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正確な時間の確認はスマートフォンでできるのに、なぜこの時代にあえて腕時計をつけるのか。毎日欠かさず時計をつけているというアスリート(卓球)の宇田幸矢選手にその理由を聞いてみた。コダワリ派の時計好きが買ってよかった、使って納得の愛機も!
「アクセサリーであり、思い出が
よみがえるきっかけになるもの」
Profile
宇田幸矢選手
アスリート(卓球)
2001年、東京都生まれ。幼少時から全国大会で優勝し、10代で国際大会でも実績を重ねてきた若手のホープ。2020年には日本一を決める全日本卓球選手権大会でも優勝し、今後の五輪の代表も視野に入れる。
卓球界のホープとして輝かしい実績を積み重ねてきた宇田選手。ファッション好きでも知られ、ここ最近腕時計に対する興味も一気に高まってきたという。
「自分にとって腕時計は時刻を確認する道具というよりも、ファッションに彩りを加えるアクセサリーのようなもの。服装を選ばず着用できるデザインや、大人になっても臆せず着用できるブランドに狙いを定めています」
とはいえ以前は機能重視な面も。
「10代の頃から世界各国に遠征していたので、電波で時刻を自動補正してくれる時計などを愛用していました。これからは機能より見た目を意識して新しい相棒を探そうと思っていますが、だからといってこれまで愛用していたモデルも手放す気はありません。眺めているといただいた人とのつながりや、そのとき、その場所で着用していた場面が頭に浮かんでくる。腕時計は忘れたくない思い出をよみがえらせてくれるツールとして欠かせない存在です」
来年社会人になる記念として、この先何十年も愛用できる時計を購入したいと語る。
「トレンドに左右されてしまうモノはイヤ。多少奮発してでも、一緒に思い出を刻んでいけるような時計を厳選したいと思います」
アクセサリーと
\重ねづけするのが鉄則/
MY FAVORITE!!
DANIEL WELLINGTON
中学3年の頃に祖母からもらった思い出の品。ベーシックでクセがなく、手持ちのアクセとも相性がいいので、いまだに折を見て着用しています。祖母の姿も思い起こさせてくれる宝物です。
EDIFICE
10代の頃に世界中を転戦する機会が増えたことで入手しました。スマホとリンクしていて、海外に行っても手軽に現地時刻に調整できるのが便利。卓球中心の生活を支えてくれるパートナーです。
G-SHOCK
高校時代に仲のよかった先輩選手からいただいた思い出のモデル。丈夫でどんなシチュエーションでもガシガシ使えるのに、休日のカジュアルな服装にも違和感なくマッチしてくれる便利品です。
Photos:Yuta Kono Wataru Kakuta[TRIVAL] Text:Masato Kurosawa Ryo Kikuchi Composition & Text:Masato Nachi
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