▼ WPの本文 ▼
一過性のブームではなく、もはやファッションを語る上で欠かせないキーワードであるスニーカー。編集部が今もっとも気になるスニーカーを紹介する本連載、今回は即完も珍しくないコラボレーションモデルにフォーカス。そんな注目の7足をピックアップしてお届けする。
PG × WISM
「GARDEN WOVEN」
代々木公園の近くに店を構えるスニーカーショップ、PLAYGROUND。そのオリジナルライン「PG(ピージー)」とWISMのコラボレーションが実現! 今作はPGのデザイナーが“今の気分”と語るダークブラウン、WISMのパープルとお互いのテーマカラーで彩った。アッパーのスウェードは本革、甲の部分には通気性のいいウーヴン素材を使用。見た目からして涼しげなスニーカーというのが伝わる。かかとのパーツはネオプレーンという柔らかく伸縮性がある素材を使い、倒して踏みつければミュールとしても履ける。
BRAIN DEAD × VANS VAULT
「OG SLIP ON LX」
「OG AUTHENTIC LX」
LAを拠点に活動するクリエイティブ集団、ブレイン デッド(BRAIN DEAD)とヴァンズ ヴォルト(VANS VAULT)とのコラボレーションモデル。ヴァンズを代表するチェッカーボード柄のオーセンティックとスリッポンに、ブレイン デッドの横顔をモチーフにしたグラフィックを1マス1マスに落とし込んだ。インソールにも両者のブランドロゴを掛け合わせたプリントを施すなど、遊び心あふれる一足だ。
CONVERSE CAMPING SUPPLY
× Name.
コンバース キャンピングサプライ(CONVERSE CAMPING SUPPLY)からネーム(Name.)とのコラボレーションモデル第2弾が登場。コンバースのクラシックなバスケットボールシューズをベースに、アウトドアブーツの要素を掛け合わせたデザインが魅力的。シューレースとインソールに差したビビッドなオレンジ、サイドの外側に落とし込んだミルスペック風にプリントしたモデル名やスペック表記もキャッチーだ。
COMME des GARÇONS HOME
× New Balance
「BB550」
コム デ ギャルソン・オム(COMME des GARÇONS HOME)とニューバランス(New Balance)による新たなコラボレーション! モデルに選んだのは、80年代にリリースしたバスケットボールシューズを復刻した「BB550」だ。優れたクッション性と安定性を持つソールはそのままに、ヒール部分には目を引く“CdGH new balance”のプリントをON。取り入れやすいブラックとホワイトの2色でラインナップ。モダンな一足を履いて、周りと差をつけてみては?
I × PATRICK
「FYN-SUEDE」
数シーズンにわたりコラボアイテムを展開しているI(アイ)とパトリック(PATRICK)。今回リリースするのは、上品な素材と厚底ソールを組み合わせたダッドシューズだ。アッパーに毛足の長い牛スウェード素材を使用。ミッドソールには、濡れた路面でも抜群のグリップ力を発揮するVibram®︎KAKKOIIソールを使用しており、ファッション性と機能性を持ち合わせた一足に。ブラックのアッパーとパトリックのアイコンである2本ラインのグレーの組み合わせもモダンで魅力的。
Graphpaper × ZDA
「Climber」
南 貴之さんが手掛けるグラフペーパー(Graphpaper)。2022-23秋冬シーズンのビジュアルでモデルが履いている本作は、ZDAとのコラボレーションシューズだ。洒落たデザインだが、異なるサイズの段差構造EVAとワイドラバーソール搭載したトレッキングシューズなのだ。アッパーはイタリアンスエードレザーと、ソフトでしなやかなイタリアンナッパレザーのコンビネーション。そしてカラーリングにも注目したい。アーティスト、ジョージア・オキーフの家の壁面や景色、彼女が収集していた骨などからインスパイアされたグラフペーパー2022-23秋冬シーズンのカラーパレットを採用。ファッションのみならず、ショップなどの内装も手がける南さんだからこその一足だ。
FreshService × Hi-TEC
「EASTEND WP」
1974年にスカッシュシューズをルーツにイギリスで誕生したハイテック(Hi-TEC)と、フレッシュサービス(FreshService)とのコラボレーション。90年代のアウトドアのディテールを落とし込んだハイキングシューズ「EASTEND」をベースに、ミリタリーのトレーニングシューズをイメージしたカラーで彩った、ありそうでなかった一足だ。透湿防水メンブレンをを採用した全天候型モデルだから、多少の雨にも雪にも負けない。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
▲ WPの本文 ▲
最新スニーカーNEWS