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どれだけトレンドを意識したコーディネートに身を包んでも、手もとがおろそかだと効果は半減してしまうもの。ここではアクセとしての役割を担いながら、旬度もアップさせてくれる腕時計を、キーワード別にご紹介。
今真っ先に推せるのは
「パンダ顔」と
「最初からヴィンテージ」
白文字盤と暗色カウンターのコンビネーションが、愛らしいパンダのように見えることから「パンダ顔」と呼ばれる時計は、昨今注目度が急上昇中。同じくクラシカルな意匠をちりばめることで、最初からヴィンテージ感が味わえるように設計されたモデルも、ここ数年で人気が過熱している。どちらも手軽に個性を宿せる便利品だ。
パンダ顔
01
BULOVA/ブローバ
1971年に米宇宙船アポロ15号が月面着陸に成功した際、船長が月面で使用した「ルナ パイロット クロノグラフ」を復刻。当時のロゴを再現してレトロな佇まいを見せつつ、深いネイビーの積算計を採用することでカジュアルにも映える表情に。
02
TACS/タックス
ソーラー電池搭載のムーブメントを使用し、"パンダ顔"にアレンジしたことから命名された、タックスの新作「ソーダ」。デザインアクセントになっている9時位置のユニークなインダイヤルで、バッテリーの残量を表示してくれる。
03
SEIKO PROSPEX SPEEDTIMER/
セイコー プロスペックス スピードタイマー
1969年〜1970年代に人気を博した名作クロノグラフ「スピードタイマー」をモダナイズ。24時間計や60分積算計などを備えた正統派ながら、パンダ顔のおかげで親しみやすい雰囲気に。
最初からヴィンテージ
04
HAMILTON/ハミルトン
1892年創業の名門が英国空軍向けに製造していたモデルをよみがえらせた「カーキ パイロット パイオニア メカ」。ケースサイズ36×33㎜の小ぶりなサイズやレトロなインデックスでヴィンテージ感たっぷり。
05
VAGUEWATCHCo./ヴァーグウォッチカンパニー
誰もが憧れるアンティークの雰囲気を気軽に楽しめる1本。経年で退色したような文字盤は、職人が手作業で行って本物さながらの再現度合い。ケースやバンドの材質や質感にもこだわった本格派だ。
06
FHB/エフエイチビー
クッション型のケースや、アイボリーカラーの文字盤、その外周のレールウェイ目盛り、リーフ針など、ヴィンテージライクな意匠が凝縮。威厳のあるローマンインデックスも、古きよき懐中時計を思わせる。
Photos: Kouki Marueki[BOIL] Stylist:Yoshiki Araki[The VOICE] Text:Masato Kurosawa Ryo Kikuchi Composition&Text:Masato Nachi
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