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伝統技術で作られた服、環境にやさしい服、農業をコンセプトにした服など、今気になるのは語れるストーリーがあるアイテム。ブランドやメーカーごとの生産背景や実際の取り組みについて学んで、さらにファッションを楽しもう!
TANAKA×金井工芸
タナカ×カナイコウゲイ
奄美大島伝統の染色技術で
コレクションを彩るTANAKA
1300年の歴史ある泥染めで
表現された唯一無二のカラー
デニムやワークウエアなどに、日本の伝統技術を取り入れてきた、タナカ。2023年秋冬シーズンの東京コレクションで初となるランウェイショーを開催し、奄美大島伝統の染色技術である「泥染め」を継承する金井工芸とのコラボレーションアイテムが注目を集めた。「伝統工芸品の大島
金井工芸の金井さんとのオンラインミーティングでは画面の向こうに青空が広がり奄美の風が吹いていて…実際に仕上がったウエアは発色も天然由来の独特のムラもとてもすばらしく、コレクションの中でも独特の存在感を放ってくれました。神秘的な土地で古くより培われた伝統の重みがにじみ出ているように感じます」(デザイナー タナカさん)
金井工芸の泥染めは、
ヴィンテージアイテムから着想を得ているタナカのシグネチャーデニムを泥染めした1本。「AMAMI ROSE」と名づけられたピンクのニュアンスのあるカラーリングが魅力。
1枚ずつ手作業で染め上げたオリジナルのTシャツは、泥染め特有の強いムラ感が出ているのがポイント。ワイドなボックスシルエットで、着やすいのもいい。
Photos:Yoshio Kato(still) Stylist:Masashi Sho Composition & Text:Takako Nagai
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