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寒さが本格化してきた。いま欲しいのは今季の主役級“ダウン”だ。コム デ ギャルソン・オム、ストーンアイランド、C.P. カンパニーのドメスティックブランドから大人顔のヘルノまで、人気ブランドのダウンアイテムを5着ピックアップしてお届けする。
COMME des GARÇONS HOMME
「コム デ ギャルソン・オム(COMME des GARÇONS HOMME)」の新作ダウンは今季の主役アイテムだ。ワッシャー加工を施しマットな質感の表地と、左袖につけられたブランドロゴのワッペンがかっこいい。ダウンの分量もこれまでのものより多くしボリューム感と防寒性がアップ。襟元と頭を覆う大ぶりのフードは取り外しが可能。フロントの大きなポケットやブラックの裏地配色にカーキを採用するなど、アウトドアな要素が抜け感のあるスタイルにしてくれる。
HERNO
イタリアの北部に位置するマジョーレ湖畔の町、レーザから誕生した「ヘルノ(HERNO)」。“水”がブランドのインスピレーション源なんだとか。そのヘルノからは撥水機能を備えたダウンコートをセレクト。防水、防風、透湿性を備えた2レイヤーGORE-TEXを搭載。なんといってもノンキルトのフラットなデザインで、ダウンが入っていないようなすっきりとしたルックスがポイントだ。フロントは止水ジップとスナップボタンの2WAY開閉仕様と抜かりない。
Ten c
1960年代のフライトジャケットからインスピレーションを得た「テンシー(Ten c)」を代表するダウンジャケット。コックピットに乗るパイロットではなく、輸送機などのパイロットに向けたN3-AやN3-Bといったフライトジャケットをイメージしている。表地はシルクのような肌触りが特徴の「NYLON TACTEL」素材を採用。オレンジのカラーリングはコーディネートのアクセントになるだろう。
STONE ISLAND
新作からヴィンテージまで広く人気の「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」のアイテム。フェザーを詰めたウルトラハンマード仕上げの薄手のナイロンレップス製ジャケットは、非常に軽く着心地が抜群。撥水加工が施されているので雨の日に気兼ねなく着れるのも嬉しい。14色と豊富な色が展開されているので自分のスタイルに合ったカラーを選ぼう。染色で仕上げられた氷のようなくすんだ水色がかわいい。
C.P. COMPANY
イタリア発のブランド「シーピー カンパニー(C.P. COMPANY )」の新作ダウンは収納可能なフード付き。C.P. COMPANYのバッジやミリタリーウエアから着想を得たデザインは唯一無二。ブランドの創業当初に開発されたマルチフィラメントナイロンを織り上げた布は、漁網のアップサイクルにより作られた再生ナイロン糸のEconyl®を使用し現代的にリニューアル。厚すぎず薄すぎずのちょうどいいダウンジャケットだ。
Photos:Yuichi Sugita[POLYVALENT] Stylist:Yuta Fukazawa Text:Kazuki Ebina
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