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一過性のブームではなく、もはやファッションを語る上で欠かせないキーワードであるスニーカー。編集部が今もっとも気になるスニーカーを紹介する本連載、今回は2023年4月から6月までに発売したスニーカーの中から、アディダスのスニーカーのみをピックアップしてお届けする。
adidas Originals
「CAMPUS 00s」
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アディダスの永遠の名作スニーカー「キャンバス」。今年はその「キャンバス」を2000年代初頭を彷彿とさせるぽってりとしたシルエットで登場した「キャンバス 00s」に注目したい。バスケットボールシューズとして誕生した「キャンバス」の象徴である上質なスエードアッパーとクラシックなデザインはそのままに、ワイドなスリーストライプス、厚いシュータン、太めのシューレースを採用し、昨年ヒットした「アディマティック」のような一足にアップデート。ビビットカラーとガムラバーアウトソールの組み合わせも僕たち好みだ。
![adidas Originals「CAMPUS 00s」スニーカー各¥13,200/アディダスお客様窓口[TEL:0570-033-033]](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2023/04/1I0A0647-880x880.jpg)
adidas TERREX × and wander
「Free Hiker 2.0 Hiking」
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アディダスのアウトドアライン、アディダス テレックスとアンドワンダーのコラボレーション第2弾。デザインは22秋冬のものを踏襲しており、自然にも街にも馴染むカラーリングがポイントだ。ヒールのテキストは手書き風でなんだかかわいい。靴下のように足にぴったりフィットするadidas PRIMEKNITアッパーやクッション性抜群のBOOSTミッドソールを搭載するなど、快適な履き心地も健在だ。
![adidas TERREX × and wander「Free Hiker 2.0 Hiking」スニーカー(アディダス テレックス × アンドワンダー)¥33,000/アンドワンダー[TEL:03-5787-3460]](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2023/04/1I0A0584-880x880.jpg)
SNS Tokyo
「HRLM」
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SNSが謎に包まれたアディダス オリジナルスのスニーカーを復刻させた。オリジナルは70〜80年代にかけて数量限定で発売。モデル名にもなっているニューヨークの街、ハーレムからインスパイアされているが、これがシティシリーズかどうかわかっていないという。オリジナルのようにデザインに街と関わりの深いストリートとバスケットボールのカルチャーを落とし込み、オールレザーのアッパーやつま先のヌバックオーバーレイでオリジナルに限りなく近い形を再現している。この「HRLM」はSNSエクスクルーシブでの販売だ。
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adidas Originals
「STAN SMITH CS」
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半世紀以上にわたって愛され続けるアディダス オリジナルス「スタンスミス」にも今年は変化が。ミックステープのA side、B sideのように2つのスタイルに分けて「スタンスミス」をリリース。本作はB side的な役割だろうか。アッパーには艶のある上質なスエード素材を使用、カップソールはラバーのフォクシングテープに変更、シュータンはスタン・スミス氏の肖像ではなくトレフォイルロゴにして、定番スニーカーを一新した!
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adidas Originals
「STAN SMITH LUX GTX」
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アディダス オリジナルスから2022年に新たに加わった「スタンスミス LUX」にゴアテックス仕様の新作が登場! 側面のスタンスミスのロゴや、シュータンのスタン・スミス氏の肖像、ヒールパッチにエンボス加工を施すことで、「スタンスミス LUX」の特徴であるプレミアムなディテールはそのままに防水性・撥水性をプラス。今年の梅雨はこのオールブラックの「スタンスミス LUX GTX」さえ持っていれば乗り切れそうだ。
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Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
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