▼ WPの本文 ▼
ネットやSNS上をにぎわし、即完売するレアなスニーカーも魅力的に映るけど、その実、買いやすいアイテムを自分の感性でこなしているほうがセンスよく見えるもの。定番にこそ名品あり。秋のスタイルアップにきくのはブランドのこんなアイテムたち。
Brand:NIKE SB
Model:NIKE SB DUNK HIGH PRO QS
池さんが「最近一番履いている」という「ダンク ハイ」は、昨年発売されたN.Y.のグラフィティアーティスト・FAUSTとのコラボモデル。アッパーからソールまで黒で統一されたシックなボディにゴールドラインのスウッシュが映える。外側にはFAUSTのグラフィティがあしらわれている。現在は販売されていないモデルだが、「ダンク ハイ」自体は今季もナイキ SBのラインナップに存在するので好みの色やデザインを探したい。
Model:NIKE SB DUNK LOW
スケートをするときによく履いているという「ダンク ロー」から、L.A.ブランド「クレンショー スケート クラブ」とのコラボモデルを。「色合いがすごく気に入っています」。
Model:NIKE SB SHANE PRM
オールホワイトのクリーンな1足は、オーストラリアの著名スケーターであるシェーン・オニールのシグネチャーモデル。池さんが「競技用として最も自分にフィットしている」という1足。
プロスケーター池 慧野巨さんが
偏愛する、NIKE SBの話。
他にはない色使いや
グラフィックが楽しい!
「エア フォース 1」や「エア マックス」シリーズなど言わずと知れた名作ぞろい。そんなナイキの中で今改めて注目したいのがスケートボードライン「ナイキ SB」だ。競技でスケーターたちの滑りを支え、ストリートでも彼らの足もとをクールに彩る。そんなナイキ SBのスニーカーの魅力を、国内トップクラスの実力を備えるプロスケーター池慧野巨(いけ・けやき)さんに語ってもらった!
「ナイキ SBとは中学生で出会い、高校生の頃から本格的に履くようになりました。丈夫で履き心地もいいですが、何より好きな点はデザイン。カラーバリエーションが豊富ですし、同じ『ダンク』でも通常のナイキのものよりグラフィックや色に遊びがきいていて楽しい。街では今日のように『HI』を履くことが多くて、競技では『LO』のほうを愛用しています。スリッポンだと今日持ってきたシェーン・オニールというスケーターのシグネチャーモデルも好きです。モデル自体がもうなくなってこれがラスト1足なので、今はスケボーで使わずに大事にとってあります」
スケーターにとって、シューズは消耗品であると同時に自身のスタイルアイコン。彼はお気に入りの1足とこんなふうに向き合う。
「スケボーで使うとだいたい1週間でボロボロ。でも好きな靴とすぐにサヨナラするのは悲しいので、最初は普段履きにして、足になじませてから競技で使うようにしています。とくに気に入った靴は、映像に残して自分の中に一生ものとして残すようにしています。今回も紙に残るのでとてもうれしいです!」
Photos:Shunsuke Kondo Hair:KANADA[LAKE TAJO] Stylist:Junichi Nishimata Composition&Text:Kai Tokuhara
▲ WPの本文 ▲