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防寒アイテムをひととおり揃え、スタイリングがマンネリ化しがちな最近。とはいえ年明けにも冬のイベントは目白押し!そこで欲しいのが、個性的な柄やカラー、ひと捻りあるシルエットのアイテム。ファッション業界人の先輩たちがガチ買いした目を惹くアイテム5選を紹介!
ニット ¥59,400/リトゥンアフタワーズ[03-6262-9860]
可愛げある柄ニットは
モノトーンでトライ
コアなファンに支持され続ける日本のブランド、リトゥンアフターワーズから大きな市松模様が目を惹くニットが誕生。市松模様をほっこりしたローゲージニットで表現したのが新鮮で、手編みによるあたたかみのある風合いが寒い季節にぴったり。コシの強いシェットランドシープを使用しているから保温性も抜群。
「パッと目を惹く市松模様にひと目惚れ。左肩に施されたボタンや、袖もとのブランドらしいブック型のラペルも丁度いいアクセント。スタイリングに楽しさを与えてくれるアイテムです」。
writtenafterwards アシスタント
細川聖矢 さん
writtenafterwardsのコレクションのストーリーを生かしたスタイリングに注目が集まる若手アシスタント。
ディティールにこだわった
新鋭デザイナーのシックな一枚
独創的なデザインが特徴のデジグアルとテーラリングから着想を得たディテールが人気のヘッドメイナーのコラボレーションアイテムが独創的。マオカラーの半袖シャツにレギュラーカラーの長袖シャツをレイヤードしたような仕様がユニークで、リバーシブルで着ることも可能。ポプリンコットンを使用したクリーンな風合いと遊び心あるデザインで主役級の一着だ。
「2枚のシャツをレイヤードしたような、他にはないユニークなデザインに惹かれました。個性的な一着ですが、トラッドなストライプ柄と爽やかなライトブルーの組み合わせで品のいいスタイルが完成します」。
シャツ ¥44,000/ソウボウ[http://www.sowbow.jp]
定番デザインの別注アイテムで
大人な足元に仕上げる
日本の伝統的な素材や製法を採用し、丁寧なものづくりを行うソウボウ。今季登場したレギュラーカラーシャツは久留米絣というツヤのある生地を使用した使用した上品な風合いが魅力。有田焼の工房で作られた陶磁器のフロントボタンや着物から着想を得た仕立てと、細部まで伝統工芸の魅力が行き届く。日常で活躍するシンプルなシャツこそ、こんなストーリーのある逸品を選びたい。
「モダンなデザインとリラックス感のあるシルエットとのバランスが絶妙。一枚でサマになるアイテムですが、程よく厚みのある生地で肌寒い時期には羽織りとしても重宝しています。こだわりのアイテムを日常着として気負わずに着られるのが嬉しいですね」。
ダブワークスPR
藤田貴久 さん
ダブワークスでのPRを務めながら、日本の伝統や美意識を洋服に落とし込むブランド「ソウボウ」のディレクションとデザインも担当。古着にも精通。
ニット(J.プレス オリジナルス)¥27,500/J.プレス & サンズ 青山[03-6805-0315]
高機能パンツを取り入れるなら
ワイドシルエットで
1902年創立の老舗、J.プレスの定番であるシャギードッグニットに新色が登場。色ムラのあるニュアンシーなパープルが優しげで、軽く柔らかなウールの包み込まれるような着心地が気持ちいい。ゆとりあるサイジングを一枚で着るもよし、シャツ襟を覗かせて王道のアメトラを楽しむもよし。
「年を重ねて20代のときに背伸びして着ていたアイテムがしっくりくるようになった今、末長く愛せる普遍的なアイテムをワードローブに加えたくて購入。ほどよく上品な雰囲気も好みです。スタイリング次第でトラッドからストリートまで幅広く活躍してくれます」。
靴(ケンフォード ファインシューズ)¥17,600/ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア[03-6434-1097]
冬のシンプルスタイルに
畦編みの王道ニットが必要
ビジネスとカジュアルの両方で活躍するケンフォード定番のコインローファーは、カラーリングで個性をアピールするのもアリ。すっきりしたスマートなデザインながら、柔らかなレザーやクッション性の高い中敷によって履き心地の良さに申し分なし。履くほどに自分の足に馴染んでくるレザーの風合いにも愛着を感じる一足。
「気負わずに履けるローファーを探していたところ、この一足に出会いました。独特なカラーリングも好みですし、スラックスからナイロンパンツまで意外にもアイテムを選ばないのが嬉しい。ガシガシ履けるのでバッティングセンターもこれで通っています(笑)」
Photos:Yoshio Kato Stylist:Asaka Toda Composition&Text:Takako Nagai
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