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一過性のブームではなく、もはやファッションを語る上で欠かせないキーワードであるスニーカー。編集部が今もっとも気になるスニーカーを紹介する本連載、今回は「アウトドア」シューズにフォーカス。高い防水性・透湿性・防風性を持つゴアテックス素材や、どんな場面でも安定したグリップ力を誇るビブラムソール搭載など高機能なシューズを8足紹介する。
Reebok × Maharishi
「Zig Kinetica 2.5」
リーボック(Reebok)とマハリシ(Maharishi)によるコラボレーション第4弾の「ZIG KINETICA 2.5 Tiger Stripe」。アッパーデザインは、1960年代の米軍が実際に使用していたカモフラージュ柄「ゴールデンタイガー」からインスピレーションを得たメッシュ生地に、光沢のあるブラックのパテントレザーを採用。シュータンとヒールタブのカスタムロゴがコラボレーションの証。相性抜群のミリタリーパンツと合わせて履きたい。
Speedland
「SL:HSV」
米国発のシューズブランド、スピードランド(Speedland)の「SL:HSV」は、日本を代表するトレイルランナー、小原将寿選手も愛用する本格的なトレイルランニングシューズだ。アッパーは高い耐久性を誇るダイニーマニットを使用。さらにシューレースを廃し、ダイヤル式のBOAフィッティングシステムを採用することでソフトな履き心地を実現した。用途によって取り外せるインソールのカーボンプレートも魅力的。アクセントのミントカラーがかわいい。
SALOMON
「XT-RUSH 2」
街履き用のトレイルランニングシューズが欲しい。そんな時はアウトドアスポーツブランド、サロモン(SALOMON)の「XT-RUSH 2」がうってつけ。ソックスのようなニット素材のアッパーは履き心地のほか、足の出し入れも簡単。安定性が良く衝撃吸収力に優れたAgile Chassis™ System搭載と、長時間履いていても疲れないのも特徴だ。ホワイトをベースに、23年春夏に多く展開が見られるパープルカラーを採用するなどトレンドをしっかり押さえた一足だ。
ZEGNA
「TX TOP」
ZEGNA(ゼニア)とLA SPORTIVA(スポルティバ)というイタリアのブランド同士によるコラボレーション。撥水性、拡張防止仕様、伸縮性を持つメッシュアッパー、裏地のGore-Tex® Extended ComfortやVibram®ソールを採用するなど最高水準の機能性に加え、ジップを施したスタイリッシュなデザインはZEGNAならではのポイント。ビキューナカラーとイエローの配色は履いて動いているとより魅力が発揮される。
HOKA®︎
「TOR ULTRA HI」
シューズブランド、ホカ®︎(HOKA®︎)の「TOR ULTRA HI」は誕生以来、人気のハイクシューズだ。ランニングシューズのクッション性に、サポート力の強いトレッキングシューズのアッパー、グリップ力の高いVibram®アウトソールを搭載。水濡れを防ぐGORE-TEXファブリクスも備えているのもうれしいポイント。これは「TOR」シリーズが発売された2015年当時のオリジナルカラーを復刻したもの。
NORDA
「001」
2021年に生まれた、カナダ発のフットウェアブランド、ノルダ(NORDA)。この「001」はサステナブルな繊維かつ強くて軽いといわれ世界で注目を集めているバイオベースDyneema®をアッパーに採用。ブランド独自のVibram®ソールのデザインもボリュームがあって今っぽい。その履き心地はやみつきになるほど心地いい。
Columbia Montrail
「TRINITY MX」
林道や登山道を走るトレイルランニング。本当にするならちょっと派手に思うくらい鮮やかなカラーのシューズのほうが目立って気分も上がる。コロンビア モントレイル(Columbia Montrail)の「TRINITY MX」はトレイルランナーのために制作された本格派だ。ボリューミーで凹凸のある特徴的なミッドソールは長時間・長距離の走行でも高いクッション性を発揮。アッパーのグラデーションカラーもキャッチャーだ。
New Balance
「ML610T」
ファッション好きも多く愛用するニューバランス(New Balance)の900番台や2000番台。確かにかっこいいが必ずといっていいほど周りと被ってしまうのが難点。そこでおすすめしたいのが「ML610T」だ。ソールやシューレースなどトレイルランニングシューズ特有のディテール。それでいてほかのシューズと比べてスタイリッシュなのが魅力的。オールホワイトとオールブラックの展開でどちらも合わせやすい。変わり種のニューバランスを探していた人はトライしてみて。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
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