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上質な生地や古きよき製法によって大切に作られる「日本製」のアイテム。ここでは自国、日本で作られたアイテムのみをセレクトして、カテゴリーごとに名品を紹介していく。僕たちが履くべきスニーカーはこれだ。
CONVERSE
「CANVAS ALL STAR J HI」
1917年にバスケットボールシューズとして誕生したコンバース オールスター。メイド・イン・ジャパンモデルは、80年代に作られていたアメリカ製のオールスターのシルエットを継承しつつ、履き心地の良さをアップデート。当時は青で印字していたインソールのコンバースロゴは、日本の国旗をイメージして赤に変更。ヒールラベルの「MADE IN JAPAN」の文字もさり気なくていい。
MOONSTAR
「ALWEATHER RF」
140年以上に渡り福岡県久留米の自社工場で靴を作り続けるムーンスター。この「ALWEATHER RF」の“RF”は“REFINE”の略で、内羽根だったものを外羽根にすることで足入れを向上させている。またクッション材を厚くすることで履き心地もアップデート。キャンバス地にラバーを貼り合わせたアッパーは雨の日も気にせず履ける。
ASAHI
「016」
福岡県久留米の工場といえば、アサヒのシューズも久留米の工場で一貫生産している。ジョギングシューズ「ASAHI TRAINER」は、アッパーと組立底を接着剤で貼り合わせる製法、セメント製法を採用。アッパーはレザーとポリエステルの組み合わせ。組立底はゴムの本底にEVA(スポンジ材)を接着し側面や接着面をバフ掛けして整える、やり直しがきかない熟練の技で製造している。
PUMA
「CLYDE CLYDEZILLA MIJ」
NBAを代表するレジェンドプレイヤー、ウォルト・フレイジャーのシグネチャーモデルとして1973年に誕生したプーマのバスケットボールシューズ「CLYDE」。今年で50周年を迎え、現在もなおファッションシーンで支持される名作に日本製モデルが登場する。アッパーには日本最大の皮革産業地域である兵庫県姫路市で生産された「姫路レザー」を使用。その仕上がり、革のこし、色つやの良さは日本製だからこそ。
HENDER SCHEME
「polar mule」
工業製品であるスニーカーを、浅草の職人による手工業で仕上げるオマージュラインを筆頭に、独自の発想で革製品を展開しているエンダースキーマ。ベロア、スムースといった質感の異なるレザーに、メッシュ素材、リフレクターを合わせたアッパーデザインが特徴的。さらに「Vibram®」ソール搭載で履き心地も申し分ない。
問い合わせ先
コンバースインフォメーションセンター 0120-819-217
ムーンスター カスタマーセンター 0800-800-1792
アサヒシューズ 0120-48-1192
プーマ お客様サービス 0120-125-150
スキマ 恵比寿 03-6447-7448
Photos:Yuichi Sugita Stylist:Shota Iigaki Text:Kazuki Ebina
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