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一過性のブームではなく、もはやファッションを語る上で欠かせないキーワードであるスニーカー。編集部が今もっとも気になるスニーカーを紹介する本連載、今回は2023年1月から6月までに発売したスニーカーをまとめてお届けする。
NIKE SPORTSWEAR
「AIR TRAINER 1」
ナイキのデザイナー、ティンカー・ハットフィールドが開発し、1987年に発売された「エア トレーナー 1」。新作は前足部のストラップやミッドソールのレイヤードといった人気のデザインは当時のままに、ブラック、グレー、ホワイトのモノトーンで制作。アッパーは張りのあるレザーを使用しクラシックに昇華した。テニスプレーヤーのジョン・マッケンローが履いていたのがこのモデルだ。
adidas Originals
「ADIMATIC」
2022年3月に復刻。インラインのほか、様々なブランドとコラボレーションモデルを発売しては即完売の大反響と、2022年のスニーカーシーンで欠かせない存在となったアディダス オリジナルスのアディマティック。その勢いは2023年も止まらない。ニューカラーはこれまでのポップな色合いとは一線を画すブラウンとインディゴを採用。ブラックのミッドソールも渋い。2023年は派手さを抑えたアディマティックで大人っぽくいこう。
ASICS
「GEL-1130 RE」
2008年に登場した、安定性に優れたアシックスのランニングシューズ「GEL-1130」をリデザイン。サイドのストライプが目立つように、メッシュを被せたアッパーデザインがユニーク。衝撃緩衝GELテクノロジーや安定性をサポートするトラスティック構造、正しい重心移動を導くガイダンスラインなどブランドの主要なテクノロジーを採用。アシックスの履き心地の良さを思う存分体験できる。
EYTYS
「SIDNEY LEATHER」
スウェーデン・ストックホルム発のブランド、エイティーズ。今っぽい厚みのあるソールが特徴的なスニーカーは、レザーのコラージュで制作。パンチングパネルが施されており通気性もいい。1990年代のストリートウェア要素を取り入れたというアイテムは、紫色のヒールタブとシュータンのロゴが象徴的。
CONVERSE
「JACK PURCELL US CHECK」
1935年に誕生。バドミントンプレイヤー、ジャックパーセルにちなんだモデルは、コンバースを代表するシューズの一つだ。新作はチェックシャツをモチーフにした、ベージュとブラウンのチェック柄をアッパーに採用し、アイビースタイルに仕立てた。同系色の洋服と合わせて履きたい。コットンシューレースや生成りテープなど、古き良きアメリカンヴィンテージのディテールを採用しているところもグッとくる。
PUMA
「SLIPSTREAM LOW FG」
1980年代にバスケットボールシューズとして誕生した「スリップストリーム」。最新のテクノロジーを搭載し、そのパフォーマンス、安定性、クッション性の高さから、バスケットボールプレーヤーのみならずストリートでも人気を博した。環境に配慮したレザーを使用。新作はゴルフ”から着想を得たカラーがポイントだ。インソールにはパッティンググリーンのプリントをオン。ゴルフ好きにはたまらない一足だ。
Hender Scheme
「citizen trainer」
昨年発売し人気を博したエンダースキーマのトレーナーシューズ「citizen trainer」がアップデート。ライニングがないことやメダリオン(穴飾り模様)などのディテールはそのままに、アッパーのレザーをスエードからスムースへ変更。このことでよりクリーンでフレッシュな印象に仕上げた。上品なアッパーとガムソールのコンビネーションがしゃれてる。
MAGLIANO
「EDIPUS SNEAKERS」
イタリア発のファッションブランド、マリアーノから、らしい新作スニーカーが登場。古びた建物で行われた2023年春夏コレクションのショー。そこでお披露目された今作は、会場とリンクするようなヴィンテージ加工が特徴的な一足だ。プリントの上にナイロンを被せたアッパーやヒールタブのブランドロゴを同系色にするなど、マリアーノの世界観を持ちつつコーディネートに合わせやすくアップデートした。
adidas Originals
「CAMPUS SUPERME SOLE」
1999年に発売されたアディダス オリジナルス(adidas Originals)の「CAMPUS SUPREME」のディテールを忠実に再現した本モデル。スエードのアッパー、EVAのミッドソール、ラバーのアウトソールといったスタイリッシュかつクラシックな風合いは当時のモデルのまま仕上げた。バッジオブスポーツロゴのあるヒールデザインは、僕たちにとっては新鮮でかっこいい。バスケットボールシーンのみならず、スケートボードシーンや街履きにもいけそうだ。
Maison MIHARA YASUHIRO
「GEORGE」
足もとを周りと差別化したいと思っているキミへ、メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)のスニーカーがおすすめだ。メンズノンノ本誌や本連載でも何度か紹介したメゾン ミハラヤスヒロのスニーカー。本作は他のモデルと比べるとシャープで、それぞれホワイトとネイビーを基調としたシックな雰囲気の一足に。3つの分割したEVAから制作された特徴的なソールは、履いていくごとに付く汚れの表情さえ楽しめる。スウェード、スムースレザー、メッシュの異素材をミックスしたアッパーとソールの組み合わせも美しい。
YOAK
「HUGO」
東京発のフットウェアブランド、ヨーク(YOAK)。スニーカーというとスポーティな印象が強いけれど、ヨークのシューズはジャケットやシャツといったキレイめのアイテムに合わせる事を前提に作られている。アッパーはマット感あるレザーとナイロンメッシュのコンビネーション。ソールは耐久性抜群のヴィブラム社製を採用。インソールには豚革をつま先まで贅沢に使用し、足全体を包み込む履き心地が得られる。ルックスも中身もいいのがヨークのスニーカーだ。
VANS
「SK8-HI 38 DECON VR3 SF」
ヴァンズ(VANS)から、1978年に誕生したスケートシューズ「SK8-HI」。足首を保護するハイカット仕様や、擦れやすい箇所にスエード素材を施すなど、ちゃんとスケーターのためのギミックが搭載されていることがかっこいい。ナイロンパンツやワークパンツと合わせたストリートスタイルはもちろん、ブーツ感覚でスラックスなどキレイめのパンツと合わせるのも面白い。今季国内では、ビショップ(Bshop)限定販売のカラーとなるブルーの「SK8-HI」。気になる人はビショップからチェックしよう。
Reebok
「SHAQ ATTAQ」
チームカラーが落とし込まれたアイテムは、そのファンにとってはたまらない。これは1992年にリリースされたリーボック(Reebok)伝説のバッシュ、「シャックアタック」。歴代最強のセンタープレーヤーと称されたNBAの元スーパースター、シャキール・オニール選手が当時所属していたチーム、オーランドマジックのアウェイゲーム時のカラーがあしらわれている。洋服と合わせるのが難しいバッシュは、相性の良い太いパンツと合わせて履くのがおすすめ。
MERRELL
「MOAB 3 GORE-TEX」
アメリカのアウトドアブランド、メレル(MERRELL)のMOABシリーズは、パワフルかつボリュームのあるデザインが特徴的。本作は「GORE-TEX®」メンブレンや「Vibram TC5+」アウトソールを搭載するなどアウトドア用に設計されたディテールに、スエードレザーといった現代的な素材やカラーを取り入れることで、アウトドアのみならずファッションとしても大きな支持を得ているシューズだ。これはメレル直営店とオンラインストアのみの限定カラー。
NIKE SPORTSWEAR
「AIR FOAMPOSITE ONE」
1997に登場したナイキ(NIKE)の「エア フォームポジット ワン」。デザイナー、エリック・アヴァールの「素材を液体にして、足を覆うことができたらどうなるだろう? そしてそのままバスケットボールができないだろうか?」というアイデアから生まれたスニーカーだ。斬新なデザインは26年経ったいま見ても近未来的。今回は元バスケットボール選手、ペニー・ハーダウェイが実際に履いていたカラーリングで復刻!
DIESEL
「SERENDIPITY PRO」
2000年代のスポーツウェアからインスパイアされた、ディーゼル(DIESEL)の新作スニーカー「セレンディピティ プロ」。ブルー、イエローのカラーリングが目を引く。その理由は引き締め役としてシルバーカラーと、ブラックラインを随所に施しているから。シュータン部分のブランドロゴとサイドに配した大きなDロゴがアイキャッチ。ダッドな仕上がりなのも今っぽくてかわいい。
HOKA
「TOR ULTRA LO “GORE-TEX”」
ランニングシューズのクッション性とサポート力の高いトレッキングシューズのアッパーを兼ね備えたホカ(HOKA)の名作「TOR ULTRA」。足になじむレザーと耐久性の高いナイロン素材のボディに、防水透湿素材「GORE-TEX®」を搭載。さらに「Vibram®」ソールをも採用するなど、これでもかというくらい機能性を詰め込んだ一足だ。鮮やかなグリーンのアクセントもいい。
CONVERSE
「STARFIRESC J」
コンバース(CONVERSE)のアーカイブのクラシックなデザイン性と、現代の技術ならではの履き心地を掛け合わせた新ライン「STAR CRUISER」。今作は1977年に登場したランニングシューズ「STARFIRE」のアップデートモデルを日本製で制作。アッパーは毛足の長いスエードとナイロンのコンビネーション。シューレースには当時のものに近い粗めの織りのポリエステルを採用することでヴィンテージ感漂う一足に仕上げた。
saucony × Bshop
「SHADOW6000」
1898年、アメリカ生まれのランニング専門ブランド、サッカニー(saucony)。アメリカでは知らない人は少ないブランドだ。その定番名作モデル「SHADOW6000」をビショップが別注した。アッパーからソール・シューレースまでベージュ系で統一して、スポーティなシューズに上品さを加えた。毛羽立たせたスエード、ヌバック、メッシュの組み合わせも特徴だ。
SUPERGA ARTIFACT
「SKTR CHINO」
スペルガのメンズプレミアライン、スペルガ アーティファクト(SUPERGA ARTIFACT)。1920年代にはじめてラバーを使用してヴァルカナイズ製法で作られたテニスシューズからインスパイアされた本作はスタイリッシュでコーディネートに合わせやすい。アッパーの素材は90年代のスケーターのチノパンツからインスピレーションを得ており、ほんのりストリートのにおいがするのも特徴的。
STONE ISLAND Shadow Project
「S011L」
イタリア発のアパレルブランド、ストーンアイランド シャドウプロジェクト(STONE ISLAND Shadow Project)からモックシューズが発売! ブラックのワントーンでミニマルなデザインだが、裏地もフルレザー仕様と見えない部分にもこだわっているシューズだ。インソールのターコイズカラーもかっこいい。こういうシューズをさらっと履いて出かけたい。
New Balance
「BB650」
昨年復刻し話題を呼んだニューバランス(New Balance)のバスケットボールシューズ「650」を「BB650」に改名して甦った本モデル。今回はさまざまなカラーが展開されるなか、トレンドカラーであるパープルをセレクト。クラシックなカラーに加えて、足馴染みの良いレザーアッパーを採用して当時の面影を忠実に再現。ニューバランスのバッシュってなんだか新鮮でいい。
IYSO
「FLUID」
ハワイの風景からインスピレーションを得たというイソ(IYSO)の新作。現地の自然を表現したカラーリング、そしてレザー、メッシュ、ライニングに使用されたネオプレン素材の組み合わせが面白い。また、ブランドが独自に開発したソールの独特な履き心地も特徴的。春はこういうテック感の強いシューズが履きたくなる。
adidas Originals
「CAMPUS 00s」
アディダスの永遠の名作スニーカー「キャンバス」。今年はその「キャンバス」を2000年代初頭を彷彿とさせるぽってりとしたシルエットで登場した「キャンバス 00s」に注目したい。バスケットボールシューズとして誕生した「キャンバス」の象徴である上質なスエードアッパーとクラシックなデザインはそのままに、ワイドなスリーストライプス、厚いシュータン、太めのシューレースを採用し、昨年ヒットした「アディマティック」のような一足にアップデート。ビビットカラーとガムラバーアウトソールの組み合わせも僕たち好みだ。
New Balance
「BB550」
新生活が始まり、ゴールデンウィークが迫るこの時期は、クッション性の優れたスニーカーを履いて足取りも気分を上げたい。そんなときは履き心地に定評のあるニューバランスのバッシュを履くのはどうだろう? 80年代にバスケットボールシューズを復刻した「BB550」。足馴染みのよい上質なフルグレインレザーアッパーに、90年代を彷彿とさせるポップなカラーを採用。他のモデルと比べて小さいNロゴもかわいい。写真のイエロー×ブルーの他、レッド×ブルーも展開しているから自分のスタイルに合うほうをセレクトしよう。
PUMA
「DISC BLAZE OG」
90年代のハイテクスニーカーブームを牽引したプーマの「ディスク ブレイズ」が30年の時を経てOGデザインで復刻! 最も特徴的な足の甲部分にある円形のパーツ、“ディスク システム”はデザイン要素としてだけではなく、ダイヤルを回すことでフィット性とサポート性を調整できる優れものなのだ。さらにアッパー素材に快適性と通気性を追求した“エアプレーン”、ソールにはランニングシューズのクッショニング機能を持つ“トライノミック”を搭載し、快適な履き心地を実現している。カラーリングも90年代っぽくていい。
NIKE SPORTSWEAR
「AIR MAX PENNY」
本作は元バスケットボール選手、ペニー・ハーダウェイのシグネチャーモデル、ナイキ「エア マックス ペニー」のオリジナルモデルをほぼ忠実に再現した一足だ。ジュエルをあしらったスウッシュや両サイドのウィングパイピングは健在。ヒールとシュータンにプルタブは着脱を簡単にしてくれるだけでなくデザインとしても愛おしい。アッパーには汚れを落としやすい合成皮革を使用しているからガシガシ履けるぞ! コーディネートに合わせやすい配色なのも◎。
grounds
「CLAY KNIT MARBLE」
フットウェアブランド、グラウンズから粘土で作ったデザインアイディアをそのまま具現化したサンダル、CLAYシリーズにニットアッパーをドッキングしてスニーカースタイルに仕立てた新作シューズ「CLAY KNIT MARBLE」がリリース! カラーはブラックとホワイトのコンビネーションでブランド初となるマーブル柄を採用。境目のないアッパーとソールのマーブル模様が美しい。軽量かつ柔らかくクッション性に優れたソールも4.5cmと厚底で今っぽい。
Reebok
「TWILIGHT ZONE PUMP」
リーボックのバスケットボールシューズ「トワイライト ゾーン ポンプ」。競技用としてだけでなくストリートでも高い人気を誇った名作だ。このレッド×ブラック×ホワイトのカラーリングは元プロバスケットボール選手、ドミニク ウィルキンスのシグネチャーモデルで、ホワイトレザーのアッパーは履き込むごとにシワができ、経年変化を楽しめるように制作。革新的なフィッティングテクノロジー“PUMP SYSTEM”とクッショニングテクノロジー“HEXALITE”を搭載し、履き心地も申し分ない!
SNS Tokyo
「HRLM」
SNSが謎に包まれたアディダス オリジナルスのスニーカーを復刻させた。オリジナルは70〜80年代にかけて数量限定で発売。モデル名にもなっているニューヨークの街、ハーレムからインスパイアされているが、これがシティシリーズかどうかわかっていないという。オリジナルのようにデザインに街と関わりの深いストリートとバスケットボールのカルチャーを落とし込み、オールレザーのアッパーやつま先のヌバックオーバーレイでオリジナルに限りなく近い形を再現している。この「HRLM」はSNSエクスクルーシブでの販売だ。
CONVERSE × UNION
「CX-PRO SK+/UN」
コンバースのスケートライン、コンバーススケートボーディングがクリス・ギブス率いるユニオン(UNION)とのコラボレーションモデルの新作をリリース。「CX PRO-250」をスケート仕様にアップデートした「CX-PRO SK」をベースに、毛並みがきめ細やかで上質なベージュのスエードを採用。ユニオンのキーカラーであるイエローを右踵のラベルやアウトソール、インソールロゴに配してコラボならではの一足に仕上げた。
NIKE SPORTSWEAR
「AIR FORCE 1’07 LX」
このモデルがどんなものなのか、もう説明する必要はないだろう。僕たちの定番スニーカー、ナイキ「エア フォース 1」の新作は素材使いが面白い。アッパーにはタンブルレザーとキャンバスの組み合わせ、スウッシュにはスエードを採用。コーディネートに組み込みやすい控えめなカラーリングと相まってヴィンテージ感のあるスニーカーにアップデートしている。トレンドをさり気なく取り入れたい人へ。
New Balance
「U9060MD1」
ニューバランスを代表する90年代と2000年代のヘリテージモデル、「990」シリーズと「860」をモチーフにモダンなテイストで再構築した「90/60」。これはアッパーに青みがかったグレートーンのスエードとメッシュを採用し、アッパーとソールには月面を歩いた後のイメージを表現した特殊加工が施された「Grey Day」エクスクルーシブカラーだ。近未来的なボリュームのあるソールは太いパンツに合わせて履きたい。
Reebok × PLEASURES
「CLASSIC LEATHER TRAIL」
リーボックとLA発のストリートブランド、プレジャーズ(PLEASURES)の5度目となるコラボレーション。鮮やかなネオンミントとブラックのストリートブランドらしい配色がかっこいい。耐久性の高いコーデュラ生地にスエードのオーバーレイが効いたアッパーや、レーシングシステムとして使用できる踵のメタルフック、ラギッドなアウトソールなどアウトドアの要素を取り入れた「CLASSIC LEATHER TRAIL」は街でも山でも活躍すること間違いなし。
C.E
「CAV SHOES #2」
SK8Thing、Toby Feltwell、菱山豊の3人が立ち上げたC.E(シーイー)。昨年発売されたハイカットスニーカーにブラウンとグレーの新色が登場! アッパーは牛革とヌバックのコンビネーション。ヒールにはC.Eおなじみのグラフィックを大胆に施し、インソールにはチェックデザインを採用するなどC.Eらしいユーモアのあるシューズだ。スニーカーでも革靴でもないシューズが欲しい人にはこれがおすすめ。
Reebok
「WORKOUT PLUS VINTAGE」
80年代にメンズフィットネス向けに発売されたリーボック「WORKOUT」の復刻モデル「WORKOUT PLUS」。その復刻モデルをヴィンテージ仕様にアップデートしたのが本作だ。アッパーには上質なガーメントレザーを使用。ソールを生成り色に変更してクラシックな要素をプラスしたのがヴィンテージ仕様の証拠。白スニーカーはどうしても汚れてしまうけれど、その汚れさえもいいと思えるスニーカーだ。
N.HOOLYWOOD
TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICE
× CONVERSE
「MXWAVE EW / NH」
コンバースとN.ハリウッド テストプロダクト エクスチェンジサービスとのコラボレーションモデル。90年代のバスケットボールシューズ「MXWAVE」をベースに、ミリタリーアイテムから抽出したグレーのグラデーションで制作。ヌバック、スウェード、メッシュ、リフレクターをミックスしたアッパーの素材使いが面白い。いま都市に馴染むスニーカーを探しているならこれ。
New Balance
「M2002RMG」
人気沸騰中のニューバランス「M2002R」のミュールから新作がリリース! USA製「MR2002」からインスパイアされた重厚感やN-ERGY(エナジー)とABZORB(アブゾーブ)を搭載したソールはそのままに、今作はアッパーの素材をスエードとメッシュで仕上げた。ジェンダーレスな印象のオフホワイトも今っぽい。ユニセックスサイズで展開しているからペアで履くのもあり。
Last Resort AB
「VM002-Suede」
ラストリゾートエービーからは初となるガムソールのスニーカーが登場! ブランドのシグネイチャーモデル「VM001」をベースに作られた「VM002」はトゥのデザインが特徴的。アッパーには牛革を採用。そしてホールド感と安定性、グリップ力を持ち合わせるブランド独自のインソール“Cloudy Cush”を搭載しており、デザインだけじゃなく機能性もスケーター仕様だ。
General Scale
「PAST Sole Canvas Low top Over dyed Sneakers」
かっこよくて周りとかぶらないキャンバススニーカーならジェネラルスケールがおすすめ。“永く履けるヴィンテージの靴を作りたい”というデザイナーの思いから生まれ、すり減ったソール、経年劣化で朽ちたゴム、履き古した風合いを忠実に再現したソールデザインがポイント。これはイタリアのソールマスターが型を手作業で削っているから。着こなしに取り入れやすいベージュのワントーンもいい。
adidas Originals
「STAN SMITH CS」
半世紀以上にわたって愛され続けるアディダス オリジナルス「スタンスミス」にも今年は変化が。ミックステープのA side、B sideのように2つのスタイルに分けて「スタンスミス」をリリース。本作はB side的な役割だろうか。アッパーには艶のある上質なスエード素材を使用、カップソールはラバーのフォクシングテープに変更、シュータンはスタン・スミス氏の肖像ではなくトレフォイルロゴにして、定番スニーカーを一新した!
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Kazuki Ebina
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