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DIESEL ART GALLERY(ディーゼル・アート・ギャラリー)では、ロサンゼルスを拠点に活躍する韓国系アメリカ人のアーティスト兼俳優JOSEPH LEE (ジョセフ・リー)による日本初個展「PLEASURE IN THE PATHLESS WOODS」を開催。
PLEASURE IN THE PATHLESS WOODS
-道なき森の喜び
展覧会タイトルはジョージ・ゴードン・バイロン(1788‒1824)の詩「チャイルド・ハロルドの巡礼」の第IV歌の一節から採られている。
画家としてのジョセフ・リーは特異な作風の肖像によって知られているが、COVID-19の世界的流行によりその主題を人物から自然へと転換した。誰もいない森の中での孤独から導かれた、恐れ、驚き、そして至福の体験は、彼に新たな作品世界への道を示したのである。
「PLEASURE IN THE PATHLESS WOODS – 道なき森の喜び」は、曖昧で漠然とした被写体の意図を通して、おぼろげな瞬間を明らかにしていく。その瞬間にふと立ち止まり、これまで歩んできた道のりとこれから歩むべき道に思いを巡らせる大切なひとときへの招待状であり、物事の奥深さや暗黙のつながり、そして思いがけない成長といった喜びや驚きへ導く道しるべでもある。
ほんのわずかの間だけ、現実逃避ができる一服のひととき。癒しの空間を確保できる大切な時間である。言葉を交わすことも、弱音を吐くことも、他の方法でコミュニケーションを取ることもできない人々のその場には仲間意識が存在する。
リー氏はイギリスの詩人バイロンの有名な詩を引用し、「バイロニック・ヒーロー」として知れ渡る憂鬱さを、ストイックで謙虚かつ好奇心旺盛な観察者に近い存在として表現している。
そして、「私たちを取り巻く自然の力に対して、私たちがどれほど小さな存在であるかを理解することで、私は安らぎと 謙虚さを感じることができます。しかしながら、安らぎは未知の道からも訪れます。力づくでコントロールするのではなく、思いがけない瞬間にも自由に身を任せてみよう。」と、リー氏は語っている。
Photographer: Ja Tecson
JOSEPH LEE
ジョセフ・リーは、ロサンゼルスを拠点に活躍する韓国系アメリカ人のアーティスト兼俳優。 アーティストであり俳優でもあるジョセフ・リーは、カラフルで抽象的なストロークで被写体の顔を暗示的に隠した肖像画をメインに描く。リーは、細分化された筆遣い、色の選択、ボリュームを通して、人物に宿る感情を探求し表現している。
俳優業では、2018年のサンダンス賞を受賞した映画『Search』、2023年にNetflixで公開されエミー賞13部門にノミネートされた話題作『Beef』、 Paramount+の人気SFシリーズ『Star Trek: Picard(シーズン3) 』などにも出演している。
「PLEASURE IN THE PATHLESS WOODS」展の開催を記念して、ディーゼルとジョセフ・リーのコラボレーションによるTシャツ&パーカーが登場。
¥15,400(税込)
¥27,500(税込)
背中に大胆なプリントが施された限定のアイテム。ここでしか手に入らないデザインなので、展覧会に足を運んで絶対に手に入れよう!
展覧会概要
タイトル: PLEASURE IN THE PATHLESS WOODS アーティスト: JOSEPH LEE
会期: 2023年9月23日(土)-11月16日(木)
会場: DIESEL ART GALLERY
住所: 東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA B1F TEL: 03-6427-5955
開館時間: 11:30-20:00 (変更になる場合がございます)
入場料: 無料
キュレーター: JORDAN A. Y. SMITH
大林太郎
エディター
主に最新のファッションニュースを執筆。趣味は好きなブランドのネットサーフィンで、頻繁に争奪戦アイテムのオンライン抽選に申し込んでいるが、当選したことがほとんどない。
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