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デビュー間もないにもかかわらず、人気沸騰中のブランドが勢ぞろい!パンツ専業、古着屋が手がけるオリジナル、歴史ある老舗メーカーが母体など、早耳な服好きたちが注目する、個性豊かなニューフェイスをチェックしよう。
Tamme – タム –
since 2021
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英軍フライトジャケットがこんなにモダンになるなんて
「先シーズンも展開され、すぐに完売してしまったこのブルゾン。今回は個人的にも大好きな、幅広いシーズンで着られるウールポリエステル生地を使い、さらりとはおれそう。英軍フライトジャケットをベースに、ジップやボタンのあしらいなど、随所にディテールがきいています。今作も間違いなく早く売れてしまうので、今のうちにゲットしておきたいです」。
スタイリスト・瓜坂拓海さん
「デザイナーはサカイ出身。それだけで、気になってしまう!」。デビューシーズンはオンライン限定6型のみの展開だったが、今季から本格始動。
PWA – プア –
since 2020
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アクティブに動けて、カラバリでそろえたいスラックス
「さりげない表情のあるウールライクなポリエステル生地は、スウェットやコットンニットなど、春先のトップスにもなじむ上品な質感。なのにタフでイージーケア、ポケットも機能的。なので、自転車通勤の相棒としてヘビロテ中です。ハーフゴム仕様のウエストやシワになりにくい生地、洗濯しても落ちにくいタックなど、肩ひじ張らずに毎日はける工夫もすばらしい」。
1LDK ショップマネージャー・木下 誉さん
"個性は服ではなく人に宿る"がコンセプト。「アイテムはすべてポリエステル素材で、気兼ねなくはける。多色買いやリピートしやすい価格設定も魅力です」
LIFiLL – リフィル –
since 2021
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スーピマコットンを、独自製法で最大限滑らかに
「リラックスアイテムの代名詞であるスウェットですが、これはオンスタイルにももってこいの上品な生地が魅力。プレスルームにリースに行って、そのまま子どもと公園で遊ぶこともできそうです。ハードに使うのにも気後れしない、高すぎないプライスもいい。僕はデニムにもスラックスにも合わせやすいブラックを購入しました」。
スタイリスト・末廣昂大さん
「シンプルな製品だからこそ、ダイレクトに原料や製法への飽くなきこだわりが伝わってくる」。新鋭ブランドだが、母体は創業150年の老舗繊維商社。
Sheba – シーバ –
since 2019
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「今年は1枚でインパクトのある洋服より、『どう着るか』を自由に選べるようなアイテムを買い足していくつもりです。例えば手持ちの洋服を合わせたときに新しい着こなしを閃きそうな、インスピレーションのあるもの。そういう意味では、ネックの切り替えや裾のほつれなど、やりすぎていない奇抜さが特徴のこのカットソーは、着こなしがいがありそう」。
OOO YY スタイリスト・Ryutaroさん
「19 A/Wのデビューシーズンから注目してきたブランド。クセはあるけど奇抜すぎないリアルクローズ、そんなデザインバランスに惹かれています」
Call – コール –
since 2021
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変化球ベストが着こなしの幅を広げてくれる
「まだ肌寒い時期の春夏モノって、買ってすぐに着られないものが多いですよね。その点、ベストは今の時期の即戦力。ニットの上に、ジャケットやコートの下にと、コーディネートの隙間を埋めてくれます。コルセットから着想を得たという珍しいカッティングは、レイヤードしたときにもかなり新鮮。手持ちの洋服の新しい一面を見せてくれそうです」。
O 代官山 スタッフ・伊野智也さん
アーティスト・EUGENE KANGAWAの下で学んだ石川義朗氏により、21 A/Wからデビュー。「同世代が手がけるブランドとあって応援しています!」
So HAT -ソーハット –
since 2021
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レトロポップなイラストの抜け感がたまらない
「スタイリングのハズしにぴったりな、ビーニーや総柄の帽子にハマっていたので、ソーハットのラインナップはまさにドンピシャ。ハットにニット素材を用いるのも珍しいですが、昔サッカー部だったこともあり、なにより刺さったのはマンチェスターシティカラー! 男女でシェアするのもよさそう」。
アパレル会社員・本木 翔さん
帽子と花瓶、食器だけを扱う下北沢の古着屋・ソーワットヴィンテージのオリジナルブランド。「ここにしかない、個性的な帽子がたくさんあります」
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masanori Takahashi Text:Masahiro Kosaka[CORNELL]
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