▼ WPの本文 ▼
僕らのファッションには欠かせないアイテムである“スニーカー”。最新モデルや限定モデル、クラシックなモデルなどたくさん種類はあるけれど、結局履くものはいつも同じだったりする。おしゃれな人がリアルに愛用しているスニーカーはどんなものなのかを探る連載「みんなのマイ・スニーカー」、ここでは本連載の記事の中からナイキのスニーカーのみをまとめてお届けする。
Patta x Nike
Air Max 1 “Monarch”
「これまでエア マックス90、95、97などもっとハイテク感の強いエア マックスは履いていたんですけど、エア マックス 1は履いたことがなくて…」
と話すのは、メンズノンノモデルの中田 圭祐。このスニーカーは、オランダ アムステルダムを拠点とするストリートブランド、パタとのコラボレーションによるエア マックス 1だ。
「最近エア フォース 1やダンクを履く人が多いなかで、エア マックス 1を履いてる人少ないなってナイキ好きの友だちと盛り上がったのが購入のきっかけです。コラボらしいスエード地の波型のマッドガードや派手すぎないカラーなどクラシック要素もあって、僕のなかでは挑戦的なスニーカーです」。(メンズノンノモデル・中田 圭祐)
パタ × ナイキ エア マックス 1 “モナーク”
NIKE
AIR JOTRDAN1
定番のアイテムが好きという中川の1足目はオールホワイトのナイキ エア ジョーダン1だ。
エア ジョーダン1は、ナイキとNBAのレジェンド、マイケル・ジョーダンとの契約によって生まれたバスケットボールシューズ。シリーズ上、唯一のスウッシュが付くモデルで、他のエア ジョーダンよりも王道のナイキらしさが感じられる。
「スニーカーもコンバース CT70やヴァンズ オールドスクールといった定番を履くことが多いです。エア ジョーダン1はストリート色が強いスニーカーですが、このオールホワイトのカラーは上品さもあり、コーディネートにも合わせやすい」。(メンズノンノモデル・中川 大輔)
ナイキ エア ジョーダン1
NIKE
Waffle Trainer 2
「職業柄、スニーカーはそこそこ持っているほうだと思います。ブランドでいうとナイキが多くて、エア ジョーダン1なら赤黒のブレッドや、マイケル・ジョーダンの母校のカレッジカラーを落とし込んだノースカロライナ、エア マックス1だと赤白といった、当時のOGカラーやチームカラーが好きで集めていました」。
そう語るのはメンズノンノ本誌でおなじみのスタイリスト 庄 将司さん。メンズノンノの特集やスナップでもよくバッシュを履いているから、ストリート色の強いスニーカーを持ってくると思いきや…
「バッシュは好きでたくさん持っているんですけど、服に合わせづらいのが難点。最近はコーディネートのことを考えてスニーカーを買うことが多くなり、今回はそういう視点で持ってきた3足です」。
とまず紹介してくれたのが、ナイキ ワッフル トレーナー。これはナイキの共同創業者 ビル・バウワーマンがワッフルの焼き型で実験した結果生まれたモデルだ。
「ナイキのワッフル トレーナーは、モードな服というかファッショナブルな服とも相性がいいと思います。この黒白のカラーリングもモダンでかわいい。値段も9,900円とバリューなのも魅力」。(スタイリスト・庄 将司さん)
ナイキ ワッフル トレーナー 2
NIKE
ALL COURT CANVAS
バック・トゥ・ザ・フューチャーの主人公マーティのようなスニーカーを履いてきた木下さん。お気に入りのスニーカーとしてナイキ3足を持ってきてくれた。
「お父さんがリーバイスとナイキをこよなく愛する人で、小学生のころ家にたくさんナイキがあったんです。中学生になると足のサイズも大きくなり、背伸びして勝手にお父さんのナイキを履くようになったのが始まりです。そこから誕生日プレゼントとかで限定モデルを買ってもらったりもしてどんどん好きになっていきました」。
「これは貰い物なんですけど、ナイキのテニスシューズでオールコートというモデルです。ちょっと野暮ったい感じが魅力的。80年製のヴィンテージなんですけどすごく状態がいいので、これからも長く愛用できそうです」。(cliché shop・木下 誉さん)
ナイキ オールコート キャンバス
NIKE
KILLSHOT 2
ナイキのテニスシューズの名作キルショット。1970年代に誕生したモデルで、ラケットボールやスカッシュなどの難易度の高い技名がネーミングの由来。
「アメリカのファッションブランド、J.クルーとのコラボレーションモデルです。大学生のころスケートボードをやっていたこともあり、このスケシューっぽい見た目が好みです。レザーとガムソールの組み合わせもクラシックでいい」。(cliché shop・木下 誉さん)
ナイキ キルショット 2
NIKE
AIR FORCE1 NEW YORK KNICKS
「すごく汚いんですけど…、これはめちゃくちゃ気に入っています(笑)」
と紹介してくれたのはナイキ エア フォース1だ。1982年に登場し、最初にエアソールを搭載したバスケットボールシューズである。
「NBAのバスケットチーム、ニューヨーク ニックスのイメージカラーで作られたモデルです。色物が好きっていうこともあり、このオレンジとブルーのカラーが心に刺さりました。裏地がメッシュと謎の作りも面白くていいなと思います」。
「3足とも良く言えば海外の学生が通学に履いていそうな、日本だと体育の先生とかが履いていそうなスニーカー。このダサさが好きなんですよね(笑)」(cliché shop・木下 誉さん)
ナイキ エア フォース1 ニューヨーク ニックス
NIKE
QUANTUM FORCE
80年代に登場したナイキ カンタムフォースだ。
「ここ5年ほど、ナイキの80年代、90年代のバッシュでまだ復刻されていないものを集めていて、その一つがこのカンタムフォース。いなたいけど、太いパンツとも相性が良くてスタイリングの落とし込みで履いたりしています」。(スタイリスト・松川 総さん)
「なんで復刻してないんだろうって思うくらいかっこいいし、モデルに履かせても様になる。「これなんていうモデルですか?」って聞いてきてくれる子もいます」。
ナイキ カンタムフォース
NIKE
CORTEZ
ナイキの代表作のひとつコルテッツ。ナイキの共同創業者 ビル・バウワーマンがデザインし、1972年にナイキの初のスニーカーとして登場した。ナイキといえばエア ジョーダンやエア マックスの印象が強いが、コルテッツはナイキの原点といえる一足なのだ。
1995年にアカデミー賞作品賞に輝いた『フォレスト・ガンプ』でトム・ハンクスが履いていたモデルとしても有名。
「ローファーやドクターマーチンみたいな革靴を全く履かなくて、ほぼ一足も持っていないんです。そこで革靴感覚で履いているのがこのオールブラックのコルテッツ。これも日本では展開していないモデルで、他のスニーカーより細く感じるので、きれいな印象にしてくれます」。(COUNTER ショップスタッフ・長塚 優河さん)
ナイキ コルテッツ
NIKE
LAHAR LOW
90年代のストリートシーンで流行していたエア ラハール エスケープの復刻モデル ナイキ ラハール ロー。アウトドアかつ厚底といまのトレンドともマッチする一足だ。
「アウトドアなものが気分で、こういうのがほしいなと思っていたタイミングで出会って即買い。当時のアウトドアシューズらしいカラーとルックスがアイキャッチ。アウトソールもボリュームがあるんですけど、意外と普通のスタイルにも合わせやすく、気に入っています!」(COUNTER ショップスタッフ・長塚 優河さん)
ナイキ ラハール ロー
Photos:TOWA Kanta Matsubayashi Composition&Text:Kazuki Ebina
▲ WPの本文 ▲
みんなのマイ・スニーカー