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上質な生地や古きよき製法によって大切に作られる「日本製」のアイテム。ここでは自国、日本で作られた黒スニーカーの名品を紹介する。
CONVERSE
「CANVAS ALL STAR J HI」
1917年にバスケットボールシューズとして誕生したコンバース オールスター。メイド・イン・ジャパンモデルは、80年代に作られていたアメリカ製のオールスターのシルエットを継承しつつ、履き心地の良さをアップデート。当時は青で印字していたインソールのコンバースロゴは、日本の国旗をイメージして赤に変更。ヒールラベルの「MADE IN JAPAN」の文字もさり気なくていい。
ASAHI
「016」
福岡県久留米工場で一貫生産しているアサヒのシューズ。ジョギングシューズ「ASAHI TRAINER」は、アッパーと組立底を接着剤で貼り合わせる製法、セメント製法を採用。アッパーはレザーとポリエステルの組み合わせ。組立底はゴムの本底にEVA(スポンジ材)を接着し側面や接着面をバフ掛けして整える、やり直しがきかない熟練の技で製造している。
HENDER SCHEME
「polar mule」
工業製品であるスニーカーを、浅草の職人による手工業で仕上げるオマージュラインを筆頭に、独自の発想で革製品を展開しているエンダースキーマ。ベロア、スムースといった質感の異なるレザーに、メッシュ素材、リフレクターを合わせたアッパーデザインが特徴的。さらに「Vibram®」ソール搭載で履き心地も申し分ない。
Photos:Yuichi Sugita Stylist:Shota Iigaki Text:Kazuki Ebina
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