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カジュアルにもきれいめにも、どんなコーディネートにも合わせられる黒スニーカー。一辺倒になりがちで人とかぶりがちな黒スニは、スタイリストやおしゃれな人の意見を聞くのがマスト! 今回はナイキ、ニューバランス、アディダス オリジナルスといった人気ブランドから、ルイ・ヴィトン、ヴァレンティノの憧れブランドまで、黒スニーカーを30足厳選してお届け。
PUMA
「SUEDE VTG」
1968年にトレーニングシューズとして誕生したプーマ スウェード。本作は旧ユーゴスラビアで生産されていた1970年代後半~1980年代中期までのモデルを復刻したもの。このすっきりとしたシルエットと豊富なカラーバリエーションで、ヒップホップカルチャーやスケートシーンに欠かせない存在に。とくに定番カラーのブラックはスタイリングにも合わせやすい一足だ。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
HOKA®︎
「BONDI 8」
2009年にスタートしたブランドと比較的新しいブランド、ホカ。その定番モデル、ボンダイのリニューアルモデル、ボンダイ 8が2022年夏にリリースした。特徴的な極厚ソールは、弾力性のある軽量なフォームのミッドソール、安定感のある拡張ヒール形状にアップデートし、よりクッション性を向上させた。スタイリングの邪魔にならないオールブラックがかっこいい。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
VANS
「ERA」
ヴァンズからはオーセンティックでなくエラをチョイス。1970年代の半ば、ヴァンズ オーセンティックを履いていたZ-Boysのトニー・アルバとステイシー・ペラルタがスケートシューズの開発を打診。こうして履き口にパッドを入れて誕生したのがエラだ。現在ではスケートシーンに留まらず、BMXなどのアクションスポーツシーンやファッションシーンにおいても欠かせない存在に。1足は持っておきたいスニーカーだ。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
NIKE
「AIR MONARCH」
2000年代初頭にトレーニングシューズとして誕生したナイキ エア モナーク。安定感のある幅広のソールにAIRのクッショニングを採用。その履き心地の良さから、世のおじさんたちがこぞって愛用していたスニーカーだ。現在ではこのダッド感がトレンドとマッチしてブームに。
Photos:Kanta Matsubayashi Composition&Text:Kazuki Ebina
adidas Originals
「ADIMATIC」
1996年に誕生して以来カルト的人気を誇ったアディダス オリジナルスの名作、アディマティック。2022年3月に復刻。インラインのほか、様々なブランドとのコラボレーションモデルを発売しては即完売の大反響と、2022年のスニーカーシーンで欠かせないモデルだ。
Photos:Kanta Matsubayashi Composition&Text:Kazuki Ebina
A.P.C. / ASICS
GEL-SONOMA 15-50™️ ¥27,500
シンプルなデザインのスニーカーを大人っぽくコーディネートしたいが、どこか遊び心も漂わせたい。そんなワガママに応えてくれるモデルが登場した。それが、A.P.C.とアシックスのコラボスニーカーだ。
Text by Tetsu Takasuka
OAO
「AUTH」
2020年にスタートしたドメスティックシューズブランド、OAO。このAUTHはCarrying knowledge into new fields.(温故知新)をコンセプトにしたシューズだ。
Photos:Kanta Matsubayashi Composition&Text:Kazuki Ebina
New Balance
for UNITED ARROWS
「M5740 GORE-TEX」
ユナイテッドアローズが別注したのは、ニューバランスのアイコニックモデル「574」を、90年代の流線的なイメージにモダナイズした「5740」。限りなく黒に近いチャコールグレーを採用した都会的な一足だ。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
adidas Originals
「STAN SMITH LUX」
STAN SMITH LUX (HQ6787)¥16,500(税込)
「adidas Originals (アディダス オリジナルス)」から、スタンスミスをラグジュアリーにアップデートした「STAN SMITH LUX(スタンスミス ラックス)」が発売。不朽の名作をアップデートしたというそのディテールとカラバリとは?
Text by Takuma Kawakami
LOUIS VUITTON
「M-SHOES」
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の2022秋冬メンズ・コレクションで注目を浴びた新作、LV トレイナー 2・ライン スニーカー。ヴァージル・アブローが手掛けたアイコンシューズ、LV トレイナーをハイカットにしたものだ。アッパーにスエードカーフレザーを使用。バスケットボールシューズから着想を得ており、シュータンとヒールに“LVバスケットボール”のグラフィックをオン。ラグジュアリー過ぎないスポーティな仕上がりが秀逸だ。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
VALENTINO GARAVANI
「MS2960」
「ヴァレンティノ(VALENTINO)」の現代的なスポーティさを表現したスニーカー。ラグジュアリーブランドらしいシュータンの“Valentino Garavani”のロゴやヒールの“VLogo Signature”のディテールがアイキャッチ。カーフレザーを使用したアッパーには32個のスタッズが施されており、カラーリングと相まってメタリックなデザインが目を引く。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
BURBERRY
「レースディテール レザー&
ナイロン アーサースニーカー」
「バーバリー(BURBERRY)」の新作スニーカーがおもしろい。アッパーはカーフレザーとナイロンのコンビネーション。オールブラックのカラーに、デザイン要素としてブランドを象徴するエグザジェレイティッドチェックのシューレースを取り入れた。レインブーツを思わせるオーバーシューズをかぶせたようなデザインも魅力的。ブラウンの洋服と合わせてスタイリングしたい。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
JIL SANDER
「SNEAKERS」
ルーシー&ルーク・メイヤーがクリエイティブ・ディレクターに就任して7年目を迎える「ジル サンダー(JIL SANDER)」。新作はハイカットスニーカーとブーツの中間のようなシューズだ。アッパーはカーフスキン。その裏側にレザーを採用するなどラグジュアリーブランドらしい贅沢な素材使いは履いていてテンションが上がる。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
C.E
「CAV SHOES #2」
C.Eのオリジナルシューズ第2弾はハイカットスニーカーだ。第1弾はレザー×ナイロンで、カラーもベージュとブラックの2色展開だったが、今回はオールブラックのみでのリリースに。アッパーは牛革とヌバックで革靴感覚で履ける。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
FUMITO GANRYU × CONVERSE
「Baskete shoes」
丸龍文人氏が手掛ける「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」と「コンバース(CONVERSE)」のコラボレーション第2弾。今作は住年のNBAスーパースター達が愛⽤したコンバースのバスケットボールシューズ「ERX 260」をベースにオールブラックで制作。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
THE NORTH FACE × Hender Scheme
「HS Down Climbing Diversity」
2020年にスタートした「THE NORTH FACE × Hender Scheme」も今作がラスト。クライミング時のレストやアプローチ用に開発された「クライミングディバーシティ」と、エンダースキーマの「チロリアンシューズ」のデザインが融合した「HS Climbing Diversity」。今作はそのアッパーにダウンを採用してアップデート!
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
Comme des Garçons Homme Plus
× Nike
「NIKE Air Max 97」
川久保玲氏が手掛けるコム デ ギャルソン・オム プリュス(Comme des Garçons Homme Plus)とナイキ(NIKE)による最新コラボレーションモデルは「AIR MAX 97」だ。新幹線からインスピレーションを得たという近未来的なアッパーデザインが特徴的。二層構造のディストレス用レザーをヴィンテージ加工することで、2022年秋冬のテーマであるノマド(遊牧民、放浪者)を表現した。ブラックのほかにグレイシャーグレーもある。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
New Balance
「703」
2足目は2000年にトレイルランニングシューズとして登場し支持を集めたニューバランス 703だ。
「これもトレイルランニングシューズなんですけど、移動したり立ち仕事が多いので、履いていて疲れないシューズがいい。ボリューム感のある見た目ですがすごく軽量なのもポイントです」。
White Mountaineering
靴作りの本場イタリアで生み出されたエレガントなスリッポン。毛足の長いスエードは足なじみがよく、ミニマムなソールと相まって、見た目の上品さは格別だ。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Composition&Text:Masato Nachi
AREth
ボードスポーツを背景に持つジャパンブランド。アッパーに耐久性のあるカウスエードを採用したり、摩擦の多い部分には縫い目をなくしたりと、スケートシューズならではの配慮も見られる。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Composition&Text:Masato Nachi
PATRICK
すっきりしたフォルムが際立つ1足は、サッカー界の歴史に残る名選手のトレーニングシューズがモチーフ。厚みのあるステアレザーの素材感から品格も得られる。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Composition&Text:Masato Nachi
Maison MIHARA YASUHIRO
チャンキーなソールは粘土を使って手で成形されたもの。あえて左右非対称にするなど、手仕事による遊びも感じさせる。荒々しさを残した風合いのニベ革のアッパーもマッチ。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Composition&Text:Masato Nachi
FENDI
「Faster」
「フェンディ ファスター」¥148,500
クラシックなランニングシューズをベースに制作した「フェンディ ファスター」。アッパーにはメッシュ素材とヴィンテージ感をもたらすヌバックのコンビネーション。そこにブランドを象徴する「FF」ロゴをあしらい、スポーティーながらフェンディらしいモダンでクールなデザインに仕上げた。
Text by Kazuki Ebina
I × PATRICK
「FYN-SUEDE」
数シーズンにわたりコラボアイテムを展開しているI(アイ)とパトリック(PATRICK)。今回リリースするのは、上品な素材と厚底ソールを組み合わせたダッドシューズだ。アッパーに毛足の長い牛スウェード素材を使用。ミッドソールには、濡れた路面でも抜群のグリップ力を発揮するVibram®︎KAKKOIIソールを使用しており、ファッション性と機能性を持ち合わせた一足に。ブラックのアッパーとパトリックのアイコンである2本ラインのグレーの組み合わせもモダンで魅力的。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
NIKE x AMBUSH®
「AIR ADJUST FORCE」
NIKE x AMBUSH®「AIR ADJUST FORCE」Black and Psychic Purple ¥24,200
1996年に発売されたナイキ「エア アジャスト フォース」は、カスタマイズすることができるバスケットボールシューズとして人気を博し、ストリートにおいても復活が待ち望まれる隠れた名作のひとつ。今作はこの「エア アジャスト フォース」に、AMBUSH®創立者の一人でクリエイティブ・ディレクターとして活躍するYOON氏が新しい解釈を加えたスニーカーだ。
Text by Kazuki Ebina
New Balance
「RC30」
New Balance RC30 VC(BLACK) ¥12,980
22年7月に新たなモデルとして誕生した「RC30」。世界初の足囲を選べるランニングシューズとして1960年に登場したニューバランスの「トラックスター」からインスパイアされた曲線的な波型のリップルソールが最大の特徴だ。アウトソールには、1978年にニューバランス初のレース用シューズとして登場した「COMP100」に見られる「new balance」ロゴデザインを継承。スエード、ナイロンアッパーがレトロな表情を演出する一方で、全体を現代的な新しいシルエットに仕上げ、フレアなミッドソールを採用するなど、レトロとモダンの2つの顔を持った一足に。
HOKA®︎
「ANACAPA LOW GTX」
スニーカー(ホカ®︎) ¥27,500/デッカーズジャパン[TEL:0120-710-844]
GORE-TEXファブリクスと優れたグリップ力のVibram®メガグリップアウトソールを採用した「ホカ(HOKA®︎)」の本格派アウトドアシューズ。アッパーに軽量レザーとリサイクルポリエステルのメッシュ素材を使用し、そのデザインはアウトドアシーンだけでなく街履きにも使える。1,300マイル以上のトレイルテストに耐える耐久性も持ち合わせているから、一年中履いていても問題なさそう。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
CONVERSE
「JACK PURCELL GORE-TEX RH」
スニーカー¥16,500/コンバースインフォメーションセンター[TEL:0120-819-217]
1935年に誕生した「コンバース(CONVERSE)」の名作「ジャックパーセル(JACK PURCELL)」にGORE-TEXファブリクス搭載のモデルが登場! オールブラックのアッパーには撥水加工を施したキャンバスを採用。また軽量性、安定性、反発性、通気性に優れたコンバースオリジナルの高機能カップインソール「REACT HD」も搭載。シンプルで洗練されたデザインに加え、こんなにも機能性が備わったスニーカーは最強だ。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
CONVERSE SKATEBOARDING
「CS SLIP-ON SK CD」
スニーカー(コンバース スケートボーディング)¥8,800/コンバースインフォメーションセンター[TEL:0120-819-217]
スリップオンパターンを採用した「コンバース スケートボーディング(CONVERSE SKATEBOADING)」スタンダードシリーズのスニーカー。ヴァンプとアウトカウンターにスエードを採用することで耐久性が向上。ブラックのアッパーにはコーデュロイを組み合わせていて、大人っぽい表情を持つ。アウトカウンター部分のシェブロン&マークのロゴをさりげなく見せて履きたい。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
Y-3
「GAZELLE」
スニーカー(ワイスリー)¥41,800/adidas fashion group ショールーム[TEL:03-5547-6501]
近ごろ、ファッション好きな人の足もとを見るとアディダスのサンバやガゼルを履いている人が増えている。今回紹介するのは、不動の人気を誇るアディダスの名作「ガゼル(GAZELLE)」にY-3のディテールが落とし込まれた一足だ。アッパーを上品なスエードで包み込み、ヒール部分にはレザーを使用することでクリーンでモダンなスニーカーに生まれ変わった。さらにフォクシングテープが施されたアウトソールも特徴だ。わずかにカーブを描いており、さりげなくも個性的なアクセントに。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
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