しており、街中はもちろん、アウトドアでも暖かく快適な着心地に。
▼佐藤さん(メンズスポーツウェア、ロゴ、ハイク、ワークウェアのカテゴリーマーチャンダイザー)
「パタゴニアのセーターファンの方や、今回初めて知った方にもぜひ一度は手にとってもらいたい一枚。セーターフーディは、パタゴニアのラインナップでも毎回登場するものではありません。フードの形が少し特殊になっており、深く被ったとしても視界を塞いでしまう心配がありません。使われているウールは保温、防臭の性能も兼ね備えていて、多様な場面で活躍する名品です」。
7.パタゴニア
メンズ・リツール・プルオーバー
ハイパイルのフリース素材(リサイクル・ポリエステル100%)が柔らかく、保温性と快適な着心地を備えた多用途型プルオーバー。胸までのハーフレングスジッパーがインナー、アウター問わずさまざまなアイテムと重ね着しやすく、スタイリングの幅を広げてくれる。
▼佐藤さん(メンズスポーツウェア、ロゴ、ハイク、ワークウェアのカテゴリーマーチャンダイザー)
「今年注目の新製品・リツールシリーズから、ジャケットだけではなく、プルオーバースタイルも登場。過去のマースピアルのデザインをより機能的に、多用的に作られたこのアイテムはポーラテックフリースが使われていて、普段やアクティビティで中間着として活躍してくれます。フリース選びに困っている方、今年はリツールプルオーバーがオススメです」。
8.パタゴニア
パイロファイツ・アップライザル・フーディ
火事が多発する地域で生き延びるため、自らの耐火性を発達させた植物群のパイロファイト。そのパイロファイトを称えるというコンセプトで作られたフーディは、コピー機で手作りされたジン(小冊子)とタトゥーを思わせる全面柄のグラフィックがとてもアイコニック。素材には、端切れと回収されたペットボトルを利用したリサイクル素材100%を使用。パタゴニアの環境保護への哲学とセンスが際立った1着に仕上がっている。
▼佐藤さん(メンズスポーツウェア、ロゴ、ハイク、ワークウェアのカテゴリーマーチャンダイザー)
「今シーズンのスウェットのなかで一番ユニークなアートワークが施された1着であり、人とはかぶりたくない!という方にぜひ手に取って欲しいフーディです。ジャケットを重ねる時期でも、フードや様々な箇所にあるアートワークがちらりと見えて、コーディネートのアクセントにもなります」。
9.パタゴニア フィッツロイ・ホライゾンズ・アップライザル・クルー・スウェットシャツ
ニール・ヒューバート氏によるオリジナルアートが印象的なスウェットシャツは、秋から春の終わりまで着まわせる適度な厚みがポイント。リサイクル素材100%を使用することでバージン原料への依存を削減しながら作られた一枚。
▼ロジャースさん(PR担当)
「内側が起毛仕上げで、自然な伸縮性を備えたリサイクル素材100%のニット・フリース素材を採用。何にでも合うクラシックなクルーネックのスウェットシャツです」。
【問い合わせ先】
アークテリクス カスタマーサポートセンター/アメア スポーツ ジャパン
03-6825-2129
http://arcteryx.jp/
モンベル・カスタマー・サービス
06-6536-5740
フリーコール:0088-22-0031(携帯電話使用不可)
https://www.montbell.jp/
パタゴニア日本支社 カスタマーサービス
0800-8887-447
https://www.patagonia.jp/home/
Photos:Yuichi Sugita Stylist:Yuta Fukazawa Text:Wakako Matsukura
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