▼ WPの本文 ▼
一過性のブームではなく、もはやファッションを語る上で欠かせないキーワードであるスニーカー。編集部が今もっとも気になるスニーカーを紹介する本連載、今回は2022年1月から6月までに発売したスニーカーをまとめてお届けする。
TENDER PERSON
「FLAME EMBROIDERY SNEAKER」
スニーカー¥44,000/テンダーパーソン[MAIL: info@tenderperson.com]
ユース世代を中心に絶大な人気を誇るドメスティックブランドの「TENDER PERSON(テンダーパーソン)」。その新作は、スタンダードなスニーカーのフォルムにアイコニックなフレームパターンのエンブロイダリーを施した、存在感抜群の厚底スニーカー。国内外のメーカーやタンナーなどに滞留しているデッドストックの素材や生地を用いることで、廃棄されるはずだった材料を活かして制作するなど、サスティナブルな取り組みとしても注目を集めた本作。ビブラム社のオリジナルコンバウンドの底材をソールに使用し、履き心地は申し分なし。スウェードのビビッドなカラーリングも相まって、ブランドのアイコニックなモデルとして期待される。
PUMA
「SUEDE VTG」
スニーカー¥11,000/プーマ お客様サービス[TEL:0120-125-150]
「PUMA(プーマ)」の不朽の名作とも呼ばれる「SUEDE(スウェード)」が旧ユーゴスラビアで生産されていた時代のデザインを復刻したモデルとして知られる「SUEDE VTG (スウェード ヴィンテージ) 」。2018年から更に改良を加え、現在はよりオリジナルに近いシャープなシルエットを実現。本作はこれまでにありそうでなかった、意外性のある配色でリリースされ、シューレースはアッパーと同色のものと、フォームストリップに合わせた白の2本が付属。近年リバイバル傾向のある「SUEDE VTG (スウェード ヴィンテージ) 」は、今まさに旬な一足だ。
A.P.C.
「IGGY BASSE」
スニーカー¥31,900/A.P.C. CUSTOMER SERVICE[TEL:0120-500-990]
これまでハイブリッドなデザインなダッドシューズ然としたフォルムのスニーカーに定評のあった「A.P.C.(アーペーセー)」のラインナップに、ラバーソールのキャンバスシューズが仲間入り。インソールやアンクル部分に、ブランド名とスニーカーであるワードを配し、シンプルなデザインと調和した仕上がりに。カジュアルでありながらどこかエスプリの効いたギミックがブランドらしく、品のある着こなしにさらっと合わせたいスニーカーだ。
HOKA ONE ONE®︎
「KAWANA」
スニーカー(ホカ オネオネ)¥18,700/デッカーズジャパン[TEL:0120-710-844」
「HOKA ONE ONE(ホカ オネオネ)」から、安定した反発性を提供する、軽快で画期的な素材を使用した新作のランニングシューズ「KAWANA」が登場。安定性のある走りをサポートするクッショニング、そしてより改良された衝撃吸収パッドを搭載したスワローテールのような形状のヒールによって、より広くフラットなサーフェスを作り出し、スムーズな着地を可能にしてくれる本作。ランナーにとってはもちろんのこと、メッシュをあしらった通気性の高いアッパーデザインや爽やかなカラーリングなど、街中でもユニセックスに楽しめる一足として仕上がっている。
beautiful people × Mizuno
「INFINITY WAVE ECRU」
スニーカー(ビューティフルピープル × ミズノ)¥37,400/ビューティフルピープル 渋谷パルコ2F[TEL:03-6452-5622]
「相反する要素を両立させる」というブランドコンセプトをもと、新たなクラシックを生み出すことに挑戦し続ける「beautiful people(ビューティフルピープル)」と日本発の総合スポーツメーカーでもある「MIZUNO(ミズノ)」による待望のコラボモデル「INFINITY WAVE “ECRU”(インフィニティウェーブ “エクリュ”)」が発売。「beautiful people(ビューティフルピープル)」を象徴するカラーでもある、限りなく白に近いベージュをメインカラーに採用し、アッパーにはスウェードやヌバックといった天然素材と、ソールやテープに使用した合繊素材が同居しており、素材によって異なる色合いがポイント。またソックスのカラーによってもアッパーの見え方が変わるスケルトン仕様のアッパーとソールも本作の大きな見所。
DIESEL
「SINNA」
スニーカー¥24,200/ディーゼル ジャパン[TEL:0120-55-1978]
「DIESEL(ディーゼル)」の過去のアーカイブを含む、様々なスケートシューズのアーカイブからインスパイアされ、さらにアップデートした「SKEATYS(スケーティーズ)」。そのDNAを受け継いだシリーズ作として誕生したのが本作「SINNA(シンナ)」。ぼってりとしたフォルムが90年代に全盛を誇ったクラシックなスケートシューズを彷彿とさせ、カラースエードとパッド入りのパネルを組み合わせ、無骨な雰囲気の漂うローエッジな仕上がりに。
NIKE SPORTSWEAR
「AIR FORCE 1 LOW RETRO」
スニーカー(ナイキ スポーツウェア)¥15,400/ナイキ カスタマーサービス[TEL: 0120-6453-77]
「NIKE SPORTSWEAR(ナイキ スポーツウエア)」のマスターピース「AIR FORCE 1 LOW RETRO(エアフォースワン ロウ レトロ)」から、変わり種な新作が到着。HIPHOPアーティストたちが提唱する、新品同様に履き続けるというマナーからヒントを得たオリジナルカラーの本作は、汚れてもいつでも綺麗にできるよう専用のブラシを付属。近年バンドストラップやキーホルダーなどの装飾品をアレンジするモデルが数多くリリースされるトレンドも踏まえ、実用性はもちろん、デザインとしても昇華された同モデルは、常にフレッシュで履きたいフリークにとっては垂涎の一足となるだろう。
STUDIO NICHOLSON
「MERINO VULCANISED SOLE CANVAS SHOE」
スニーカー(スタジオ ニコルソン)¥17,600/インコントロ[TEL:03-6805-1082]
日本の老舗シューズメーカーとして知られる「MOONSTAR(ムーンスター)」の生産背景によって実現した「STUDIO NICHOLSON(スタジオ ニコルソン)」オリジナルのスニーカーが誕生。 最大の特徴となるヴァルカナイズド製法を採用し、手作業によってアッパーとソールを接着した後、約200℃の釜の中で熱してさらに圧着力を高めることで、屈曲性と耐久性に優れた一足へと仕上げた本作。 アッパーのキャンバスやコットン製のシューレース、グレーのハトメなど、同じトーンで統一したブランドらしいクリーンなムードやトゥ部分の美しいフォルムも見逃せないポイント。
New Balance
「MS327」
「New Balance(ニューバランス)」の過去のアーカイブを彩る歴代モデルの中でも、特に人気の高い70年代を席巻した数々のレーシングシューズをアレンジした名作が誕生。特徴となるのはレトロなフォルムに、ビックサイズのNロゴを外側だけに配することで印象的なルックスに仕上がったデザイン。さらにはスエードとテキスタイルによるアッパーを、ブランドの長い歴史を飾ってきたヘリテージモデルのアーカイブカラーで彩った逸品。
Maison Kitsuné
by Designer Olympia Le-Tan
「PINK SOLE CANVAS LACED SNEAKERS」
「Maison Kitsuné(メゾン キツネ)」から、デザイナーのオランピア・ル・タンによるカプセルコレクションが登場。ブランドでは定番のキャンバス製のスニーカーをベースに、オランピア・ル・タンらしいピンクを採用した本作アッパーのホワイトの色味とのコントラストも美しく、新鮮な印象に。シュータンや踵裏に配されたさりげないブランドネームも見逃せない。インパクトのあるデザインながら、洗練された上品な佇まいが、どこかフレンチシックな装いを想起させる一足だ。
HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE
「DECK’N COURT」
「HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE(オム プリッセ イッセイ ミヤケ)」と「ANATOMICA(アナトミカ)」の名作モデル「WAKOUWA(ワクワ)」による恒例の共作スニーカーに第4弾モデルが到着。気になるデザインは、今季を象徴する鮮彩なカラーパレットを採用し、アシメントリーなデザインで実現。鮮やかな色合いを左右にあしらい、見る角度によって異なる印象を与える特別な一足は、いつものスタイリングをより豊かな表情へと導いてくれるはずだ。
PUMA × WIND AND SEA
「SUEDE VTG」
「PUMA(プーマ)」と「WIND AND SEA(ウィンダンシー)」のよるコラボレーションは、“Holography – Analog to Digital”がテーマ。アパレルラインに加え、ライなんアップしたスニーカーでは、「PUMA(プーマ)」が誇る名作「SUEDE(スエード)」のハイエンドラインである「SUEDE VTG(スエード ヴィンテージ)」がベースに。独自の透明素材にロゴを配したフォームストリップが特徴的で、アッパー素材にはスウェード生地を使用し、ソールは透明のデザインを採用。シンプルでありながら、特別感を味わえる本作は注目必至だ。
Mizuno
「CITY WIND MID」
「Mizuno(ミズノ)」から、1989年にデビューを果たしたテニスシューズ「CITY WIND(シティ ウインド)」の復刻モデルにミッドカッドモデルが仲間入り。90年代のテニスプレイヤーや愛好者たちに愛されてきた本作は、当時のディテールや空気感を忠実に再現しながらも、近年トレンド傾向にあるミッドカットのフォルムでリバイバル。ホワイトをベースにブラウンカラーを差し色として大人顔な佇まいは、上品なカジュアルルックをさらに格上げしてくれる。
PATRICK
「LAVAL」
スケートブランドとのコラボレーションや、人気セレクトショップとの協業などで話題の「PATRICK(パトリック)」から、待望のニューモデルが登場。スマートなフォルムのコートシューズをベースに、フランス発祥のスニーカーブランドらしい上品なカラーセンスとデザインを施した本作は、今年ブランド創立130周年を祝したアニバーサリー仕様でもあり、渾身の出来栄え。テニスブームが巻き起こる今のファッションシーンで、特に気分な人も多いであろうスニーカーと言えるはずだ。
COMME des GARÇONS SHIRT x ASICS「GEL-LYTE V」
「ASICS(アシックス)」が誇る人気「GEL-LYTE(ゲルライト)」シリーズのなかでも、1993年には登場して以来、確かな人気を獲得してきた復刻モデル「GEL-LYTE V(ゲルライト ファイブ)」。その不朽の名作に今季別注を依頼したのが、「COMME des GARÇONS SHIRT(コム デ ギャルソン・シャツ)」だ。シンプルなモノトーンカラーのみを採用しながら、そのカラーバランスと配色の妙を巧みに駆使し、スタイリッシュなデザインへとアップデート。争奪戦が予想される一足だけに、是が非でも手に入れたい。
PUMA
「MÜNSTER OG」
ドイツの小さな町・ミュンスターにちなんでその名が付けられたスニーカーは、もとは1973年に多目的な屋内用トレーニングシューズとしてリリースされたもの。誕生から50周年を目前に控えた今年、クラシカルな佇まいはそのままに、ストリート使いにもぴったりな一足に生まれ変わって登場。特徴的な短い先芯やデュアルステッチ、長い年月を経て色あせたような風合いのソールなど、70’sヴィンテージのムードを表現するディティールが魅力的だ。
I× PATRICK
「WOVEN TRAINER」
2016年に誕生した新鋭ブランド・アイとパトリックによる、完全オリジナルのコラボスニーカーが発売。アッパーには通気性の良いニット素材を、ソールには耐久性と歩きやすさに優れたVIBRAMソールを採用した。ハイテクな要素がありながらも、モノトーンのなめらかなニット地が上品な印象で、きれいめなコーデとも相性○だ。
Nigel Cabourn ×
Maison MIHARA YASUHIRO
「SPLIT SNEAKER
– CANVAS + LEATHER」
ナイジェル・ケーボン氏と三原康裕氏の10年以上にもわたる交友関係から生まれたコラボレーションアイテムの第7弾。メゾン ミハラヤスヒロの象徴的なスプリットスニーカーをモチーフに、ナイジェル・ケーボンのために特別に製作されたモデル。前半分にはミリタリーカラーの12号帆布、後ろ半分には顔料コーディングの牛革を採用。ナイジェル・ケーボン氏のコーディネートに頻繁に登場する、靴紐を足首で固定するスタイルを取り入れたデザインが新鮮だ。発売は3月下旬を予定している。
HOKA®︎
L:「CLIFTON L」R:「BONDI L」
ホカ®️のロードシューズラインナップで最もクッション性の高いボンダイシリーズのクラシックモデル「ボンダイ 5」をベースにした「ボンダイ L」(右)と、独自のクッションで驚くほど軽やかな走りを実現する「クリフトン 3」をベースにした「クリフトン L」(左)。どちらもアッパーに落ち着いたカラーのレザー素材を採用することで、高い機能性を維持しながらも、シティライクな着こなしにもマッチするデザインに。
adidas
「SUPERSTAR 82 」
他のスニーカーにはないアイコニックなディテールで唯一無二の存在感を放つ、不朽の名作スーパースターに新色が登場。「スーパースター 82」と名付けられた本スニーカーは、1982年製のシルエットを忠実に再現した1足。上質なアッパー素材は、白ではなく少しあせたような風合いのクリーム色を新しく採用。まるでデッドストックのようなムードを醸し出すルックスがたまらない!
SALOMON
「XT STREET」
トレイルランニングの伝統を象徴するモデル「XT STREET」に、新カラーが登場。明るいホワイトのベースに、アイコニックなクイックレースの細いブラックのディティールがピリッと映える。心地いいフィット感を生む、両サイドのパネルデザインシステム「センシ フィット」と、ソールの一部にはシルバーをカラーリング。近未来的なムードと、春らしい軽やかさが魅力の一足。
nonnative × ECCO
「EXOHIKE WITH GORE-TEX」
ノンネイティブとエコーによる初のコラボレーション! エコーが誇る高い技術性能を備えたトレッキングブーツ「エキソハイク」をベースに、ノンネイティブらしいワントーンカラーで彩られた一足は、多様なシーンで映えること間違いなし。アッパーに使用されたのは、環境に配慮した「ドライタン」製法で作られた高級感のある「エコーレザー」。透湿性、防水性を備えたゴアテックス®︎も搭載しており、雨の日でもガシガシ履けるタフなスニーカー。
FUMITO GANRYU × CONVERSE
「CHUCK TAYLOR
for FUMITO GANRYU」
コンバースの名品スニーカー「チャックテイラー」をアレンジした、フミト ガンリュウとのコラボモデルに注目。トゥキャップ、シューホールのいち、ステッチワークからホクシングテープに至るまで、王道のデザインをまるで落書きのように歪ませながらも、シューズとしての機能性は計算され尽くされている。永遠の定番アイテムの魅力に自由な発想が加わった、唯一無二のスニーカーだ。
BED J.W. FORD
× Maison MIHARA YASUHIRO
「BLAKEY OG Sole Suede
High-top Sneaker」
「HANK OG Sole Suede
Low-top Sneaker」
ベッドフォードとメゾン ミハラヤスヒロによる、コラボスニーカーの第一弾が登場!メゾン ミハラヤスヒロのOG Sole Sneakerをベースに、シルエットをよりタイトにしてシックな印象に。マットなベロア素材や細めに変更したシューレースなど、素材感やディティールにもこだわり、細部まで上品に仕上げた。
PUMA × BUTTER GOODS
「SLIPSTREAM」
オーストラリア発のアパレルブランド、バターグッズとプーマのコラボスニーカー第二弾。アーカイブのアイデアを取り入れたバスケットボールシューズのシルエットに、バターグッズらしいストリートスタイルのテイストをミックスさせた、懐かしさと新鮮さのどちらもが感じられる、ユニークな一足だ。
CONVERSE SKATEBOARDING
× HOTEL DRUGS
「BREAKSTAR SK
HOTEL DRUGS OX +」
店主ナタリーさんの自然体な接客と人柄が、日本だけでなく海外アーティストなどからも人気を集め、東京カルチャーシーンにおけるソーシャルハブ的な役割も果たしている奥原宿のコーヒースタンド「ホテルドラッグス」と、CONVERSE SKATEBOARDINGのコラボスニーカーが誕生! 店主のナタリーさんが、自らの履き込んだスニーカーから着想を得たスニーカーは、「履き込むことで自分らしく汚してほしい」というコンセプトのもと、BREAKSTAR SK OX +をベースに、アッパーをとことんシンプルなデザインに。
NIKE SPORTSWEAR
「NIKE DUNK HI RETRO SE VNTG」
2022年1月に登場した、”ダンク ヴィンテージ”続編となる、ニューカラーのスニーカーが新たに登場。ハイカットのシルエットをベースに、くすんだホワイトとグレーのヴィンテージ感のあるアッパーで構成。前作と同様に、ソールは経年変化したような色合いの薄いイエローを採用している。まさに昨今のヴィンテージスニーカーブームを体現するようなモデルだ。
NOVESTA
「STAR MASTER」
1939年に旧チェコ・スロバキアで創業した靴工場が1992年に立ち上げた、純スロバキア製スニーカーブランドの、最もアイコニックなモデルであるSTAR MASTERの春らしい新色をピックアップ。ミロシュ・ホルヴァなどを代表する1980年代のスロバキアの現代建築と、その時代のインテリアデザインのカラーリングにインスピレーションを受けたコレクションだ。動物性素材を一切使わないヴィーガンシューズというのも、語りたいポイント!
Onitsuka Tiger
「MEXICO 66 SD PF」
3月末まで放送していた、「スニーカー」と「音楽」のカルチャーの魅力を掘り下げるラジオ番組『Kicks Lounge』と番組リスナー、オニツカタイガーがタッグを組んだ、ZOZOSHOESの別注商品。カジュアルにもきれいめにも合わせやすいボリューム感に仕上げた「MEXICO 66 SD PF」を特別なカラーリングで展開。アッパーのトーンや素材感が違うベージュを組み合わせたシンプルながらも立体感のある表情や、ガムソールの様なカラーリングのソールが魅力。
PG
「Twilight」
雨の日にも心強い、高機能スニーカーに注目! アッパーの素材は2層構造になっており、内側には通気性のあるメッシュを、外側には透湿防水性のあるタイベック®素材を採用。ビブラム社製のソールは、防滑性もバッチリ! 必要十分な機能をミニマルにデザインした一足は、ルックスの完成度も高い。
Mizuno × Patta
「SKY MEDAL Patta」
オランダ・アムステルダム発のストリートブランド「パタ」とミズノのコラボモデル第三弾! 90年代のランニングシューズであるSKY MEDALのシルエットは、パタのお気に入り。包括性、積極行動、楽観性をテーマにした21AWのパタのアパレルコレクションと連動したカラーパレットは、レトロなでポップなムードが唯一無二!
THE NORTH FACE
× Hender Scheme
「HS VECTIV Escape」
2020年秋冬よりスタートし、完売続出のザ・ノース・フェイス × エンダースキーマのコラボ第三弾。レザーシューズのディテールと革新的なテクノロジーが融合したスニーカーは、両ブランドの“らしさ”が見事なバランスで共存している。ヒール部分のザ・ノース・フェイスのロゴと、エンダースキーマのレザータグもキャッチー。
NIKE SPORTSWEAR
「AIR KUKINI SE」
スニーカー(ナイキ スポーツウェア)¥16,500/ナイキ カスタマーサービス[TEL:0120-6453-77]
2000年に発売された「エア クキニ」が22年の時を経て初復刻! ハワイ語で”ランナー”を意味する名を冠した「エア クキニ」は、ヒールに内蔵されたAirクッショニングが、足にぴったりフィットして快適な履き心地を実現。ハイテク感あふれる網目状のケージも歩くときの安定性に一役買っている。爽快なホワイト/ブルーは地形図を落とし込んだトポグラフィーのデザインがアイキャッチ。
KARHU×HANON
「LEGACY96 “Highland Games”」
スニーカー(カルフ×ハノン)¥23,100/シードコーポレーション[TEL:03-6709-9662]
フィンランド発のシューズブランド「カルフ(KARHU)」とスコットランドを代表するスニーカーショップ「ハノン(HANON)」がタッグを組んだ「LEGACY96 “Highland Games”」は、スコットランドのハイランド地方の民族衣装とアウトドアライフスタイルを意識してアースカラーで制作。アッパーは豪華なスウェードとメッシュ、そしてスコットランド高地の男性が着用する短いスカート“キルト”と合わせる「sporran」(下げ袋)を象徴するポニーの毛を随所にあしらった。また、シュータンが取り外しが可能で、ライトグリーンまたはダークグレーのカラーから好みのタンをカスタムできるのが特徴だ。
TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.
× SUICOKE×Vibram
「five fingers shoes」
スニーカー(タカヒロミヤシタザソロイスト.×スイコック×ヴィブラム)各¥29,700/タカヒロミヤシタザソロイスト.アオヤマ[TEL:03-6805-1989]
「タカヒロミヤシタザソロイスト(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)」 × 「スイコック(SUICOKE)」のコラボでリリースされたファイブフィンガーシューズは、Vibram社が展開している5本指のシューズ「Fivefingers」へ、両者のデザインを施した完全オリジナルモデル。アッパーにはPUスエードと通気性の高いメッシュ素材を使用しファッション性もさることながら機能性も持ち合わせた一足に。
VEJA × MANSUR GAVRIEL
「CAMPO CHROMEFREE」
スニーカー(ヴェジャ × マンサーガブリエル)各¥26,400[参考価格]/シードコーポレーション[TEL:03-6709-9662]
「マンサーガブリエル(MANSUR GAVRIEL)」からコラボレーションのお話があり、ヴェジャ(VEJA)もマンサーガブリエルのシンプルでミニマルなデザインに共感を得て実現したというこのコラボレーション。モデルにはヴェジャの代表作「CAMPO」をチョイス。シンプルかつモダンなスニーカーを虹からインスパイアされた4種類のカラーで展開、どれもインパクト抜群だ。
C.E
「CAV SHOES #1」
スニーカー¥33,000/シーイー[URL: www.cavempt.com]
昨年登場したC.Eのオリジナルシューズに新色が登場! ライニングに英国発の防水透湿素材「eVent」を搭載。「Direct Venting™テクノロジー」により汗が生地面をそのまま透過するため、常にドライで快適な履き心地を実現した。ソールにはぬれた路面でも安心のVibram社製を使用。雨に強くムレも防止してくれる、雨が続く時期にぴったりな一足だ。
N.HOOLYWOOD COMPILE × UGG®︎
「UGG® x N.HOOLYWOOD
CA805 Slide 」
スニーカー(N.ハリウッド コンパイル × アグ®︎)¥22,000/ミスターハリウッド[TEL:03-5414-5071]
フォーマル、ドレスウエアを現代的に創作する「N.ハリウッド コンパイル(N.HOOLYWOOD COMPILE)」とUGG®とのコラボレーション第3弾は、セットアップなどドレスライクなスタイングにも合うスリッポンをローンチ。フルオリジナルのアッパーには、リサイクルポリエステル(約45%使用)のメッシュを内側に配した上質なスエードを使用し通年着用できる仕様に。アッパーの両サイドと内側のインソールに刻印された両ブランドのロゴがコラボの証だ。
PUMA × AMI
「SLIPSTREAM LO AMI」
スニーカー ¥16,500/プーマ お客様サービス[TEL:0120-125-150]
パリ発祥のメゾンブランド「アミ(AMI)」との初コラボレーションコレクションとなる「プーマ x アミ(PUMA x AMI)」。本作のモデル「SLIPSTREAM」は今年35周年のアニバーサリーイヤーとなる特別なシューズだ。シュータンには「アミ ドゥ ク ール(AMI DE COEUR)」と呼ばれるハートとAを掛け合わせたアミのシンボルがプーマのキャットロゴが融合。ホワイトやベージュの優しい色合いで、どんなコーディネートとも相性抜群。
Mizuno
「WAVE PROPHECY β」
スニーカー¥25,300/ミズノお客様相談センター[TEL:0120-320-799]
ミズノの技術力を結集した「WAVE PROPHECY」をライフスタイル仕様にアレンジしたモデルが登場。5月16日に発売された空山基氏とのコラボレーションモデルのデザインからインスパイアされたアッパーを搭載。グラフペーパーやホワイトマウンテニアリングとのコラボレーションでも見受けられたアイコニックなソールはビジュアルだけでなく、クッション性と安定性を両立している。写真のカラーはオフホワイト×マルチで、ほかにもオフホワイト、ブラック×オフホワイトとファッションにおけるニュートラル回帰のトレンドを意識したカラーリング、材料が魅力だ。
Reebok x BEAUTY&YOUTH
「Reebok×BY CLUB-C LTR」
スニーカー(リーボック × ビューティ&ユース)¥13,200/ビューティ&ユース 丸の内店[TEL: 03-6212-1500]
1985年にテニスシューズとして誕生したリーボック(Reebok)のクラブCを別注。アッパーには上質な白レザー、ヒールとアウトソールには黒ではなくチャコールグレーを使いモノトーンにアレンジ。クラブCはこれまで様々なブランドとコラボレーションしてきたが、このビューティ&ユース別注は要素を削ぎ落としたシンプルなスニーカーだ。出番が多いスニーカーは結局こんな一足。
adidas Originals
「ADI2000」
スニーカー¥12,500/アディダスお客様窓口[TEL:0570-033-033]
2000年代初頭の反骨精神がカムバック! 当時のゲーム機から着想を得た鮮やかなカラーが目を引くアディダス オリジナルス「ADI2000」。スエード、メッシュ、レザーを贅沢に用い、チャンキーなアッパーにクラシックなラバーソールを合わせた。お気に入りのゲーム機がどんどんアップデートされるように、シューズも今の時代に合わせて進化している。
NOVESTA × ZIPAIR
スニーカー(ノヴェスタ × ジップエア)各¥22,000/ジップエア トーキョー[URL:https://zipair.shop/]
スロバキア発のフットウェアブランド「ノヴェスタ」が航空会社「ジップエア」とまさかのコラボレーション! ファッションデザイナー 堀内太郎氏がデザインを手掛けた今作は80’sのテニスシューズがベースだ。ジップエアのスタッフが制服として着用しているこのスニーカーは、白と黒のモノトーンのカラーリングと、シンプルかつスタイリッシュなデザインが相まって、シーンを選ばず履ける一足に。シューレースが邪魔にならないベルクロがアイキャッチ。
NIKE SPORTSWEAR
「NIKE AIR MAX 95 ESSENTAL」
スニーカー(ナイキ スポーツウェア)¥18,700/ナイキ カスタマーサービス[TEL:0120-6453-77]
人間の身体と90年代の美しいトラックスタイルから着想を得たデザインが特徴の「AIR MAX 95」に新色が登場。アッパーはシンプルなホワイトメッシュとブラック、グレー、レッドの波状サイドパネルを採用。ナイキのAirテクノロジーが登場したのは1978年のこと。いまではAirクッショニングの快適性を履いて感じるだけではなく、“見る”ことでも楽しめるスニーカーだ。
SALOMON
「XT-6」
スニーカー¥27,500/サロモンコールセンター[TEL:03-6631-0837]
2013年に初代モデルが発売された「XT-6」は、ウルトラディスタンスレース界のトップアスリートたちに支持されてきた人気のシリーズだ。そんな伝説のフットウェアに最新モデルが登場! クイックレースのヒモには通常の4倍の強度を持つケブラーワイヤーを採用し、シュータンにはヒモを収納できるポケットも。デザインとしてもサロモンを象徴する「センシ フィット」はまるで手で包み込むかのような心地良いフィット感が得られる。アウトドアを楽しむなら足元はこれ一択。
Maison MIHARA YASUHIRO
「“BAKER” Original Sole Canvas Low-top Sneaker」
スニーカー各¥30,800/メゾン ミハラヤスヒロ[TEL:03-5770-3291]
スタイリングで合わせるのが楽ちんなキャンバススニーカー。それゆえにみんなと被ってしまうのも悩みのタネ。そこでおすすめしたいのがメゾン ミハラヤスヒロのスニーカーだ。デザイナーが粘土を使い手作業で型どったソールが他のスニーカーにはないポイントで、今作はヴィンテージ風のソールに仕上げた。カラーリングもレトロチックだから、履いていると80’sが舞台の海外ドラマの登場人物になった気分に。
ASICS
「HS4-S GEL-SONOMA 15-50 GTX」
スニーカー各¥17,600/アシックスジャパン お客様相談室[TEL:0120-068-806]
アシックスから、らしくない新作が登場。それもそのはず、キコ・コスタディノフスタジオがデザインの監修を務めたからだ。“OUTDOOR ESCAPISM”をコンセプトに生まれた今作のカラーパレットは、風光明媚な風景や海の風景がテーマ。アッパーには防水透湿性に優れたGORE-TEXファブリクスを搭載し、アウトドアシーンはもちろん、梅雨シーズンにも頼れる一足だ。
CONVERSE
「ALL STAR BT SHARKSOLE HI」
スニーカー各¥8,250/コンバースインフォメーションセンター[TEL:0120-819-217]
「THE VARIANT」をテーマに、トウキャップをサイドのテープにかかるまで大きく変形させたオールスターが登場。サメの歯のようにギザギザとした凹凸が特徴的なシャークソールは、足元に程よいボリューム感を演出できるのが今っぽい。ベーシックなブラックと鮮やかなグリーンとピンクの3色展開。今季注目の少しパンクな着こなしとあわせたい。
adidas Originals
「ADIMATIC atmos Blue」
スニーカー(アディダス オリジナルス)¥13,200/アトモス カスタマー[TEL:03-6629-5075]
1996年に誕生して以来カルト的人気を誇った名作「ADIMATIC」。今年3月にインラインで発売されたブラックとグリーンは即完売と大反響だった。そのADIMATIC初の別注となる今作は、atmosを象徴するatmosブルーのカラーを採用。インソールにはアディダスとatmosのパートナーシップを表す、世界初のコンポジットロゴを落とし込んだ特別な一足だ。ありそうでなかったブルーと、スケートシューズを彷彿とさせるぽってりとしたシルエットは、バギーのデニムパンツなんかとあわせて履きたい。
PATRICK
「VIIMA」
スニーカー(パトリック)各¥25,300/カメイ・プロアクト[TEL:03-6450-1515]
1993年のアウトドアカテゴリーのシューズをオマージュした一足。アッパーはリップストップ組織で撥水性に優れた強度のあるナイロンを、ソールはヴィブラム社製を使用。最も特徴的なのは葉をモチーフにしたボリュームのあるソールデザインだ。環境のことも考え、アウトソールの端材を再利用した「ECO STEP」ラバーを採用。機能的に優れたシューズはグレーとブラックとシンプルなカラーなのがうれしい。
Hender Scheme
「polar」
スニーカー(エンダースキーマ)¥68,300/スキマ 恵比寿[TEL:03-6447-7448]
今季のエンダースキーマを代表する新作「polar」。アッパーは、カーフやキップ、ステアといった数種類のカウレザーとゴートレザーなどを適材適所に配置し、オールブラックながらエレガントに。踵のパッド入りのライニングやクッション性の高いオリジナルのインソール、ヴィブラム社製のアウトソールを使用しており履き心地も抜群だ。今作のような革靴感覚で楽しめるシューズは多くない。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Yuho Nomura Kazuki Ebina
▲ WPの本文 ▲