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「ブランドらしさ」が凝縮されたアイテムは、どこでも毎シーズン完売している。人気が高いアイテムは素材やディテールを替えて、継続して展開されることもあるそうだ。今季のマストバイを集めた!
CFCL
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おしゃれプロも絶賛!
モダンなドルマンスリーブのニット
持続可能かつ革新的な3Dコンピュータ・ニッティングで世界的に評価されるCFCL。パリのプレゼンテーションでも紹介されたドルマンスリーブのニット「ルーバー」は、平行に連続する羽板状のパーツと透けるスリットの構造が特徴。袖をたくし上げてベルスリーブ風にもアレンジできるし、インナーによっても表情が変わる。展示会ではスタイリストやエディターに絶賛された。
LEMAIRE
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ジェンダーレスなインパクトバッグの先駆け
ジェンダーレスなバッグとして大ヒット中の「クロワッサン」。肩がけしたとき体になじむように設計された、持ちやすさもブレイクの理由。インパクトがありながら、カジュアルにもモードにも合うデザイン性の高さはさすが。男子には黒が人気。
Kota Gushiken
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ゆるさも魅力のポートレートシリーズ、
今季はゴッホ
ロンドンのセントラル・セント・マーチンズ出身のニットデザイナーとして、職人的なコレクションを発表するKota Gushiken。毎シーズン展開されるポートレートシリーズは人気が高く、今季はゴッホをフィーチャー。今回は糸からオリジナルで作り、インターシャ編みで透け感のある春夏らしい仕上がりに。目鼻口と、洋服の赤のラインは手刺しゅうで、一着一着で表情が変わる。
DAIRIKU
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コレクターも多い定番ロゴTの新作は
着るだけでこなれ感が
心待ちにするファンも多い定番のロゴT。今季は1950年代のフランス映画のムーブメント、ヌーベルバーグがテーマのひとつ。古着から着想されたパープルカラーやレインボー風の刺しゅうロゴがダイリクらしい。衿ぐり、袖口にはさりげなくダメージ加工が施され、こなれて見えるのも人気の理由。
IRENISA
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継続的に展開されるショールカラーのセットアップ
2023年東京ファッションアワードを受賞して脚光を浴びるイレニサ。テーラードジャケットを得意とし、ラクに着られてシルエットが美しいセットアップが服好きの心をつかむ。秋冬に人気を集めたショールカラーとワイドパンツのセットアップを、春夏はハリと軽さのあるサマーウールで継続展開。ロングシャツを合わせてラフに着こなしたい。
Photos:Kanta Matsubayashi(model) Yoshio Kato(still) Hair&Make-up:Kosuke Abe[traffic] Stylist:Takumi Urisaka Models:Hibiki Suzuki Sosuke Ogata[Both are MEN’S NON-NO models] Composition&Text:Hisami Kotakemori
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