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大人気のバブアーのアウター。定番からコラボまで色々なモデルが出ているから、どれを選んでいいか迷うところ。そこで名物プレスやショップスタッフなどオシャレな人が買ってよかった「バブアー」を大調査。冬の正解着こなしつきでお届け!
「バブアー」の正解着こなし編
1. 田夛英照さん/アダム エ ロペ プレス
「ミドル丈のアウターを持っていなかったので、バブアーのビデイルに興味を持ちました。都市生活で着やすいノンワックスの2レイヤー素材という点、さらにチェック裏地でも着られる2WAY仕様に惹かれて購入。ブルックス ブラザーズ フォー ワイルド ライフ テイラーのBDシャツと黒のスラックスのシンプルなコーディネートも、このビデイルを羽織ると上品なムードが添えられます。足元はレザーシューズですが、クロッグタイプにして抜け感を入れています」
「イギリスで100年以上続く由緒あるバブアー。根底には英国紳士のクラシックムードが流れているのがいちばんの魅力だと思います。時代や世代を超えた愛されるものが永久定番だと思うので、40年選手のビデイルはまさにそれ。オリジナルもよいですが、別注はモダンにアレンジされていて、そこがまた響くポイントになっています」
2.石川大樹さん/WAG, Inc. プレスアシスタント
「アークテリクスのシェルはパキッとしたブラック、バブアーはフェード感のあるブラックで、同じ黒でも異なるトーンで立体感をつくりました。アウターをレイヤードするなら、インにはフードのあるものを選ぶと存在感が出るのでおすすめです」
3.佐藤亮介さん
/ビームス プラス 原宿 ショップスタッフ
「昨年、ビームス プラス別注のビデイルを買いました。セージグリーンが王道カラーですが、モダンな印象のブラックをチョイス。シャンブレーシャツとデニムパンツにラッセルモカシンズ×ビームス プラスの編み上げブーツというアメリカ寄りのワークスタイルに、アーガイルのカーディガンと英国ムードのクラシックなアウターを羽織ることでハイブリッドにコーディネートしています」
「おしゃれ好きなら誰もが知っているバブアー。流行に左右されない伝統的なものづくりのスタイルにも惹かれます。イギリス王室にも認められた”ロイヤルワラント”の称号も心惹かれる部分。このビデイルは2層構造による耐水性を高めた素材で、着やすいところがいいんですよね。ゆったりしたクラシックフィットだから、厚手のインナーを着てもストレスフリーです」
4.西村滋紀さん/アーバンリサーチ プレス
「いまも一部のワックスジャケットを英国の工場にて手作業で製造・修理しているバブアー。手入れしながら永く付き合いたい、定番アウターです。セージカラーのイメージが強いですが、今季気になっているグレーを選びました。ジャストサイズを、チンストラップを閉めて着るのが気分。同じくバブアーから出ているファーベストをレイヤードするのも良さそうです」
5.小沼野 洸さん
/アーバンリサーチ ドアーズ プレス
バブアーの袖や襟の素材に合わせて、ブラウンのコーデュロイパンツをセレクト。全体を暗いトーンでまとめても、ブラックを使わなければやわらかいムードになり、好印象に! 足元をクラークスでまとめるのも今の気分にぴったりだ。
服好きが買ってよかった「バブアー」編
1.workahoLC × Barbourのコート
「普段から愛用している『Barbour』とのコラボレーション。この秋冬はロングコートを合わせた、クラシックなスタイルが気分なのでセレクト。玉虫のように、角度によって様々なカラーに見えるオリーブがお気に入り!肩廻りや袖分量などは日本人の体型を考慮したサイズ感にモディファイして、ビジネスシーンでも対応可能に。様々なコーディネートに合わせられる汎用性の高いモデルです」
2.Barbour for MARKAWARE & EDIFICE
「エディフィス・バブアー・マーカウェアのトリプルコラボによって生まれた『TRANSPORT』はアウターとしての着回し力が抜群。マーカウェアらしいリラックス感のあるサイズへと変更し、今っぽいシルエットにアップデート。バブアーの無骨なデザインをさらっと羽織れるのが嬉しいです。シャツやハイゲージのニットの上に合わせる、肩肘張らないスタイルを楽しみたい」
3.Barbour×FREAK’S STORE
「短丈が気分な今年に着たいジャケットとして購入。販売開始後すぐに購入しました。トランスポートをモディファイしたような型になっており、ポケットがスラッシュとフラップで2つついていて実用的な箇所もお気に入りのポイント。FREAK’S STOREの別注仕様で、オイルドではなくノンオイルのコットン×ポリ素材、生地はピーチスキンのような独特な生地感。サイズ感もインライン商品に比べ若干ゆとりがある仕様なので、シャツジャケ感覚での着用から、中に着こんで秋冬のアウターとしての活躍もできそうです」
4.Barbour✖️Bshop
「バブアーとの出会いは高校時代。服好きの心をくすぐるブランドのアウターを別注すると知って、どんなスタイリングをしようかワクワクさせてくれた1着です。広めのアームホールと余裕を持たせた身幅周りで、シャツやニットだけでなく、ジャケットやブルゾンなど、アウターの上にも重ねられるところも○」。
5.Barbour × SHIPS
「バブアーといえばオイルドのイメージが強いかと思いますが、あえてキルト生地のリッツデイルの別注をセレクト。トーンオントーンの襟や長めの着丈など、スーツやジャケパンスタイルにもマッチする万能な1着に仕上がりました。個人的には、シンプルにニットやシャツなどと合わせて、トラッドに着こなしたいです」。
Photos:Shintaro Yoshimatsu Yuichi Sugita
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