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一過性のブームではなく、もはやファッションを語る上で欠かせないキーワードであるスニーカー。編集部が今もっとも気になるスニーカーを紹介する本連載、今回はアディダス オリジナルス(adidas Originals)からフットボールシューズとして誕生した「サンバ」にフォーカス。
adidas Originals
「SAMBA OG」
サンバは1950年にサッカーシューズとして誕生。この年FIFAワールドカップが開催されたブラジルの伝統的な音楽がモデル名の由来。実はスタンスミスやスーパースターよりも前に作られたアディダス最古のモデルのひとつで、2022年から海外のセレブリティやインフルエンサーから火がつき、その人気は今も続いている。
SAMBA 1950
The adidas Archive
ドイツのサッカーチームの雪で凍ったピッチのためにデザインされたことが始まり。当時のモデルは、ピッチで滑らないために、アウトソールに3つの吸盤が備えられていた。
SAMBA 1962 CATALOGUE THE SPORT SHOE OF THE WORLDS BEST
The adidas Archive
SAMBA 1962
The adidas Archive
SAMBA 1964 CATALOGUE DIE WELTMARKE MIT DEN 3 RIEMEN
The adidas Archive
SAMBA 1968
The adidas Archive
SAMBA 1972
The adidas Archive
SAMBA 1979 ADIDAS HANDLER INFORMATION
The adidas Archive
SAMBA 1985 CATALOGUE FOOTWEAR COLLECTION
The adidas Archive
近年、ウェールズ・ボナーとのコラボレーションも記憶に新しいサンバは、日本の服好きたちも愛用しており、スナップでブラックとホワイトのモデルを履いているのをよく見かける。
薄くてソフトなレザーアッパーに、スエードのT-トウ、そしてガムソールというイナたいデザインながら、どこか品のあるスニーカー。サンバがストリートで人気が出るのも納得だ。
adidas Originals
「SAMBA OG」
すこし変化球のあるサンバを履きたいならネイビー、カーキ、イエローのサンバがオススメ。サンバの特徴であるレザーアッパーをナイロン素材に刷新。ネイビーはガムソールまで同系色で統一しているのがポイント。
同じくアッパーにナイロン素材を採用したカーキとイエローは、打って変わってクラシックなガムソールが魅力。シュータンにはカスタムウーブンラベルを配し、ヒールタブとスリーストライプスにはリフレクティブ仕様になっている。
左からホワイト、イエロー、カーキのサンバ。それぞれに合ったカラーを採用しているというガムソール。並べてみると色の違いがよくわかる。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
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