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撮影や展示会など、日々トレンドアイテムに触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす連載がスタート。第25回目はメンズノンノ編集の山口 朗が担当。
“らしく”ないとしても、欲しかったジャケット
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《Supreme × THE NORTH FACE
Summit Series Outer Tape Seam
Coaches Jacket 》
人気のアイテムやトレンドは気になるけれど、他人とカブるのは避けたい…という、あまのじゃくな性格をしています(苦笑)。そのため、いわゆるロゴものの洋服にはなかなか手を出せず。このコーチジャケットも、一見シンプルなものなのですが…。
左袖に、存在感のある強力ブランドのロゴが2つ並んでいます! こちらは、シュプリームとザ・ノース・フェイスのコラボアイテム。「ダブルネーム」という表現も合いそうです。国内での争奪戦に負けてしまったので、海外からの通販で手に入れた代物。
僕があまりロゴものを着ないことは友人などにも浸透(?)しているので、これを着ていると意外だと言われることもあります。たしかに、自分のワードローブのなかでは異質なアイテム。ちょっと自分らしくないとしても、なぜ海外から取り寄せるほど欲しかったのか、振り返ってみました(笑)
ひとつめの理由は、スケートブランドのコーチジャケットが欲しかったこと。もともとは、スポーツチームの「コーチ」が着ていたものが起源のアイテムだといいますが、僕のなかではヒップホップやストリートのムードがあるものというイメージだったので、シュプリームはそのイメージにぴったり。このジャケットは、グラフィックなどが効きすぎていない、ミニマルな見た目なのも気に入りました。
もうひとつの理由は、ただのザ・ノース・フェイスとのコラボでなく、同ブランドの機能性に優れたアイテムのなかでも、その最上級のラインとして位置づけられる「サミットシリーズ」とのコラボだったということ。スニーカーなどにも当てはまりますが、ただ街で使うだけでは必要ないくらいに「オーバースペック」なものって、なんだか無性に惹かれてしまうんですよね。
ジップ部分には止水ジップを採用。野外の厳しいコンディションでの使用シーンは今までなく、(そしてきっと)これからもなさそうですが、雨の日にはとても役立っています。台風の暴風雨でも安心。なにせ「サミットシリーズ」なので(笑)
裏地にはこれでもかというくらい、所狭しとロゴが並んでいます。普通に着るぶんには全然見えないので、主張しすぎなくていい感じ。ロゴの向きがそれぞれ違うのもかわいい。
今年は暑い日々から一気に寒くなってしまったので、これを着るのにちょうどよい気温の時期が短かった…(泣)。春はたくさん着られますように!
\ 今日はこの人 /
メンズノンノ編集
山口 朗
最近、他部署から編集部に仲間入り。スニーカー好きでいま所有しているのは25足ほど。レアモデルでもガシガシ履くのがポリシー。
Photos:Kenta Sato
山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは25足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し"です。
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