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無難にコーデに合う小物より、装飾性が高くインパクトのあるアイテムが街で目立つように。“強キャラ”小物を多様性なアイデアで使いこなせ!
インパクトアイテムの正解着こなし5選
1.クセ強バッグは
コーデの色と素材で手なずける
コーディネートに物足りなさを覚えても、それひとつあればキマるような、サイズが極端に大きいデカバッグや柄を全面に入れた派手なバッグが多くのブランドからリリースされている。そんな主張の強いバッグでも、素材の質感をそろえるか、コーデの色を落ち着けることで難なく取り入れられる。
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派手デカバッグはトップスと質感をそろえる
ラージサイズで明るいオレンジ。ラミネート加工と後染めで独特な光沢のあるリップストップナイロンのバッグは、グレーナイロンのダウンベストとジャケットでテックな質感を同調させて。バッグ以外をグレーでまとめることで、オレンジを際立たせることにも成功。
2.タイダイ柄バッグはニットでやさしさを
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手持ちのハンドルとショルダーストラップがついた便利なトートバッグは、タイダイ柄のインパクトも十分。柄のレトロな印象と合わせるように、ほっこりしたニットを使い、全体もグレー&ホワイトのやさしいトーンに。ポリエステル製のバッグに対して、天然素材の服でそろえたこともポイント。
3.主役級フットボールマフラーは
クラシックなアイテムで中和して
ファッション界も、スポーツ熱の高まりを受けてゲームシャツがトレンドの中、フットボールマフラーも俄然注目を集めている。好きなチームのマフラーでアピールするのもいいし、直感的にデザインで選ぶもよし。暗く地味になりがちな冬の装いも、フットボールマフラーひとつで一気にヒートアップ!
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攻めのマフラーをコートで大人っぽく
サイケデリックなグラフィックをジャカード織りで全面に落とし込んだマフラーはこれ1本で主役級の存在感を放つ。ジャージやナイロン素材と合わせるとユニフォーム感が強まるので、玉虫色のクラシックなステンカラーコートや革靴でタウンユースに落とし込もう。ダブルフェイスでややボリューミーなので、端正にひと結びしてすっきり見せるのがいい。
4.激ムズバラクラバはレイヤードでこなす
バラクラバとは目出し帽のこと。もともとは冬のアウトドアや登山の防寒対策で使われることが多かったものだが、ここ最近そのアイコニックな見た目で注目を集めている。黒一色でまとめたりすると不審者風に見えてしまうので、レイヤードを駆使してファッション路線でつけこなしたい。
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目出し帽のインパクトを重ね着でアク抜き
アウトドア色の強いバラクラバを街で着るなら、トップスのレイヤードがカギ。異素材同士のミックス感や立体的に見せることによって、バラクラバの強印象を薄められる。フリース素材のバラクラバならナイロンブルゾン×スウェットパーカでストリートに。ニット素材なら紺ブレ×Gジャンでスマートに。
5.ガチ顔アウトドア靴は都会的に見せる
機能的なディテールがいくつも盛り込まれているアウトドアシューズは、ときにガチャガチャして落ち着きのないイメージになってしまうことも。そこで、シューズ以外はシンプルに徹してまとめると、アウトドアシューズがコーディネート全体のスパイスとしてきいてくる。
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街でも役立つ高機能は足もとだけに絞る
アッパーのゴアテックス®素材やグリップ力の高いヴィブラム®ソールを採用するなど機能面では文句ナシのアウトドアシューズも、全身をハイスペックなテックウエアでそろえると「これから山登り?」と聞かれかねない。細かなチェック柄が入ったウールのスイングトップやデニムのカーゴパンツを合わせて、まずは生地の素材から街仕様にシフトさせたい。そのうえでトップスの着丈は短め、パンツもドローコードで裾を絞れるものを選べば、ボリューミーな靴を引き立たせるシルエットが構築できる。
Photos:Kyouhei Yamamoto Hair & Make-up:Akemi Ezashi[mod’s hair]
Stylist:Atsuo Izumi Models:Keisuke Nakata
Shota Inoue[Both are MEN’S NON-NO models]
Text:Masato Nachi
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