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「語れるアウトドア」連載の第六回目のテーマは「トレッキングシューズ」。山登りやキャンプなどのアウトドアに欠かせないアイテムだが、快適な履き心地とソリッドなデザインはタウンユースにもぴったり。今回は本格アウトドアでも活躍する機能性を備え、街履きにもちょうどいいギア感があるアイテムを厳選し紹介する。
凸凹ソールが地面をグリップ
登山靴の生産地として世界的に有名なイタリアで、1964年に設立したガルモント。確かな技術力によって、快適な履き心地と機能性を併せ持った製品を生むメーカーだ。このシューズは最新技術を用いたアウトソールが特徴。「MICHELIN KA486」というソールは凸凹とした形がどんな地形にもフィットし、地面をしっかりとグリップする。さらにクッション性が高い仕様となっていて、足への負担が少ないのもポイントだ。
シューズ(ガルモント)¥28,600/FDR[TEL:0120-000-813]
街にも馴染む
ミリタリー由来のデザイン
ホカの人気モデル「KAHA GTX」にローカットタイプのモデルが登場。強さとサポート力を意味するマオリ語が由来の“KAHA”は、その名前の通り歩行する際の安定感が特徴だ。ブランド独自のフォームや特許を取得した形状、Vibram®Megagripトラクション、フットロックダウンのための靴ひも調整システムなどを搭載し、足をしっかりと包んでくれるから登りも下りも楽に歩ける。ミリタリーをベースにしたデザインでツラもよく、トレッキングシューズとしてはもちろんファッションアイテムとしても活躍する一足。
シューズ(ホカ)¥31,900/デッカーズジャパン[TEL:0120-710-844]
グリップ力と耐久性の両立
イノヴェイトは2003年イギリス発祥のオフロードシューズブランド。「Roclite G 315 GTX Men」というこのモデルは、見た目の重厚なデザインとは裏腹に素早く歩き続けるためのプロテクション性能を備え、超軽量。鉄の200倍の強度を持ちながら曲げ伸ばしが可能な素材「グラフェン」をアウトソールに搭載し、グリップ性と耐久性を両立させた。アッパーにはナイロンメッシュを採用しているから、長時間歩いても靴が蒸れにくく快適。
シューズ(イノヴェイト)¥20,900/デサント トウキョウ[TEL:03-6804-6332]
長時間歩ける、抜群の履き心地
ハイキングシューズから防水靴、雪靴まで多くのラインアップを揃えるメレルの定番モデル「MOAB 2 GORE-TEX®」。耐久性とグリップ力に定評があるVibram®アウトソールを搭載し、雨でぬかるんだ道や雪道でもしっかりと歩行をサポート。さらにミッドソールのかかと部分にはエアークッションと呼ばれる衝撃吸収材を備え、歩行を安定させ長時間歩いても疲れにくい。
シューズ(メレル)¥15,180/丸紅フットウェア[TEL:03-3665-1789]
モダンなデザインにハイスペックを搭載
「X ULTRA™ 4 GORE-TEX」は、従来モデルのフィット感と快適な歩行性能をベースに、より安定性とサポート性を強化したハイキングシューズ。特殊なミッドソールの組み合わせによって、足首の動きの自由を損なうことなく関節をサポート。さらに「Contagrip® MA」アウトソールでぬかるみや濡れた岩場などの滑りやすい地形でも滑らないようしっかりグリップ。ハイク、トレイルランなどの山岳アクティビティに向けたハイスペックな1足だが、タウンユースにすんなりフィットするサロモンらしいモダンなデザインも魅力だ。
シューズ(サロモン)¥18,700/サロモン コールセンター[TEL:03-6631-0837]
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Composision&Text:Takako Nagai
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