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一過性のブームではなく、もはやファッションを語る上で欠かせないキーワードであるスニーカー。編集部が今もっとも気になるスニーカーを紹介する本連載、2022年も終わりに近づき新しい年へ変わろうとしている今、人気ブランドたちの定番モデルにフォーカス。新年を迎えるにあたって新調したい8つの名作スニーカーを紹介する。
NIKE SPORTSWEAR
「Nike Air Force 1」
ナイキのエア フォース1は1982年に登場。フルレングスのエアソールを搭載した初のバスケットボールシューズだ。その後多くのカラーバリエーションやコラボレーションモデルがリリースされ、ストリートシーンにも定着。誕生40周年となる現在でも確固たる人気を誇るスニーカーだ。オールホワイトのアッパーにシルバーのストラップのみと、とことんクリーンな印象。このストラップはファッション性だけでなく、フィット感を高めるためにも一役買っている。
CONVERSE
「ALL STAR Ⓡ HI」
コンバース オールスターはバスケットボールシューズとして1917年に誕生。その後バスケットボール選手、チャールズ・H・テイラーに敬意を表して、チャールズの愛称“Chuck Taylor”がアンクルパッチに記されるようになった。このことがオールスターがチャックテイラーと呼ばれる所以でもある。このオールスターⓇは、リサイクル素材を随所に使用するなど、1つ1つのディテールを見直しアップデート。鮮やかなオレンジが目を惹く。永遠のベストセラーといえるスニーカーだ。
PUMA
「SUEDE VTG」
1968年にトレーニングシューズとして誕生したプーマ スウェード。本作は旧ユーゴスラビアで生産されていた1970年代後半~1980年代中期までのモデルを復刻したもの。このすっきりとしたシルエットと豊富なカラーバリエーションで、ヒップホップカルチャーやスケートシーンに欠かせない存在に。とくに定番カラーのブラックはスタイリングにも合わせやすい一足だ。
New Balance
「M2002RHR」
Made in U.S.A.で2010年に誕生したニューバランス「2002」のアッパーデザインを継承しながら、高い衝撃吸収性と反発性を誇るハイスペックソールを組み合わせ、アジア製で復刻した「2002R」。ブランドのヘリテージモデルからインスピレーションを得たというネイビーとベージュの組み合わせは、加工しているわけでないのにレトロなムードが漂う。周りとかぶらない「2002R」を探しているキミへ。
HOKA®︎
「BONDI 8」
2009年にスタートしたブランドと比較的新しいブランド、ホカ。その定番モデル、ボンダイのリニューアルモデル、ボンダイ 8が2022年夏にリリースした。特徴的な極厚ソールは、弾力性のある軽量なフォームのミッドソール、安定感のある拡張ヒール形状にアップデートし、よりクッション性を向上させた。スタイリングの邪魔にならないオールブラックがかっこいい。
Reebok
「CLUB C 85」
1985年にテニスシューズとして誕生したリーボック クラブC。シンプルかつクラシックなルックスは、ファッションシーンでもホワイトシューズの定番として世界中で人気を集めたモデルだ。”C”はChampionを意味し、発売当初はクラブチャンピオンというネームで親しまれていた。2種類あるホワイトのなかフットウェアホワイトをセレクト。グリーンの配色がないのが新鮮。
VANS
「ERA」
ヴァンズからはオーセンティックでなくエラをチョイス。1970年代の半ば、ヴァンズ オーセンティックを履いていたZ-Boysのトニー・アルバとステイシー・ペラルタがスケートシューズの開発を打診。こうして履き口にパッドを入れて誕生したのがエラだ。現在ではスケートシーンに留まらず、BMXなどのアクションスポーツシーンやファッションシーンにおいても欠かせない存在に。1足は持っておきたいスニーカーだ。
adidas Originals
「STAN SMITH LUX」
半世紀以上にわたって愛され続けるスニーカーだというアディダスのスタンスミス。1964年、もともとは別のテニスプレイヤーのために制作されたモデルだったが、スタン・スミスが愛用して活躍。その後スタン・スミスの肖像画とサインをシュータンにあしらい現在の姿になった。様々な種類があるなか、今回紹介するのはプレミアムなスタンスミスだ。上質なアッパーを使用。ダークグリーンのヒールタブと中のナチュラルレザーのコントラストがエレガント。まさに時代を超えて愛されるタイムレスな一足だ。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
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