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「語れるアウトドア」連載の第一回目のテーマはキャンプアウター。ソロキャンプや釣り、グランピングなど外で楽しむ遊びが一大ブームになる昨今、まず欲しいのは、見た目が良くて高い機能性を備えた“語れるアウター”だ。隠れたギミックやハイテク素材なら、チルタイムのファッション談義だって盛り上がる。動きやすくて軽くて暖かく、シャレ感も忘れない、マストバイなアウター5選を紹介する。
ふたつの表情を楽しめる
リバーシブルダウン
都会で着るアウトドアウェアを牽引してきたナナミカから、ダウンカーディガンが登場。表地にははっ水性のあるコットンツイル生地を、裏地には軽くて丈夫なポリエステルリップストップを採用したリバーシブル仕様だ。さらに中綿には光電子ダウンと呼ばれる高機能素材を用い、一枚だけでも非常に暖かい。ミリタリーアイテムをベースにしたデザインとゆとりを持たせたシルエットはトレンド感があり、表地と裏地で異なる表情が魅力だ。
ダウンカーディガン(ナナミカ×ザ・ノース・フェイス)¥39,600/ナナミカ 東京[TEL:03-5728-3266]
抜群の暖かさと、
コットンライクな風合いが魅力
毎年好評のマニュアルアルファベットとナンガの別注ダウンジャケットがアップデート。メインの表地には素材の開発から取り組んだオリジナルの難燃素材を使用し、機能素材でありながら柔らかくコットンのような風合いが魅力。更にツールポケットや起毛生地のハンドウォーマーポケットを装備し、使い勝手も抜群だ。少しゆとりのあるシルエットはトレンド感もあり、アウトドアのみならずタウンユースでも主役になる一着だ。
ダウンジャケット(マニュアル アルファベット×ナンガ)¥89,100/エムケースクエア[TEL:06-6534-1177]
焚き火に活躍する
火に強い、2WAYスモック
1940年代にイギリスで創業されたバックパックブランド、カリマー。タフで機能的、そしてデザイン性も優れたプロダクトでクライマーを始めアウトドア好きから支持されるブランドだ。難燃糸を使用したこのコートは、2WAYの着方が可能。キャンプシーンでは、大容量ポケットを正面にスモックとして着用。防風性に優れ、燃えにくい素材だから焚き火にも使いやすい。また前開き仕様側で着用すれば、トレンチコート のような見た目で着こなすこともできる。
ジャケット各¥16,500/カリマーインターナショナル[TEL:03-3221-6883]
多機能ポケットを備えた
ボアジャケット
100年以上の歴史を誇るカナダの老舗アウトドアブランド、ウッズ。保温性に優れたボアフリースが襟裏までカバーし、首元まで暖かい一着だ。程よいゆとりのあるシルエットで、インナーにたくさん着込めるのも嬉しい。このジャケットは、カラビナや多機能ポケットなどアウトドアブランドならではのギミックを備え、高い収納力が特徴。キャンプで小物を入れるのに活躍するのはもちろん、カードやコインを仕分けて入れたりと日常生活でも大活躍だ。
フリースジャケット(ウッズ)¥22,000/ハワード[TEL:03-5728-5858]
防風性に優れた仕様と
モードな佇まいが魅力
防水性や防寒素材、可動域を広げるパターン設計など、機能性の高さを追求したアイテムが人気のマーモット。このウール混の中綿を使用したジャケットは、ウールの特性である吸放湿性に優れ、不快な蒸れを軽減してくれる。鼻の上まで覆うほどの高い襟は冷気の侵入を防ぐだけでなく、どこかモードな佇まい。斜めに配されたデザイン性の高いジップと相まって、都会的な着こなしにも合う一枚だ。
ジャケット(マーモット)¥28,600/デサントジャパンお客様相談室[TEL:0120-46-0310]
Photos:Arata Suzuki Stylist:Atsuo Izumi Composision&Text:Takako Nagai
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