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ファッションの秋には、いつもより背伸びして大人なアイテムを取り入れたい。老舗ブランドの新作や個性派デニムなど10月の推しアイテムをファッション業界人の先輩5名が推薦!
ベスト(クリサリス × トゥモローランド)¥122,100/トゥモローランド[0120-983-522]
上品なベストジャケットは
シルエットで差をつける
ランド オブ トゥモローが英国の高級アウターブランド、クリサリスへ別注したベストジャケット。上質なコットン100%で織り上げた表地は目が詰まっていて艶やか。ドレスウェア由来のトラッドかつ上品な雰囲気はそのままに、シルエットは今っぽくゆったり仕上げたのが魅力だ。スウェットやパーカーに重ねてカジュアルに着こなすのも良し。
「秋口から冬までシーズン長く着用できるテーラードベスト。英国のオーセンティックなデザインと生地使いに対してモダンなシルエットとのバランスが絶妙なんです。ジャストのデニムジャケットの上にレイヤードして、攻めたスタイルに挑戦したい」。
ストレートパンツは秋冬らしい
異素材コンビなら主役級
日本の新鋭ブランド「アンスクリア」はトラッドなアイテムに遊び心を加えるのが得意。今季はフロントにコーデュロイ、バックにデニムを使った、個性的かつ秋冬らしい質感のパンツが登場。ユニークなデザインながら、すとんと落ちる美しいフォルムはどんなトップスにも合わせやすい。
「コーディネートの配色が落ち着きがちな秋冬は素材の質感にコントラストを付けて楽しみたい。元はウィメンズブランドだったこともあり、体のラインがキレイに見える設計で、あくまで品の良さをキープできるのも嬉しいです」。
メガネ(マイキータ)¥71,500/コンティニュエ[03-3792-8978]
シャープなスクエアフレームで
知的な秋スタイルが完成
流行に左右されないミニマルなデザインと柔らかなかけ心地が人気のアイウェアブランド、マイキータ。「KENDO」は細身のフレームとクラシックなスクエアシェイプで知的な印象。華奢なアイウェアを選べば秋冬の重めなニットやアウターのスタイルに抜け感をプラスすることができる。
「ブラックのアイウェアばかり愛用していましたが、今季はクラシックな色使いが気分だったので購入を決定。流行のテック系アイテムを取り入れる時、顔まわりはあえてクラシックかつ軽やかな雰囲気に仕上げたいです」。
コンティニュエ PR
根本茂行 さん
高感度な大人たちから支持を集めるアイウェアのセレクトショップ、コンティニュエの先輩PR。モードからトラッドまで幅広いスタイリングを着こなす。
靴(ダナー × ジャーナル スタンダード)¥43,450/ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア店[03-6434-1097]
無骨な定番シューズを
タウン仕様にアップデート
不動の人気を誇るダナーの代表作「MOUNTAIN LIGHT」をジャーナル スタンダードが別注。柔らかなチャコールグレーのスエードに、艶のあるブラックのレザーというコントラストが絶妙で、街に馴染む配色が特徴だ。ローカットのモデルになったから、クロップド丈を合わせてブーツを主張してもいいし、ワイドパンツをクッションさせてチラリと見せても今っぽい。
「無骨なデザインながら、クリーンなカラーとのバランスのいいミドル丈はタウンユースにうってつけ。紳士靴によく使用されるチャールズ・F・ステッド社の上質なスエードが履くほどに味わい深くなっていくのも愛すべきポイントです」。
コート(マッキントッシュ)¥75,900/マッキントッシュ ギンザシックス店[03-6264-5994]
老舗ブランドのトラッドな名品を
デニムで今季的にアップデート
昨年、マッキントッシュのウィメンズの人気モデル「HUMBIE」にメンズのシルエットが登場して注目を集めたばかり。今季、その丸みのある可愛げなフォルムをデニム生地にアップデート。可愛げなフォルムにカジュアルさを与えてくれるワンウォッシュのデニムに、ホワイトのステッチやブランド名の入ったボタンがアクセント。
「マッキントッシュらしいトラッドなデザインにマッチする、上品なデニムの風合いが魅力。トレンチコートやチェスターコートといった定番アウターの気分転換に、カジュアルに振ったHUMBIEを取り入れたいですね」
Photos:Yoshio Kato Stylist:Asaka Toda Composition&Text:Takako Nagai
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