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一過性のブームではなく、もはやファッションを語る上で欠かせないキーワードであるスニーカー。編集部が今もっとも気になるスニーカーを紹介する本連載、今回は6月に買うべき6足の新作スニーカーを紹介する。
Reebok
「WORKOUT PLUS VINTAGE」

80年代にメンズフィットネス向けに発売されたリーボック「WORKOUT」の復刻モデル「WORKOUT PLUS」。その復刻モデルをヴィンテージ仕様にアップデートしたのが本作だ。アッパーには上質なガーメントレザーを使用。ソールを生成り色に変更してクラシックな要素をプラスしたのがヴィンテージ仕様の証拠。白スニーカーはどうしても汚れてしまうけれど、その汚れさえもいいと思えるスニーカーだ。

N.HOOLYWOOD
TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICE
× CONVERSE
「MXWAVE EW / NH」

コンバースとN.ハリウッド テストプロダクト エクスチェンジサービスとのコラボレーションモデル。90年代のバスケットボールシューズ「MXWAVE」をベースに、ミリタリーアイテムから抽出したグレーのグラデーションで制作。ヌバック、スウェード、メッシュ、リフレクターをミックスしたアッパーの素材使いが面白い。いま都市に馴染むスニーカーを探しているならこれ。

New Balance
「M2002RMG」

人気沸騰中のニューバランス「M2002R」のミュールから新作がリリース! USA製「MR2002」からインスパイアされた重厚感やN-ERGY(エナジー)とABZORB(アブゾーブ)を搭載したソールはそのままに、今作はアッパーの素材をスエードとメッシュで仕上げた。ジェンダーレスな印象のオフホワイトも今っぽい。ユニセックスサイズで展開しているからペアで履くのもあり。

Last Resort AB
「VM002-Suede」

ラストリゾートエービーからは初となるガムソールのスニーカーが登場! ブランドのシグネイチャーモデル「VM001」をベースに作られた「VM002」はトゥのデザインが特徴的。アッパーには牛革を採用。そしてホールド感と安定性、グリップ力を持ち合わせるブランド独自のインソール“Cloudy Cush”を搭載しており、デザインだけじゃなく機能性もスケーター仕様だ。

General Scale
「PAST Sole Canvas Low top Over dyed Sneakers」

かっこよくて周りとかぶらないキャンバススニーカーならジェネラルスケールがおすすめ。“永く履けるヴィンテージの靴を作りたい”というデザイナーの思いから生まれ、すり減ったソール、経年劣化で朽ちたゴム、履き古した風合いを忠実に再現したソールデザインがポイント。これはイタリアのソールマスターが型を手作業で削っているから。着こなしに取り入れやすいベージュのワントーンもいい。

adidas Originals
「STAN SMITH CS」

半世紀以上にわたって愛され続けるアディダス オリジナルス「スタンスミス」にも今年は変化が。ミックステープのA side、B sideのように2つのスタイルに分けて「スタンスミス」をリリース。本作はB side的な役割だろうか。アッパーには艶のある上質なスエード素材を使用、カップソールはラバーのフォクシングテープに変更、シュータンはスタン・スミス氏の肖像ではなくトレフォイルロゴにして、定番スニーカーを一新した!

Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
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