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今シーズン最初の買い物で、何を手に入れるべきなのか…。悩んだときは、信頼のおける達人たちの話に耳を傾けよう。この春、彼らが注目しているアイテムやブランドすべてを徹底リサーチ。読んだら最後、物欲に火がつくこと間違いなし!
独自の視点でショッピングを楽しむ12人の目利きが、一番に狙っているものを、熱い語りとともにお届け。僕らがそれを欲しくなってしまったのには理由がある!
NEEDLES
ハイビスカス柄セットアップ
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この春は、ハイビスカス柄で目立つ
「ここ最近、黒い洋服ばかり着ていたこともあり、今年はカラーアイテムを積極的に取り入れていきたいと思っています。ただ色は華やかであっても、クラシックな品のよさをあわせ持っている絶妙なバランスのものがいい。そんな気分にぴったりだったのが、このニードルズのセットアップでした。ハイビスカス柄が全体に施されていて一見するとかなり派手なのですが、形はクラシックなセットアップで、一周回った新しさがあるんですよね。普段着としてさらっと着つつ、『あっ服部がやって来たな』みたいな目印的な着方を狙っています(笑)」。
スタイリスト・服部昌孝さん
1985年生まれ。気鋭のアーティストたちのスタイリングを手がけ、2020年には制作会社「服部プロ」を設立。MVやCM制作なども行う。
BOTTEGA VENETA
レースアップブーツ
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見ただけで、いろいろな履き方が想像できる
「ふらっと立ち寄った伊勢丹新宿店で見つけて、値段なんか気にせず、これは買わなくてはいけないと思ったんです。アッパーがナイロン素材で、グリーンの靴ひもという組み合わせにグッときました。こんなの絶対に買って損しないじゃないですか(笑)。どんな着こなしにもマッチしそうですが、今の気分だとナイロンパンツやデニムと合わせたいかな。暑くなったら、ショーツとロングソックスと合わせてもよさそうです。まだまだ寒いのに着こなしの妄想だけが膨らんでいく。自分は、直感で欲しいと思ったらすぐに買ってしまうタイプ。今回は一年のはじまりだから、というのを言い訳にしてしまいましたが…」。
MONO NO AWARE・加藤成順さん
1993年生まれ。バンドMONO NO AWAREでギターを担当するほか、アコースティックユニットMIZとしても活動。服好きとしても有名。
JULIUS TART OPTICAL
メガネ「AR」
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憧れの名優をめざして、気合を入れるために
「欲しいものを見つけるとつい買ってしまい、そんなふうに物欲に身を任せていたら部屋中が洋服や小物であふれてしまって…。もうこれはダメだと思って、昨年末に大掃除を決行。そのときに、これからは本当に手もとに残しておきたいものだけを買うことにしたんです! 一番に思い浮かんだのが、ジュリアスタートオプティカルのメガネでした。この"AR"という形は、僕が尊敬するジェームズ・ディーンなどもかけてきた名品の復刻。いつか自分もそんな名優に近づけるよう、これをかけて目標に突っ走っていきます!」。
俳優・宮世琉弥さん
2004年生まれ。現在、ドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』に出演中。趣味は古着屋巡りという、大のファッション好き。
Photos:Keita Goto[W] Hair & Make-up:Yosuke Akizuki Stylist:Masashi Sho Illustrations:Kenichi Watanabe Model:Rio Takahashi[MEN’S NON-NO model]
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