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伝統技術で作られた服、環境にやさしい服、農業をコンセプトにした服など、今気になるのは語れるストーリーがあるアイテム。ブランドやメーカーごとの生産背景や実際の取り組みについて学んで、さらにファッションを楽しもう!
SIMPLE YET
B:MING by BEAMS
シンプル イェット ビーミング バイ ビームス
ウィメンズ
ディレクター
塚本知絵さん
メンズ
ディレクター
影山達郎さん
プレス
岡村拓哉さん
ビームスのスタッフが綿花栽培をスタート!
自分たちで育てた、
思い入れのあるオーガニックコットン
ビーミング by ビームスの"シンプル イェット"ラインは、 環境にやさしい素材を使い、メンズ・ウィメンズの垣根を越えて着られるシンプルなアイテムを提案してきた。「これまでもサステナブルな素材を選んでいましたが、昨年から提携する和歌山の綿花農園へ実際に出向き、私たちや店舗スタッフ自らでオーガニックコットンの栽培を始めました。オーガニックやリサイクル素材などを使うことはもちろん、ひとつのアイテムを長く愛用することもサステナブル。チノパン・シャツ・ニット(下写真)などの長く使える普遍的なデザインのものをメインに作っています」(影山さん)。
「たくさんの人の手に触れるからこそ、誠実にモノ作りをする責任がある。スタッフがイチから綿花の栽培に携わり、大阪にある工場に編み立てをお願いしています」(岡村さん)。「長期的な取り組みにするためには、ファッションの楽しみとサステナブルの両立が大切です。『好きなデザインを手に取ったら、環境にやさしい素材だった』というように無意識に選択できる未来が理想です!」(塚本さん)
和歌山にある綿花農園へ幅広い世代のスタッフが定期的に足を運び、綿花を栽培している。日本の温帯気候では綿花の栽培は難しいとされている中でのチャレンジングな試み。地元の農家と協力し知恵を借りながら、試行錯誤してTシャツ500枚分の栽培に成功した。
ビームスのスタッフが、綿花の栽培から携わって生まれた第1弾。カットソー(ビーミング by ビームス)¥12,100/ビーミング ライフストア by ビームス ららぽーとTOKYO-BAY店
Photos:Yoshio Kato(still) Yumi Yamasaki Stylist:Masashi Sho Composition & Text:Takako Nagai
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