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僕らのファッションには欠かせないアイテムである“スニーカー”。最新モデルや限定モデル、クラシックなモデルなどたくさん種類はあるけれど、結局履くものはいつも同じだったりする。おしゃれな人がリアルに愛用しているスニーカーはどんなものなのかを探る連載「みんなのマイ・スニーカー」、第16回はビームス PRの百々 南さん。
NIKE
LAHAR LOW
まずはじめはナイキ ラハール LOWから。
90年代のストリートシーンで流行していたエア ラハール エスケープの復刻モデル ナイキ ラハール ロー。当時のディテールを踏襲しつつ、厚手の丈夫なレザーを使用し、レトロながらストリートやトレイルにもマッチする一足だ。
「もともとトレイルのために作られたシューズなので、ソールが厚くて履き心地がすごくいい。デザインもファッション性があって、結構履いてる方が多い印象です。合わせるのが難しそうに見えて、意外といい着地をしてくれる。コーディネートのアクセントにもってこいな一足です!」
「ボリューム感のあるシューズなので、個人的にショーツと相性がいいなと思っていて、この夏大活躍しました(笑)」
New Balance
703
2足目は2000年にトレイルランニングシューズとして登場し支持を集めたニューバランス 703だ。
「これもトレイルランニングシューズなんですけど、移動したり立ち仕事が多いので、履いていて疲れないシューズがいい。ボリューム感のある見た目ですがすごく軽量なのもポイントです」。
「僕あまのじゃくなんでしょうね(笑)。900番台も好きで何足か持っているんですけど、みんな履いてるなと思い、すこし変化球のあるニューバランスが履きたくなって購入した記憶があります。いい意味でいなたさがあるボリューム感が僕好みでした」。
「コーディネートに合わせやすいし、全体を引き締めてくれるのが黒スニーカーの魅力。フルレングスのパンツではためて履くなど様々なシーンで履きます!」
adidas Originals
HANDBALL SPEZIAL
3足目はアディダス オリジナルスのハンドボール スペツィアルだ。
70年代後半、ハンドボール選手たちが履きはじめ、ハンドボール世界選手権ドイツ大会でも使用されたモデル。アッパーはパッドが加えられたベロア製。アウトソールはハンドボール特有の急な停止や方向転換に対応するため、4つのゾーンに分かれている。
「このスニーカーに惹かれた理由はカラーリングです。ネイビーやブルー系の色が洋服も含めて好きなので、初めて見たときにひと目惚れしました。僕はスニーカーヘッズではないので、履き心地や感覚的に“この色がいいな”とか“このデザインがいいな”と思ったものを買うことが多いですね」。
「あとこのスニーカーは海外のスケーターたちが履いていることもあり、僕の中でストリートのにおいがするスニーカーなんです。やっぱり海外のスケーターってかっこいいですよね(笑)」
そのスニーカー、
いつもどう合わせてる?
百々 南/ビームス PR
Instagram:@minami_dodo
SHIRT:Pilgrim Surf+Supply(ピルグリム サーフ+サプライ)
PANTS:USED(古着)
SHOES:adidas Originals(アディダス オリジナルス)
CAP: nonnative(ノンネイティブ)
「コーディネートについては、いつも同色でまとめてることが多いですね。そのほうが統一感があってきれいだと感じます。今日はブルー系でまとめたかったのでこんな感じ」。
「レザーシューズも履きますが、今日みたいに襟のあるシャツやスラックスなどきれいなアイテムのときは、あえてスニーカーを履いてカジュアルな要素を入れることを意識しています(笑)」
Photos:Kanta Matsubayashi Composition&Text:Kazuki Ebina
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