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正確な時間の確認はスマートフォンでできるのに、なぜこの時代にあえて腕時計をつけるのか。毎日欠かさず時計をつけているというコダワリ派の時計好きが買ってよかった、使って納得の愛機9選をピックアップ!
服好きが買ってよかった「腕時計」9選
1.OMEGA
ゼンマイを巻く作業もクセになります
「腕時計の歴史とか、にわかで全く知らないんですが、ちょっと見栄を張ってスイス製の手巻き時計を。オーバルケースで、文字盤のうねうねした幾何学柄にひと目ぼれ。ゴールドを選んだのは数年前に見たマフィア映画で、登場人物たちが金のアクセをつけていたから(笑)。小ぶりなのでおそらくレディースなのかな。意外と手頃で、中古サイトで2万円台で購入できました」
「手巻き時計には最初抵抗がありましたが、時を刻むチッチッチッとした音が心地よく感じるように。朝出かける前に、ゼンマイを巻き上げる作業もルーティンに。今の自分にはなくてはならない相棒です」
バイク乗車中の時間確認にも役立つそう。「ライド中はスマホで時間を確認したくないし、好きな時計をつけていると気分が上がります。毎日巻き上げなければいけないから手はかかりますが、それも魅力のひとつ。これからも時計との生活を楽しんでいきたい」
2.DANIEL WELLINGTON
アクセサリーと重ねづけするのが鉄則
「中学3年の頃に祖母からもらった思い出の品。ベーシックでクセがなく、手持ちのアクセとも相性がいいので、いまだに折を見て着用しています。祖母の姿も思い起こさせてくれる宝物です」
3.EDIFICE
「10代の頃に世界中を転戦する機会が増えたことで入手しました。スマホとリンクしていて、海外に行っても手軽に現地時刻に調整できるのが便利。卓球中心の生活を支えてくれるパートナーです」
4.G-SHOCK
「高校時代に仲のよかった先輩選手からいただいた思い出のモデル。丈夫でどんなシチュエーションでもガシガシ使えるのに、休日のカジュアルな服装にも違和感なくマッチしてくれる便利品です」
5.G-SHOCK
「僕にとってGショックは特別。なにせ、小学生のときに母に買ってもらった初めての時計ですから。今でも、お店で目に留まったら勢い余って買っちゃいます」
「店頭で黄と赤の配色にひと目ぼれした「5600」(右)は、L.A.のブランド、ザ ハンドレッツとのコラボ作。左上のモデルは雪山や雪の結晶をイメージしたデザインで、これからの時季に出番が増えます。ブルーケースに異なる色のベルトをかけ合わせた1本(左下)は、アメリカントイをイメージしてカスタムオーダーしたもの。(1枚目の写真で)手につけているオールホワイトのモデルはゴールドの差し色とクリアバンドが上品。大人が持つGショックの理想形ですね」
6.TIMEX
「決め手は上品なターコイズブルーの文字盤。時計界のトレンドカラーだし、手もとがパッと明るくなります。『まさかあのブランド?』と聞かれるのを期待できる、ツッコミ待ちの時計でもあります(笑)」
7.CASIO
「ハイプスニーカーにロレックスを合わせるのはやや盛りすぎな気がして…。なのでチープカシオを合わせることが多い。チョイスの幅を見せることで『こいつ、わかってるな』と思ってもらえますね」
8.ROLEX
「友人とお酒を飲みすぎた結果、大切なサブマリーナーをなくしてしまって…。でも、知人から同じ“青サブ”モデルを格安で購入することができて、その傷をやわらげてくれました。もう絶対に手放しません」
9.NIXON
「スポーティさがウリのニクソンらしからぬ趣ですが、じつは同社のイベントへ参加した際にケースやベゼルなどをすべてセルフオーダーで組み合わせたオンリーワン。これを褒められたときが一番うれしい!」
Photos:Yuta Kono Wataru Kakuta[TRIVAL] Text:Masato Kurosawa Ryo Kikuchi Composition & Text:Masato Nachi
山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは25足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し"です。
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