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カタールでの熱狂がまだ記憶に新しいサッカー界から、話題のヒーローが君臨。自他ともに認めるファッションフリークのディフェンダー・板倉滉が、話題のブランドがおくる注目アイテムを着こなす!
W杯で日本を熱くした男が、
MEN’S NON-NOにやってきた!
サッカー日本代表・板倉 滉が着る
"ニュース"なアイテム
Brand_ENCOMING
Item_SKIPPER KNIT
春のトレンドアイテムは色と質感でアップデート
「インカミング」は、ロンドンでニコラス デイリーのシニアデザイナーをしていた加藤大気によって2020年にスタートしたブランド。昨シーズンから引き続きトレンドのスキッパーニットを、透け感のある編み地とくすんだピンクベージュでアップデート。同系色のベージュシャツとレイヤードして、落ち着きも足した。「普段はあまり着ない色味なので新鮮でした。春っぽくていいですね」。
Brand_CIOTA
Item_CHINO PANTS
ブランド初のツータックでクリーンな存在感をまとう
スビンコットンを使ったユニセックスなデニムが、男女問わず人気の「シオタ」。今季のテーマ"アイビー"に伴って、ブランド初のツータックチノパンツをリリース。デニム同様、スビンコットン製ではき心地は抜群だ。シャツやジャケットでアクセントに色を入れつつ、クリーンに着こなしたい。「着心地は服を選ぶときの大切な条件のひとつ。このパンツのはき心地、好きです」。
Brand_Hum Vent
Item_TRENCH COAT
ハリがありつつ軽やかなタイプライター生地がキモ
「ヒューベント」は2022年にスタートしたブランド。シンプルでクラシカルなアイテムに定評があり、今の空気感に落とし込んだもの作りをしている。タイプライター生地のトレンチコートには、同素材のジャンプスーツをイン。シャツ感覚ではおれるビッグシルエットのコートは、長い期間活躍しそう。ダークネイビーのワントーンコーデは、軽さとハリを兼ね備えた質感のおかげでシックだけど重すぎない。「普段の自分のファッションに、いちばん近いのがこのコーディネート。ハリがあってシャリ感のあるコートの素材感が気に入りました」。
Brand_NOAH
Item_CORDUROY PANTS
ボトムに明るい色を足して季節感を全身で楽しむ
2021年からJ.Crewのデザイナーを兼任する、ブレンドン・バベンジンによるブランド「ノア」。アメカジをベースにタイムレスな服作りを続けている。今季は、春先にぴったりな明るいキャメルのコーデュロイパンツに注目。コットン素材のニットシャツとの組み合わせで、上品なリラックス感を足すのが今の気分によく似合う。「コーデュロイパンツは好きで、今日の私服でもはいています」。
Interview
多くの接点で僕を知ってもらい、サッカー界をもっと盛り上げたい
ファッションが大好きな板倉選手。服選びで重視することは?
「シルエットと着心地。買い物で迷うことはほぼなくて、常に即決しています。気に入った形のパンツは色違いで3本購入するほど」
今回の帰国で買い物できましたか?
「たくさん買いました! ドイツはハイブランド以外に買い物できるところがあまりなくて。買い物は日本のほうが楽しいですね。10着は購入しました」
ファッションのほかにも興味のある分野が多くある板倉選手。Ko Creation project(KCP)という活動の一環で小児科病棟や難病センターへの訪問も行われていたとのこと。
「海外の選手は慈善活動に積極的で、僕もずっとやってみたかったんです。災害で大変な目に遭っている方などを見て、何かできることはないかといつも考えていました。今回はそれができてうれしいです。元気づけるつもりで行っているのですが、こちらが元気をもらえることが多くて。今の生活でできることすべてが、当たり前ではないということに気づかされます」
選手としてすばらしい達成をされながら、サッカー以外の世界へも積極的に目を向けてられていますが、これからめざす姿を教えてください。
「KCPでは、全国各地を巡りながら社会貢献活動・子どもに夢を与える・食文化という3つの軸を持ち、活動をしていきたいです。その中でファッションであったり、僕自身興味のある内容も組み込んでいこうと思います。たくさんの切り口があることでそれを接点に僕を知ってもらい、そこからサッカーに興味を持ってもらったら、サッカーはもっと盛り上がると思う。やっぱりサッカーはすべてにつながっているんです」
板倉 滉
1997年1月27日生まれ、神奈川県出身。ドイツに本拠地を置くサッカーチーム、ボルシア・メンヒェングラートバッハ所属。ポジションはディフェンダー、ミッドフィールダー。カタールワールドカップでは日本代表としてグループステージ全試合にフル出場し、ワールドカップグループリーグ1位突破に貢献した。
Photos:Shinsaku Yasujima Hair&Make-up:Masaki Takada Stylist:Masashi Sho Model:Kou Itakura
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