▼ WPの本文 ▼
伝統技術で作られた服、環境にやさしい服、農業をコンセプトにした服など、今気になるのは語れるストーリーがあるアイテム。ブランドやメーカーごとの生産背景や実際の取り組みについて学んで、さらにファッションを楽しもう!
HERALBONY
ヘラルボニー
福祉実験ユニットが作る
新しいアートを身につけて
障がいを超える気鋭アートに注目
障がいのある人たちとライセンス契約を結び、そのアート作品を身近なプロダクトに落とし込んでいるへラルボニー。知的障がいのある兄とその弟である双子の兄弟によって創業されたユニットだ。商品化を担当するのはデザイナーの川崎さん。「豊かな感性、繊細な手先、大胆な発想、研ぎ澄まされた集中力…そこに大きな可能性があります。ヘラルボニーには150名以上のアーティストが所属していて、絵画、点描など作風も様々。ピュアな感覚から生まれた作品や、純粋に制作を楽しむ姿には、私も刺激を受けています。日常使いしやすいウエアにアートをデザインして皆さんの生活の一部になることで、社会全体が障がいに対して寛容になることを願いながら、モノ作りに励んでいます」(デザイナー川崎さん)。
服作りだけではなく、アートでホテルを彩る空間プロジェクトも始動。
アパレルブランドと共同でプロダクトをデザインし、地方の工場で生産することもある。
東京都内の特別支援学校に在学しているmarina氏。クールなタイポグラフィ「marina-moji」は、長時間ノートに向き合って描いていく中で生まれた。Tシャツなどにデザインして販売中。
人気アーティスト・marina氏によって描かれた「marina-moji3」のプリントT。この夏、モノトーンに加えてライトグリーンやベージュのカラーを限定発売予定。Tシャツ(各)¥7,700/へラルボニー
Photos:Yoshio Kato(still) Stylist:Masashi Sho Composition & Text:Takako Nagai
▲ WPの本文 ▲