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ショッププレス、スタイリスト、デザイナー……、彼らは仕事として洋服を扱うプロでありながら、インテリア、音楽、家電、アウトドアギアなど、洋服以外のあらゆる分野にも(ときに仕事そっちのけで)つねに目を光らせる、いわば“物欲のプロ”。そんな服好きたち8人をセレクターに迎え、忖度ナシに、いま本当に欲しいモノを教えてもらう。
THOM BROWNE
〈成型ラバー ガーデンブーツ〉
selected by 三浦翔平/STYLIST
「ガーデンブーツをモチーフにした愛らしい見た目。光沢あるラバーとトリコカラーのギャップ。そのブランドらしさにやられました。ナイロンショーツにさらっと合わせるだけでもこなれ感を出せますし、さらにロングホーズの靴下を合わせてモードに寄せるのもアリ。天邪鬼な服好きのみなさんにオススメしたい粋なレインブーツです」
ARC’TERYX
〈ノーバン シェル ジャケット〉
selected by 百々 南/ビームス PR
「巷で人気沸騰中のアークテリクスですが、シェルジャケットは、機能的にもデザイン的にも真骨頂。雨が降るとまだ肌寒い梅雨時期くらいまでは、こうしたジャケットがひとつあると快適に過ごせそう。もちろん、キャンプやフェスに着ていくのにも最適です!」
On
〈Cloud 5 Waterproof〉
selected by 瓜坂拓海/STYLIST
「ロエベとのコラボでも話題になったオンですが、履いているひとはまだ多くないので、いまのうちに取り入れたいところ。防水仕様のスニーカーをリリースしているさまざまなブランドと比べても、“あえて”感を演出できるはずです。また、ランシューブランドなので履き心地は折り紙つき。雨の日にかぎらず、快適に過ごしたい日にとりあえず選んでしまいそうです」
inov-8
〈FLYROC 345 GTX CD UNI V2〉
selected by 平沢幹太/アンフォロー CONCEPTOR・DESIGNER
「梅雨で一番気を遣うのは足元です。スニーカーならいいかというと、素材によっては雨の日NGなものも。となるとアウトドア仕様のシューズに目がいきますが、アウトドアの雰囲気が強すぎるものは苦手だし、トレッキングシューズはあまり自分の足に合わなくて……。そんななか見つけたのがこちら。足に気持ちよくフィットしますし、GORE-TEXロゴがブラックで控えめなのもポイントです」
mont-bell
〈ストームクルーザー ジャケット〉
selected by 西村滋紀/アーバンリサーチ PR
「今季、シェルアイテムがとくに気になっていました。カラーリングはアウトドアライクなものがキブン。傘を出先でよく無くすので、このジャケットをバッグに常備し、梅雨時期の“お守り”にしたいです。これからアーバンリサーチが主催するフェスも控えているので、そこで着るのもたのしみです!」
L.L.Bean
〈Bean Boots, Rubber Moccasins〉
selected by 相川 龍之介/ランディ DESIGNER
「レインブーツはいくつか持っていますが、モカシンの形が、いまとても新鮮に感じられてセレクトしました。夏は山や湖によく行くので、そうしたレジャーシーンでもしっかり履きたいと思います」
AIGLE
〈コーレイ クロッグ〉
selected by 宮崎翔太/PR01. DIRECTOR
「ビルケンが大流行中ですが、天邪鬼ゴコロでこちらをチョイスしました。アーニーパロの美しいシルエットのシャツなんかとハーフパンツを合わせて履きたいです。最近買った愛車・マツダのルーチェから降りる姿もクラシカルでいいのでは……と妄想中。裸足で履いてフェスに参戦するのもいいですね」
Rab
〈Silponcho〉
selected by 髙阪正洋/EDITOR・WRITER
「広げればタープとしても使えるポンチョ。生地が薄手で柔らかいので、上からいろいろ羽織って街着に落とし込むのも面白そう。後ろの裾を前で縛ってウエストマーク風にすればテーラードジャケットとも合いそうだし、大きめのスウェットやニットを被れば、トレンドのボトムレイヤードとも取れるスタイルに。手持ちの洋服の新しい一面を見せてくれそうです」
Photos: ITCHY Stylist: Shohei Miura Composition&Text: Masahiro Kosaka[CORNELL]
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