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僕らのファッションには欠かせないアイテムである“スニーカー”。最新モデルや限定モデル、クラシックなモデルなどたくさん種類はあるけれど、結局履くものはいつも同じだったりする。おしゃれな人がリアルに愛用しているスニーカーはどんなものなのかを探る連載「みんなのマイ・スニーカー」、第12回は会社員の前田 大揮さん。
VANS
AUTHENTIC
いつも自転車で出社しているという前田さん。撮影の日も現場まで自転車に乗って来てくれた。なんとVol.3で紹介したレショップの石黒さんとは友だちで、地元にいたころからの同級生なんだとか。
「スニーカーは汚れているもの、なんなら黄ばんでるくらいのものが好きで、そのほうが僕の洋服と相性がいいんです。よく履くのがこのヴァンズ オーセンティックで、表参道も行けば、今日みたいに自転車に乗るときや野球をするときも履きます」。
「ヴァンズはストリートな人や学生が履くイメージが強かったんですけど、社会人のいま履くのが気分的にちょうどいい。僕のなかでは足し算引き算のバランスが腑に落ちる唯一の靴なんですよね(笑)」
ヴァンズ オーセンティック
VANS
AUTHENTIC
2足目もヴァンズのオーセンティックだ。
「これは古着屋で見つけたオーセンティックで、現行のものだと思うんですけど、この発色のをあまり見たことがなくて。すごくいい色だと思い購入しました」。
「1足目のヴァンズも青ラインが入っていたり…。僕、青が好きなのかもしれないですね。これは全体の色味と白いステッチのバランスがすごい好き。石黒は黄色いオーセンティックを紐を抜いて履いていましたが、青に関しては紐がいいアクセントになっていると思います(笑)」
ヴァンズ オーセンティック
PUMA
CLYDE
3足目はプーマ クライド。似たモデルにプーマ スエードがあるが、これはバスケットボールの花形選手 ウォルター・フレイジャーにインスパイアされたもの。フレイジャー氏の愛称“クライド”がモデル名の由来なんだとか。
「これも古着屋で見つけたものなんですけど、買ったときにデニムを履いていて、すごくマッチしたんです。めちゃめちゃ汚れてるし、プーマっていうのも履いている人が少ないなと思って購入。あとは2,800円とシンプルに安かったのも理由のひとつ(笑)」
「僕、ジュビロ磐田の下部組織でサッカーをしていたことがあり、当時のユニフォームがプーマだったんです。そんなバックボーンもあって僕にぴったり。お気に入りの一足ですね(笑)」
「3足とも古着屋で購入したものであわせて1万円くらい。靴やメガネ、帽子などの小物は、そのもの自体に価値がなくていいけど、それにどれだけ付加価値をつけれるかみたいなところが重要というか、好きです!」
プーマ クライド
そのスニーカー、
いつもどう合わせてる?
前田 大揮/会社員
Instagram:@hiropi_inokashira
JACKET:USED(古着)
TOPS:USED(古着)
PANTS:Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ)
SHOES:VANS(ヴァンズ)
「なんとなくですけど、いつも全身の色のトーンが合うようにスタイリングしています。今日だったら、Leeのジャケットとトップスが古着なので、ブルックス ブラザーズのパンツでバランスをとるなど、古着ときれいなアイテムを組み合わせることも多いです」。
Photos:Kanta Matsubayashi Composition&Text:Kazuki Ebina
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みんなのマイ・スニーカー