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一過性のブームではなく、もはやファッションを語る上で欠かせないキーワードであるスニーカー。編集部が今もっとも気になるスニーカーを紹介する本連載、1月は2023年のトレンドカラーでもある「エクリュ」と「グリーン」の2カラーにフォーカス。続いては数年前からトレンドの「グリーン」。主役にもアクセントにも使えるスニーカーを5足紹介する。
CONVERSE
「CANVAS ALL STAR J」
1917年にバスケットボールシューズとして誕生したコンバース オールスター。メイド・イン・ジャパンで展開しているミントグリーンのアッパーは、清涼でありながらもレトロなムードが漂う。80年代に作られていたアメリカ製のオールスターのシルエットを継承しつつ、履き心地の良さをアップデート。当時は青で印字していたインソールのコンバースロゴは、日本の国旗をイメージして赤に変更。ヒールラベルの「MADE IN JAPAN」の文字もさり気なくていい。
SALOMON
「XT-6」
多くのファッショニスタを魅了してきたサロモンの代表作「XT-6」から新色が登場。足全体を優しく包むメッシュアッパーにブランドの象徴的な「センシ フィット」のデザインが映える。鮮やかなグリーンが新鮮。そこにオレンジを差し込んだのがアウトドアシューズブランドらしい。デザイン要素でもあるクイックレースは、楽ちんだから足取りが重い人にもおすすめ。
NOVESTA
「MARATHON TRAIL
PISTACHIO GREEN」
ノヴェスタの定番モデル「MARATHON」。1988年のソウルオリンピックで、チェコスロバキア代表のマラソン・競歩用のトレーニングシューズとして使われていた型をベースに、悪路でもグリップが効きやすいTRAIL SOLEを使用したのが今作。リサイクル性のナイロンメッシュとイタリア製のレザースエードのコンビネーション。スロバキアの自然をイメージしたというグリーンは本記事の中でもインパクト大。
VANS × Pilgrim Surf+Supply
「Slip-On」
ヴァンズとピルグリム サーフ+サプライによる「BALSAM GREEN COLLECTION」第3弾は定番アイテム「Slip-On」をリリース。カラーは、東海岸の海の色をイメージした海水温、浅瀬、深淵の異なる深度をパーツごとに表現し組み合わせた。使用している毛足の長いスエードも特徴的。アメリカでクリスマスツリーとしても使用されることの多いモミの木の色や質感に似ていることから名付けられたBALSAM GREENというカラー名も洒落てる。冬の装いに馴染む一足だ。
Reebok × EAMES
「EAMES CLASSIC LEATHER」
歴史的デザインスタジオ「EAMES OFFICE」とのコラボレーションから生まれたリーボックのクラシックレザー。アッパーは特別に開発されたしなやかなレザーを使用することで、1950年に発表されたイームズファイバーグラスシェルチェアの質感を再現。イームズのロゴもクラシックでかっこいい。グリーンのほかにサンドとピンクのカラーバリエーションを展開している。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
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